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【残雪期・雪山登山】蝶ヶ岳~静かな釜トンネルと上高地を抜けて~

2017/3/18-20の日程で、残雪期の蝶ヶ岳に雪山テント泊にいってきました!

蝶ヶ岳と今回の山行コースの紹介

蝶ヶ岳は、北アルプスに位置する標高2,677mの山です。
5~6月に雪が融けると蝶の模様があられることから、この名前が付けられました。
夏の蝶ヶ岳は、手前まで車両でアクセスできるため、日帰りでも登頂が可能です。
一方、冬季は道路が閉鎖されるため、2泊3日の行程をかけないとたどり着けない、遠い山と化します。

今回は残雪期に蝶ヶ岳に登ったときの記録を紹介します。

本ルートの詳細

コースは以下の通りとなります。

(初日)釜トンネル入口→河童橋→横尾(CT 6:10)
(二日目)横尾→蝶ヶ岳山頂(CT 5:15)
(三日目)蝶ヶ岳山頂→徳澤→河童橋→釜トンネル入り口(CT 7:20)

本ルートについては、山と渓谷社の「厳選 雪山登山ルート集」や、同「雪山登山」に詳細が記されています。
雪山では雪崩防止のため、通行できるルートが限られています。
必ずルートを下調べしてから通行するようにしましょう。

難易度は、体力的には高難度、技術的には初級かと思われます。
一応ピッケルは持っていた方がよいですが、今回は使いませんでした。

初日。釜トンネルと河童橋を抜け、横尾を目指す

さわんどの駐車場にマイカーをデポし、タクシーで釜トンネルの入り口まで移動します。
夏季は釜トンネル内部もタクシーで通行できますが、冬季はできません。

釜トンネルの入り口から登山開始。



この時期の釜トンネル内部は照明がついていません。
ヘッドライトを付けて、トンネル内部を歩いていきます。
冒険感があって楽しい!ですが、これがなかなか長いです。

ヘッデンを付けて釜トンネルを通行するメンバーたち
もうすぐトンネルを抜ける…!



歩くこと約1時間、トンネルを抜け、アルプスの山々が眼前に姿を現しました。

トンネルを抜けると、アルプスの山々が顔をのぞかせた。



さらに歩を進め、大正池に到着しました。
大正池は1915年(大正4年)に焼岳が噴火した際、梓川がせき止められてできた池です。
この日は無風だったため湖面がおだやかで、湖面に反射した逆穂高岳が見られました。

大正池。池は凍っている箇所も多い
氷が解けている箇所では、湖面に反射した逆穂高岳が見られた。
写真撮影が止まらない
氷にいたずらするメンバー



さらに歩を進め、河童橋を目指します。
梓川を横目に眺めながらの雪上ハイクです。

梓川の右岸を進むメンバーたち。



河童橋に到着しました。釜トンネル入り口を出発してから約3時間です。
夏季だと河童橋までタクシーで入ることができます。アプローチに時間がかかるのが冬山の難点です。しかしその分、静かな山歩きを楽しむことができます。

河童橋。



さらに徳澤園を経由し、初日の幕営地である横尾山荘を目指します。
景色は曇天模様に代わってきました。
さらに、20kg超はあるであろうザックの負担が体にかかり、メンバーの進むペースが徐々に遅くなってきます。

曇天模様と重いザックのため、ペースの上がらないメンバーたち。



横尾に到着しました。
初日はここで幕営します。 なお、横尾ではこの時期でも水が出ており、雪をバーナーで溶かす必要はありませんでした。

テントの幕営作業中。もうすぐ横になれる…!
テントの中で宴会中



夜には雲が取れました。
穂高連峰の上に浮かぶ星空がとてもきれいです。

星空と穂高連峰

二日目。蝶ヶ岳山頂へ!

二日目の朝を迎えます。
天気は快晴です。

二日目の天気は快晴!



急登の樹林帯を登り、蝶が岳山頂を目指していきます。
樹林帯を抜けるまで3時間以上かかります。
普段ならばなんてことない登りですが、装備が重いため体力を削られていきます。

12本アイゼン+ダブルストックで樹林帯を登っていく。はじめは足取りも軽いが…
ザックを下ろして休憩中。
たまに、樹林帯の隙間から山々が見渡せます。



そして樹林帯を抜けました!
装備はダブルストックのままでも、ピッケルに換装してもどちらでもよいかと思われます。
ここから蝶ヶ岳ヒュッテまで、天空の稜線歩きが続きます。

森林限界手前。わくわくが止まらない…!
森林限界を超えました。稜線上を目指します。
稜線ハイクのはじまり。
蝶ヶ岳山頂まで、約30分の稜線ハイクが続く
蝶ヶ岳山頂と蝶ヶ岳ヒュッテが見えた!



無事に蝶ヶ岳山頂へと到着しました。
蝶ヶ岳ヒュッテの横に幕営します。

蝶ヶ岳山頂。
山頂ではテントが直接風にさらされる。風対策としてテント横に雪の壁を高く積み上げた。

次ページは、夜の景色です。
満点の星空と月明りに照らされる穂高連峰です。

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