2020年シーズンは、コロナの影響で登山道が閉鎖されていたり、山小屋や隣接するテント場が休業していることがあります。また、人数を少なくするため予約制となっているテント場もあります。
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【残雪期・雪山登山】常念岳~雪渓の先に待つピラミッドピーク~

常念岳の紹介

常念岳は北アルプス南部に位置する標高2,857mの山です。ピラミッド型が特徴的な山容をしています。

登山道からは森林限界上の大展望ハイクを楽しむことができ、特に槍ヶ岳と穂高連峰の絶景を楽しむことができます。

今回の記事では、一ノ沢登山口から入山し、涼しい沢沿いを進み、豊富に残る雪渓を通過し常念岳頂上に至るルートを紹介します。

(初日)駐車場→一ノ沢登山口→胸突八丁→常念乗越→常念岳山頂→常念乗越(CT6:55)
(二日目)常念乗越→横通岳手前→常念乗越→胸突八丁→一ノ沢登山口→駐車場(CT6:00)

登山開始~雪渓取り付きまで

マイカーで常念岳登山口近くまでやってきました。
林道途中にて左手に曲がり、駐車場に入ります。


駐車場には約50台の車が駐車可能です。
尚、駐車場にはトイレはありません。


常念岳を眺めながら、約20分間の林道歩きです。


林道を歩くこと20分、一ノ沢登山口に到着しました。


一ノ沢登山口に到着しました。
立派なトイレが建てられています。中はとても綺麗です。(洋式)


登山道に突入します。
序盤は雪はまったくありません。


新緑の美しい季節です。


一ノ沢登山道は、文字通り沢沿いのコースです。
この日は平地で最高気温35度の真夏日予報でしたが、このコースでは冷たい水が流れているため、とても涼しいです。


渡渉(としょう:川を渡る事)1か所目です。
浅いため難易度は低いです。
ダブルストックでバランスを取りながら渡ればなんてことはありません。


油揚げにしたらおいしそう(注:決して真似しないでください)


ガレ場を横切ります。
ガレ場を直登するのではなく、左手の梯子に進むのが正しい道です。
正しい道にはピンクテープが付けられています。


はしご


渡渉2か所目。
水深が深く流れも急なため、難易度が高いです。
ブログ主は、ピンクテープが付けられている箇所より10メートル程度下の浅い箇所から渡渉しました。必要に応じてルートファインディングした方が良いです。ダブルストックがないと危ないです。


渡渉3か所目。
丸太橋の上を渡っていきます。
丸太の幅がそこまで広くないため、ここも難易度が高いです。
バランス感覚が問われます。


胸突八丁の手前です。
登山道の構造上、左の雪渓に進みたくなりますが、これは間違ったルートです。
右手の沢沿いの右岸(進行方向左側)が、正しいルートです。
(先行パーティーに間違いを知らせたかったのですが、距離が離れていたため叶いませんでした)


こちらが正しいルートです。


胸突八丁に到着しました。
ここから先は雪渓歩きとなります。
序盤は斜度が緩いため、ツボ足(ノーアイゼン)+ダブルストックで問題ありません。


雪渓を超え、常念小屋へ

この雪渓では両岸から落石が発生します。
雪渓での落石は、音もなく発生するため危険です。あまり長居しないようにしましょう。
念のため、ヘルメットを付けて雪渓の中央を通過することにします。
(ブログ主の通過中には、新たな落石は確認できませんでした)


夏道は左岸(進行方向右手)ですが、今の時期は雪渓上を通過していきます。(雪渓上にピンクテープが付けられています)


雪渓を振り返る。
雪がほどよく締まっており、歩きやすいです。
ワカンを持ってきましたが、使う必要はなさそうです。
完全に歩荷と化しています。


最終水場の付近です。
雪渓が3カ所ありますが、正解は中央(写真の左側)です。
間違ったルートには侵入防止のロープが張られています。

尚、休憩するのであればこの付近が良いでしょう。


最終水場にて水を汲みます。
冷たくてとてもおいしい水です。


ここから先は斜度が急になるため、装備を「12本アイゼン+ピッケル+ヘルメット」に換装して進んでいきます。


雪渓終盤。右手にトラバースしていきます。


常念乗越に到着!
槍ヶ岳が出迎えてくれました。


常念岳山頂

常念小屋にてテントの受付をします。


幕営料金は一人当たり¥1,000です。
飲料水は、1リットル¥200です。
ビールは、350ml缶¥500です。


テントを設営します。
テント場は「小屋の真横」と「1分程度小屋から離れた場所」の2カ所があります。
後者の方がやや展望が良いです。
テント場には雪がない為、夏用のペグが必要になります。


常念岳山頂を目指します。
常念小屋のスタッフの方に積雪状況を確認し、アイゼンとピッケルをテントに置いていきます。


登山道を振り返ります。


常念岳山頂を視界に捉えました。


三俣との分岐点に到着しました。


ここから先は雪が付いています。
慎重に進めばアイゼンは必要ありません。
雪面の下りに慣れていない場合は、軽アイゼン等があった方が良いです。


常念岳山頂に到着しました!


常念岳・山頂(標高2,857m)です!


絶景を堪能したのち、テント場へと帰還します。


槍ヶ岳の横に日が沈みます。
一日目が終わりを迎えようとしています。

尚、常念小屋は人気のテント場ですが、いまの時期は積雪があるためテント場が満杯になることはありませんでした。
今回も静かな山を楽しめています。

次ページは月に照らされる槍ヶ岳・穂高連峰の山並みです。

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