G.W.の長期休暇を利用し、2019/5/4-5の日程で火打山と妙高山に雪山テント泊にいってきました!
目次
火打山と妙高山の紹介
火打山と妙高山は、上越(新潟県南西部)に位置する標高2,000m中盤の山です。
火打山はなだらかな稜線が、妙高山はゴツゴツとした岩が特徴的な、対照的な山です。
高谷池ヒュッテや黒沢池ヒュッテを起点とすると、1泊2日で両方の山に登ることができます。
今回は、高谷池ヒュッテを起点として1泊2日で両方の山に登頂した記録をご紹介します。
登山開始まで

笹ヶ峰駐車場に前日車中泊します。
天の川の季節です。

翌朝を迎えます。
笹ヶ峰駐車場は、50台程度駐車可能です。

早朝の駐車場は路面凍結しています。
5月ですが、早朝に駐車場に来る場合はスタッドレスタイヤが無難でしょう。

トイレが利用可能です。

この地点から取り付きます。登山口の札が掛かっています。
時刻は6時半。

このゲートをくぐり、登山開始となります。
高谷池ヒュッテ

序盤1時間は、広大な樹林帯をハイクしていきます。
目印がほぼ皆無で、なおかつどこでも歩けてしまうため道迷いに注意です。
GPSを使用した方がよいでしょう。

橋を渡ります。
若干橋の場所がわかりにくいです。

標高を上げていきます。

左手に高妻山、そして右手奥には…北アルプスの後立山連峰が見えてきました!

高谷池ヒュッテ手前の広大な雪原に出ました。

高谷池ヒュッテに向かい、トラバースしていきます。

高谷池ヒュッテに到着しました!
高谷池ヒュッテがこの時期営業しています。ヒュッテ泊とするのが暖かくて荷物も軽くなるのでオススメです。
一方、ブログ主は約20kgの荷物を背負いテント泊です。
なんでだろう、普通の人と同じことができない…。

テントの受付をします。
積雪期の料金は一人当たり100円です。
尚、左側のホースから雪解け水を無料でもらうことができます。

飲み物が豊富です。
ウイスキーを買って天然雪割りを作るのもいいでしょう。
火打山

テントを設営し、火打山を目指します。
時刻は13時半。

天狗の庭は広大な雪原となっています。
右奥の岩山がビッグサンダーマウンテンにしか見えない。

天狗の庭~火打山に至る夏道は稜線上ですが、この時期は雪庇が強く通過できません。
よって、南側(進行方向左側)をトラバースし火打山を目指していきます。

火打山直下です。
ここから先は急斜面のため、12本アイゼンとピッケルを装備した方が良いでしょう。

火打山斜面にて。北側に富山湾と日本海が見えてきました!

火打山を目指すアルピニストたち。

振り返る稜線。

頂上が見えてきました!

火打山・頂上(標高2,461m)に到着です!

左奥は北アルプスの後立山連峰、そして右奥は噴煙を上げる焼山です。
焼山は数か月前に登山規制が解除され、登頂可能となりました。
ですが、急遽噴火するリスクはゼロではないため、普通の人は登ろうとは考えません。
あぁ、登りてぇ…。

展望を楽しんだのち、高谷池ヒュッテのテントへと帰還します。
宴会

楽しい宴会の始まりです。
あらかじめ天然の雪で冷やしておいたため、冷たいアルコールを味わえます。

野菜料理。健康的です。

こちらは麻婆豆腐。辛いので食が進みます。

焼肉。山では貴重なタンパク源です。
このあともまだまだ料理が出てきます。
消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多い疑惑。
次ページは満点の星空です。