写真編集ソフトの消しゴムツール比較【PhotoLab, SILKYPIX, Luminar Neo】

写真には不要な被写体が写ってしまうことがあります。このような場合には、写真編集ソフトの消しゴムツールを使って消去する方法が有効です。しかし、世の中には様々な写真編集ソフトがあるため、どのソフトが最も良いのかは分かりにくいです。そこで今回は、以下の3つの写真編集ソフトの消しゴム機能を比較した結果を紹介します。結論としては、Luminar Neoが最も優れているという結果になりました。

今回比べた写真編集ソフト一覧

各ソフトの特徴

各ソフトの特徴を以下の表に記載します。

ソフト名メーカー消しゴムツールの特徴価格
PhotoLabDxO自動修正¥21,900
(買い切り)
SILKYPIX市川ラボラトリー手動修正¥22,000
(買い切り)
Luminar NeoSKYLUM自動修正¥9,580
(買い切り)


PhotoLabLuminar Neoでは、任意の被写体を消しゴムツールで塗りつぶすだけで消去されます。一方、SILKYPIXでは、消したい被写体がある場所に、別の場所の写真を手動で移動する必要があります。移動元と移動先の画像が合わない場合には、うまく消去することができないという欠点があります。

上の写真に写っている被写体3人のうち、右の2人をSILKYPIXで消去する場合には…

この図のように、手動で写真を移動する必要がある。


結果

以下に、各ソフトにて被写体を消去した出来栄えの結果を示します。

Luminar Neo > SILKYPIX > PhotoLabの順に良い結果となりました。尚、今回の結果はいずれかのソフトを否定するものではなく、ソフトによって得意・不得意が違うだけであるということを補足しておきます。

ザックの除去

以下は、火打山頂上で撮影した記念写真です。写真右下のザックが邪魔になっているので、消しゴムツールで消去します。



以下に結果を拡大図で示します。(b)PhotoLabではザックを消去するどころか、人の足が被ってしまいました。まるで四次元空間が空いているかのようです。(c)SILKYPIXや、(d)Luminar Neoではうまく消去することができています。

(a)元画像
(b)PhotoLab
(c)SILKYPIX
(d)Luminar Neo

人の除去

以下は、雪山を背景に登山者たちを撮影した作例です。被写体となっている3人のうち、右の2人を消去します。


以下に結果を拡大図で示します。(b)PhotoLabでは雪と空の境目がおかしなことになっています。(c)SILKYPIXではおおむねうまく消去できていますが、よく見るとピッケルが刺さっていた箇所の空がまだら模様になっていたり、雪と空の境目がいびつになっています。(d)Luminar Neoの1回処理ではうまく消去できていませんが、複数回処理をすることでうまく消去できています。

(a)元画像
(b)PhotoLab
(c)SILKYPIX
(d-1)Luminar Neo(1回処理)
(d-2)Luminar Neo(複数回処理)

車の除去

以下は、越後三山と桜を撮影したものです。写真右下の車を消去します。




以下に結果を拡大図で示します。(b)PhotoLabでは車を消去できてはいますが、車があった箇所にまったく関係ない被写体が入り込んでしまっています。(c)SILKYPIXではアスファルトや影がいびつな形になってしまっています。(d)Luminar Neoの1回処理ではそれなりにうまく消去できていますが、よく見ると後の緑がいびつになってしまっています。複数回処理をすることで、自然に消去することができています。

(a)元画像
(b)PhotoLab
(c)SILKYPIX
(d-1)Luminar Neo(1回処理)
(d-2)Luminar Neo(複数回処理)

Luminar Neoの消しゴムツールの使い方

今回、最も結果の優れていたLuminar Neoにおける消しゴムツールの使い方を、以下に紹介します。

(1)画面左上から「ファイル→単一画像の編集」をクリックし、写真を読み込みます。jpeg、rawのいずれも読み込み可能です。



(2)画面右上から「ツール→消去」をクリックします。さらに、サイズを調整して消しゴムツールの大きさを調整します。



(3)消去したい被写体を赤でなぞります。尚、(2)の画面から「選択解除」をクリックして再度なぞることで洗濯をやり直すことが可能です。




(4)消去ボタン(クリア、復元の上のところ)をクリックします。



(5)消去の結果に納得がいかない場合には、(3)~(4)の手順を繰り返します。

(6)消去タブ(選択、選択解除の上のところ)をクリックし、タブを閉じます。タブを閉じないと(7)の手順で写真を保存することができません。



(7)画面左上から「ファイル→エクスポート」をクリックします。



(8)ファイルの保存形式、保存場所、画質などを選択後、エクスポートボタンをクリックします。

まとめ

Luminar Neoでは、その他のソフトよりも値段が半額であるにも関わらず、最も自然に被写体を消去することができました。よって、Luminar Neoを最もおすすめできる結果となりました。

今回の記事は以上になります。

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