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2日目。本山小屋まで

日時は10月3日の午前6時前です。飯豊連峰が朝日に照らされ赤く染まっています。二日目の始まりです。(夜は雨が降っており、星を撮影することはできませんでした)

こちらは、ガスに包まれる大日岳です。

まずは本山(ほんざん)小屋を目指して進んでいきます。

沢状のルートを登っていきます。このあたりからは水が出ており、どうやら飲用することも可能なようです。切合小屋の水場が閉じてしまったら、ここの水場を利用するのも良さそうです。詳細はこちら

草履塚に到着しました。昔の人は、ここで草履の紐を締めなおしてこの先の登山に臨んだそうです。

紅葉の縦走路です。

姥権現に到着しました。

10月ですが、ところどころに雪渓が残っています。豪雪地帯・飯豊。恐るべし。

さらに先へと進んでいきます。

御秘所へとやってきました。

御秘所から先は岩場ルートとなっています。ホールドもしっかりしており、鎖も付いているため慎重に進めば特に難しくはありません。トレッキングポールはしまった方がよいです。

岩場の通過に必要な時間は、5~10分程度です。

斜面の紅葉が美しい。

本山小屋を目指し進みます。

本山小屋のテント場に到着しました。そして左奥には、本山小屋が見えます。

本山小屋に到着しました!
ちなみに、本山小屋の水場は、小屋から150m離れた箇所にあります。余裕があれば切合小屋で水を汲んできた方が良いです。

本山小屋には鳥居があります。小屋でお札を買うこともできるようです。
飯豊山

飯豊連峰の主峰・飯豊山を目指します。

山頂標識を視界に捉えました。
本山小屋~飯豊山頂は片道20分の距離しかありません。

飯豊山(標高2,105m)に到着しました!

10分程度待ちましたが、ガスは取れません。あきらめて先に進むことにします。
御西小屋へ

続いて御西小屋を目指します。

飯豊山を過ぎると登山者の数が急に少なくなります。翌日が平日ということもありますが、理由はそれだけではないでしょう。主峰である飯豊山よりも北側だからということもありそうです。静かな山を楽しむには良い山域です。

駒形山山頂(標高2,038m)に到着しました。空を覆っていた厚い雲が取れつつあります!

駒形山を過ぎると、登山道の向こう側に大日岳が見えるようになってきます。

大日岳は飯豊連峰の最高峰であり、その標高は2,128mです。しかし、主峰の座を標高2,105mの飯豊山に譲っています。おそらく、大日岳が縦走路から離れているためでしょう。

この角度から見る大日岳はとても美しいです。余裕があれば、この景色を見るために飯豊山だけではなく駒形山よりも奧まで来ることをオススメします。

弘法清水の近くにやってきました。山と高原地図では秋のみ取水可能として水場マークが表示されている箇所です。確かに沢の音は聞こえるのですが、道は不明瞭で水場がどこかがはっきりとしません。よって、切合小屋で水を汲んでくるか、次の御西小屋で水を汲むのがよいと思います。

トラバース気味につけられた登山道を進んでいきます。


季節外れのハクサンイチゲが咲いています。

草紅葉の美しい登山道を進んでいきます。

草紅葉越しに見る大日岳も見事です。

う~ん。池塘と大日岳も見事です…。
ちなみに、これだけ大日岳について語っておきながら今回は大日岳には登りません。だって日程が合わないんだもの…。今回のルートにプラスして大日岳に登ろうと思ったら、3泊4日が必要になります。

御西岳山頂(標高2,012m)に到着しました!山頂が広く、標識も外れているために危うくスルーしかけました。

右手に御西小屋を視界に捉えました!

御西小屋に到着しました。どうやら管理人さんは不在のようです。小屋の裏手はテント場になっています。

テントと大日岳です。もしも3日4泊の行程であれば、ここにテントを張って大日岳を往復するのも良いでしょう。

御西岳の水場は、往復12分の距離にあります。御西小屋と梅花皮小屋の間のコースタイムは4時間で、その間に水場はありません。ここで確実に補水していくようにしましょう。
梅花皮小屋へ

つづいて、梅花皮(かいらぎ)小屋を目指します。


色の異なる草の織り成すコントラストが美しいです。

細い稜線上を進んでいきます。

登山道上には、赤い紅葉がちらほらと。

進んできた方向を振り返ると、紅葉がとても美しいです。

もちろん、進行方向の紅葉の綺麗です。

天狗の庭に到着しました。

天狗の庭には、池塘が点在しています。

御西小屋がだいぶ遠ざかってきました。

こちらは御手洗ノ池です。御西小屋~梅花皮小屋間にはさまざまな池が点在しています。


沢には雪が残っている箇所もあります。豪雪地帯・飯豊おそるべしです。

写真中央の烏帽子岳を目指します。

烏帽子岳山頂(標高2,017m)に到着しました!

こちらは、烏帽子岳のすぐお隣にある梅花皮岳の山頂です。

梅花皮岳を過ぎると、本日の幕営地である梅花皮小屋が見えてきます。
梅花皮小屋にて

梅花皮小屋に到着しました!梅花皮小屋の前後がテント場になっています。幕営可能数は約30張くらいでしょうか。幕営料金は一人当たり¥1,000です。写真奥側(北側)の方が地面が平らになっているためおすすめです。テントは重いですが、1人だけの静かな時間を過ごすことができる素敵な道具です。

これだけテント泊について語っておきながら、今回は小屋泊を選択しました。だって風が強かったし、他に誰も人がいなかったんだもん…。しかも、テントをたてると翌朝畳むのが大変だしね…。
梅花皮小屋の利用料金は一人当たり¥2,000ととても格安です。

梅花皮小屋の水場にいくためには、このトラバース道を進みます。片道1分です。

水は勢いよく出ており、とても汲みやすいです。

もうすぐ日がくれます。長かった二日目が終わりを告げようとしています。

時刻は移り変わり深夜です。北股岳と天の川が見えます。10月上旬というのは、天の川を見ることのできる最後の季節です。これより遅い季節になると、北半球では天の川は見えなくなります。

梅花皮岳と星空と街明かりです。
翌日は、紅葉最盛期の飯豊連峰の北部稜線を歩きます。
