登山から帰ってきたら、登山靴をメンテナンスすることが大事です。
靴の泥落とし、陰干し、防水スプレーの塗布…
しかし、意外と見落とされがちなのが登山靴内部の濡れです。
登山靴内部は雨、沢水、雪の侵入、汗などで濡れています。
この登山靴内部の濡れは、放っておくだけでは乾きません。
このまま放っておくと、雑菌やカビの繁殖、プラスチック成分の加水分解による防水性の低下につながります。
そして、その結果として足が水虫になることも…
そこで今回は、登山靴内部のメンテナンス(乾燥)方法として、アイリスオーヤマから発売されている脱臭くつ乾燥機 カラリエをオススメする理由をお伝えします。
目次
オススメポイントの紹介
オゾンで脱臭・殺菌できる
オススメポイント1つ目は、オゾンで脱臭・殺菌できる点です。

オゾンは殺菌作用を持つ気体で、病院でもインフルエンザやノロウイルスの殺菌にも使用されているものです。
しかも、オゾンは分解すると酸素に変化するため、残留毒性もありません。
「本当にオゾン出ているの?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、ちゃんと出ています。
筆者は仕事上オゾンを使うことがあるのですが、乾燥機の運転中に鼻を近づけると、確かにオゾンの匂いがします。
温風でつま先まで乾燥可能
オススメポイント2つ目は、乾燥機のノズルが伸びて、靴のつま先部分まで温風を送れる点です。

ドライヤーを使えば靴を乾かせると思うかもしれませんが、つま先部分には風は当たりません。
タイマーで自動で切れる
オススメポイント3つ目は、タイマーを使って自動で電源が切れる点です。

登山で夜遅く帰宅しても、カラリエをセットしてから眠れば、翌朝には自動で電源が切れています。
尚、靴の濡れ具合に合わせてタイマーの時間を180、120、60、30分の4段階で調整可能です。
筆者の場合は、いつも120分で設定しています。
この設定で靴が乾かなかったことはありません。
値段が安い
オススメポイント4つ目は、これだけ機能が詰まってわずか6,000円台でカラリエを購入可能な点です。
登山靴は、安いものでも1万円、高い厳冬期用のものだと6万円以上します。
6,000円台で登山靴を長持ちさせることができれば、安い買い物だと思います。
注意点
もちろん、カラリエにはいい点だけではありません。
以下に注意点を2つ記載します。
靴の外側は乾かない
注意点1つ目は、カラリエでは、靴の外側を乾かすことはできない点です。
靴の外側を乾かすためには、登山靴を影干しする必要があります。
運転音がうるさい
注意点2つ目は、カラリエの運転音がうるさい点です。
寝室でカラリエを運転すると、おそらく眠れないでしょう。
テレビの横でカラリエを運転すると、テレビの音はほとんど聞こえないでしょう。
この点については、台所、廊下、洗面所、人のいない部屋などでカラリエを運転することで解決できます。
(ただし、カラリエはコンセントから電源を得ているため、コンセントのある部屋に限ります)
脱臭くつ乾燥機・カラリエの紹介記事は以上になります。
尚、足の臭いが気になる!という場合には、以下記事をご覧ください。