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登山スキルアップ方法(体力編)【長期縦走、高山、テント泊】

筆者の登山歴は5年です。
最近は、月2~3回のペースで山に登っています。

筆者個人のFaceBookで山行写真をupしまくっていたところ、知人を介して、「最近山に興味が出てきており、低山の日帰りや、山小屋一泊登山をしている。もっと沢山、山に登りたいのだけれど、どのようにスキルアップしたらいいか教えてほしい」との問い合わせを受けました。

そこで、3人で食事をしながら山のスキルアップ方法について語ってきました。
そのときの会話をまとめて記事にします。

尚、山の難易度には「体力」と「技術」とがあります。
今回は、体力にフォーカスした記事になります。

本記事の対象者

  • CT(コースタイム)3~6時間の日帰り低山に数度登った経験があり、さらにレベルの高い登山に興味のある人

CT(コースタイム)を伸ばす

CT(コースタイム)とは、「登山道の決められた区間を標準的な速度で登った際に掛かる時間」です。昭文社「山と高原地図」を見ると、CTが記載されています。

山と高原地図(昭文社)
created by Rinker

登山をする際は、山と高原地図を見ながらCTを意識して登ると、自分の実力を客観的に把握することができます。
CTが5時間の山にいって余裕があったら、次山行では6時間、その次は7時間…というふうに、徐々にCTを伸ばして行きましょう。
そうすることで、無理なく一日に歩くことのできる距離を伸ばしていくことができます。

(補足1)
山と高原地図は全61冊あり、山域によって分かれています。
昭文社のサイトの右上の検索窓に自分の行きたい山を入れて検索すると、どの「山と高原地図」を購入すべきかがわかります。

(補足2)
山と高原地図には上記の紙ver.の他に、スマホアプリもあります。
スマホアプリの場合、GPS機能を利用することで、自分が現在どこにいるかを把握しながら登山することができます。

標高を高くする

標高が高くなるほど空気(と酸素)が薄くなり、呼吸が苦しくなります。
富士山頂(標高約3,700m)では、空気の量は地上の2/3しかありません。
筆者が初めて富士山に登った際は高山病に掛かり、とても気持ち悪くて景色を楽しむ余裕はありませんでした。
その数年後に再度富士山に登った際には、体力が付いていたこともあり高山病には掛かりませんでしたが、水を一気に飲んだり、写真撮影で手振れ防止のために息を止めると、その直後はとても苦しかったです。

このように、標高の高い場所ほど登山は大変になります。
低山から登山をはじめ、徐々に空気が薄い環境に体を慣らしていくべきでしょう。
標高が2,000mの山にいって呼吸に余裕があったら、次の山行では2,300m, その次は2,600m…というふうに、徐々に標高を高くしていくと、無理なく体力をつけられるでしょう。

登山者であれば、やはり日本アルプスの絶景に憧れるのではないでしょうか。
日本アルプスには標高3,000m級の峰々が連なっています。
当然、この分呼吸もきつくなります。
よって、いきなりアルプスに挑戦するのはオススメしません。

泊数を増やす

日帰り登山で体力に余裕ができてきたら、次は是非山小屋泊に挑戦してみましょう。
夜の山はとても景色が綺麗です。決して地上では見ることのできない景色を見ることができます。

月が隠れていれば、綺麗な星を見られます。
月が明るければ、月明りに照らされる神秘的な山並みを見られます。
未明1時間前にはブルーアワーに染まる稜線を見られます。
日の出や夕日もとても綺麗です。

北岳山荘(南アルプス)から、雲海、テント場、富士山を望む

行者小屋(八ヶ岳)から、満点の星空を望む

大天荘(北アルプス)から徒歩10分の大天井岳頂上にて。
モルゲンロートに染まる槍ヶ岳を望む。

山小屋が充実している山域は、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスです。
以下にオススメの書籍を紹介します。日本全国40カ所の山小屋と、そこに至るまでのルートが紹介されています。

荷物重量を重くする

山小屋食事付泊に慣れてきたら、次はバーナーや食料を持参しましょう。
その分荷物が重くなり、体力的にきつくなるはずです。

山でご飯を食べる際、調理器具を持っていくと食事の選択肢が広がります。ドライフード(お湯を入れるだけで調理できる食事)はもちろんのこと、食材...

それに慣れてきたら、次はテント泊に挑戦してみましょう。

尚、始めてのテント泊には、登山口から数時間以内の場所にテントを張り、そこから軽身で頂上を目指す「ベースキャンプ型」をオススメします。

ベースキャンプ型の登山ができる代表的なテント場と山岳を、以下に紹介します。

  • 行者小屋からの、赤岳や硫黄岳(八ヶ岳)
  • 赤岳鉱泉からの、赤岳や硫黄岳(八ヶ岳)
  • 北沢峠からの、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳(南アルプス)
  • 頂上山荘からの、木曽駒ケ岳(中央アルプス)
  • 燕山荘からの、燕岳(北アルプス)

行者小屋テント場(八ヶ岳)

北沢峠テント場(南アルプス)

頂上山荘テント場(中央アルプス)

燕山荘テント場(北アルプス)

テント場は山小屋とは違い、事前予約は必要ありません。
(一部、那須岳や尾瀬など予約が必要なテント場も存在します)
テント場についたら、山小屋で受付をし料金を支払った後に、テントを張ります。

テントはマイスペースです。山小屋泊とは違った楽しみがあります。
尚、テント泊デビュー向けのオススメテント場記事についての詳細は、以下をご覧ください。

テント泊には2種類あります。 登山口から数時間以内の場所にテントを設営した後、軽身で山頂を目指す「ベースキャンプ型」全区間で幕営用具...




以上、山での体力アップ方法について、如何でしたでしょうか。
トレッキングポールがあると、体力を補助できるためオススメです。
今回の記事は以上になります。

登山中にトレッキングポールを使うと、疲労軽減、怪我防止、登山時間の短縮など、様々なメリットがあります。トレッキングポールの役割は、主に以下...
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