賃貸住宅でホースを使ってアウトドア・登山グッズを水洗いする方法【外水道が使えない人向け】

登山やアウトドアで汚れたテント、靴、トレッキングポール、ゲイターなどを掃除する場合には、外でホースを使って水洗いするのが効果的です。しかし、賃貸住宅(アパート)に住んでいる場合には外水道を使えないことがほとんどです。バケツを使ってベランダで水洗いをする方法もありますが、これだと汚れがひどかったり洗濯物の数が多い場合には何回も水を汲みにいかなければならず、とても非効率です。

そこで、洗濯機用の蛇口に取り付けられるタカギ(takagi)製のホースを使って、ベランダで水洗いをする方法をおすすめします。今回の記事では、このホースの選び方や使い方、注意点などを紹介します。

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ホースのモデルと選び方

タカギ製のホースには、主に「コンパクトリール」と「オーロラNANO」の2種類のモデルが存在します。このいずれかを用意します。



コンパクトリールは、その名の通りコンパクトで、フックで引っ掛けておくことができ、尚且つ価格が安いのがメリットです。一方で、ホースを収納するときにホースを本体に手で巻き付けなければならず、煩雑なのがデメリットです。

オーロラNANOは、ハンドルを回すだけでホースを収納できるのがメリットです。一方で、フックが付いていないため引っ掛けることはできず、収納の場所を取ることがデメリットです。価格も、コンパクトリールより1,000円以上高くなっています。

(筆者はコンパクトリールを買いましたが、ケチらずにオーロラNANOにしておけばよかったと思っています)

使い方

以下に使い方を紹介します。

まず、ホースを洗濯機用の蛇口に取り付けます。尚、賃貸住宅だと設置してあることは稀かもしれませんが、食洗器の分岐水栓にホースを取り付けることも可能です。

蛇口にホースをつないだ図。我が家では食洗器の分岐水栓を利用しています。


次に、ホースを伸ばします。

さらに、使用したいモードにダイヤルを合わせます。筆者は「シャワー」にすることが多いです。

モードを「シャワー」に設定した図。このほかに「ジョロ」「ストレート」「キリ」に設定することも可能。


最後に、手でレバーを押して水を出し、アウトドアグッズをベランダで掃除します。この際、金属クリップを使って、グリップから手を離しても水を出しっぱなしにすることも可能です。こうすることで「左手で登山靴を、右手でブラシを持って水を靴に掛け続けながら掃除をする」といった作業も可能になります。

ホースから水を出した図。青いレバーを手で引くことで水を出す。また、クリップ(写真中央の赤い○)でクリップを固定することで、手を離しても水を出しっぱなしにすることも可能。


注意点

以下に、タカギ製のホースを購入・使用する際の注意点を紹介します。

建物の外に水をまかないようにする

建物の外に水をまかないように注意しましょう。

下の階に布団が干してあったり、外に人が歩いていた場合には水が掛かってしまいます。建物の外から内側に向かって水を掛けるようにすると、建物の外に水を撒くリスクは減ります。

長さ

蛇口からベランダまで届く長さのホースを購入するようにしましょう。

タカギ製のホースには、モデルにも依りますが10~30mの長さが存在します。

洗濯機蛇口用ニップルセットを購入する

洗濯機蛇口用ニップルセットを購入しましょう。

ホース本体のみを購入してしまうと、洗濯機の蛇口にホースを取り付けることはできません。

amazonの購入画面。「洗濯機蛇口用ニップルセット」を選択しましょう。

合わせて購入したいもの

タカギ製のホースと合わせて用意すると便利な品々を、以下に紹介します。

靴用ブラシ

馬の毛でできたブラシです。

登山靴はデリケートなため、普通のブラシでこすってしまうと痛めやすいです。柔らかい馬の毛でできたブラシであれば、登山靴を痛めることはありません。

Kloware 2X靴ケア馬の毛ブラシクリーナー靴ブーツキラキラブラシ
Kloware

デッキブラシ

デッキブラシです。

ベランダでアウトドア用品についた泥を落とすと、地面が泥で汚れてしまいます。よって、最後に地面をデッキブラシで履くのが良いです。

バケツ

バケツです。

ちょっとしたものを掃除する場合に、いちいちホースを伸ばしてくるのは大変です。そこで、バケツをつかってベランダで掃除をする方が効率的です。



今回の記事は以上になります。

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