2020年シーズンは、コロナの影響で登山道が閉鎖されていたり、山小屋や隣接するテント場が休業していることがあります。また、人数を少なくするため予約制となっているテント場もあります。
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【残雪期・雪山登山】白馬岳~G.W.に行く残雪期限定のバリルート、双子尾根と杓子尾根~

G.W.の長期休暇を利用し、2018年4月28~30日の日程で、白馬連峰に雪山テント泊にいってきました!

双子尾根と杓子尾根の紹介

双子尾根杓子尾根は、白馬連峰の1座を形成する杓子岳にダイレクトに登ることができるバリエーションルート(非一般道)です。
無雪期は藪漕ぎがひどく登ることができないため、主に残雪期に登られます。
このルートでは、アイゼンとピッケルを安定的に使えないと滑落します。
(ただし、ロープを使うほどではありませんでした)
またバリエーションルートのため標識も皆無で、自らルートファインディングをしなくてはいけません。
今回は、猿倉山荘から双子尾根杓子尾根を経由し杓子岳に登る2泊3日テント泊のコースを紹介します。

本ルートの詳細

本ルートの詳細を以下に記します。

本ルートを紹介した雪山登山ガイドブックは、ブログ主の知る限り存在しません。
参考までに、昭文社から出版されている「山と高原地図 白馬岳 (山と高原地図 35)」が対応する地図となります。

双子尾根を登り幕営。夜は満月

猿倉山荘の駐車場に車を泊めました。
猿倉荘から登山開始となります。
今回はこの個性豊かな5人での登山となります。

まずは小日向のコルに向かって一般道を進みます。


歩き始めて1時間以上、森林限界を超えました。
北アルプスは森林限界が低く、すぐに展望を楽しめるのが良いです。


写真撮影が止まりません。
ずっとこの恰好のまま動かないので、さながらオブジェのようでした。


登山開始から約2時間半、双子尾根へのとりつき箇所に到着しました。
ここから先はバリエーションルート(非一般道)です。
この年は雪が少なく、地面があらわになっています。


バリエーションルートに向けて、意気を新たにするメンバーたち。


積雪期であれば、藪が雪で覆われていて登ることができます。


しかし、雪がない箇所は藪漕ぎを強いられます。
尾根上を進んでいけば、道を見失うことはありません。

その後も、藪が出たり消えたり。
今年の積雪量が少ないためです。
でも、藪漕ぎって意外と楽しいです。

あまりにも藪がひどいため、進行方向左側から迂回することにします。


大きなクラックを超えていきます。


藪を避けた結果、このような雪壁を登攀するはめに。
藪がしつこくても、尾根上を進むのが正解でした。
あえて困難な道を選ぶとは、ドMもいいところです。


幕営適地が見えました!
写真左下の平らな箇所です。先行者のテントが見えます。


幕営適地に到着しました。さっそくシャベルで整地します。


楽しい宴会の始まりです。
楽しい藪漕ぎと雪壁登攀を終えた後なので、皆さん満面の笑顔です。

山影に太陽が隠れます。
一日目も終わりに近づいています。

初日の夜は満月でした。
満月の光害で星はあまり見えませんが、その代わりに山がよく見えました。


夜のテント場。G.W.にもかかわらず閑散としています。
静かな山が楽しめます。


遠くの山並みもきれいに見渡せます。
それにしても満月が明るい…!


何をしているのでしょう?
→風景を描写しています。同行のKI氏は凄腕の風景画家です。
このブログの後半で絵を紹介します。

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