【残雪期・雪山登山】鳳凰三山~長い樹林帯の先に待つ南アルプスの大展望~

2019/3/22-23の日程で、南アルプスの鳳凰三山に雪山テント泊にいってきました!

<本ブログではアフィリエイト広告を利用しています>

鳳凰三山の紹介

鳳凰三山は、南アルプス南部の「地蔵岳(じぞうだけ)2,764m」「観音岳(かんのんだけ)2,841m」「薬師岳(やくしだけ)2,780m」の3山から成ります。

登山口はいくつかありますが、積雪期は夜叉神の森から1泊2日で登るのが一般的となります。
山小屋が営業していないため、幕営装備を担ぐ必要があります。
技術的には低難度、体力的には中難度となります。

今回のブログで紹介するコースは以下の通りとなります。

(初日)夜叉神の森→南御室小屋(幕営)(コースタイム5:40)
(2日目)南御室小屋→薬師岳→観音岳→薬師岳→南御室小屋→夜叉神の森(コースタイム8:10)

登山開始~南御室小屋まで

夜叉神の森に前日車中泊します。
夜叉神の森は、北岳や鳳凰三山の登山口となっています。
この時期でもトイレが解放されています。


鳳凰三山に登る場合は、ここが登山口となります。


最初の30分ほどは、まったく雪がありません。
20kgのザックが身に応えます。(酒を持ちすぎました)


登山の安全を祈願します。
お供えという名目で余分な酒をデポしようかと本気で悩みました。


ちらほらと雪が出始めました。
軽アイゼンやチェーンスパイクがあると登りやすいです。


登山開始から1時間、夜叉神峠に到着しました。
北岳、間ノ岳、農鳥岳から成る白峰三山の好展望地です。
夜叉神峠は幕営指定地となっており、冬季もトイレが解放されています。
ここで幕営している人も多数見られました。


ブログ主はさらに先へと進みます。


一般的に、南アルプスは樹林帯歩きが長いです。
鳳凰三山も例に漏れず、ひたすら樹林帯が続きます。


たまに樹林帯の隙間から白峰三山が顔を覗かせます。


山火事跡にて休憩中。


山火事跡は白峰三山の好展望地です。
小休憩をするのにちょうどよいでしょう。


先に進みます。


初日は気温が高く雪が腐っており、場所によっては膝上まで踏み抜きます。
体重の軽い同行者はまったく踏み抜いていませんでした。
ダイエットしようと心に誓いました。


苺平に到着しました。
苺平とか可愛い名前ですが、この時期のこのルートは長い樹林帯、重いザック、嫌らしい踏み抜きの3重苦のため、まったく可愛くないです。


甲府の街並み


幕営地・南御室小屋の紹介

幕営地・南御室小屋に到着しました!


この時期でも南御室小屋はトイレと水場が解放されています。


水場です。


とてもおいしい湧き水です。
この湧き水を地上まで引いてきてボトル1本50円で販売する商売をしたい。


水場の下は底なしの穴となっており、水筒等を落とさないように注意!
落とすとおそらく回収できません。


error: Content is protected !!