テント泊では、睡眠の質が悪くなりがちです。その結果、翌日に体力不足で行程が遅れたり、怪我に繋がったりすることが懸念されます。そこで、「エアピロー(空気枕)」「耳栓」「アイマスク」等の安眠グッズを使うことで眠りの質を良くすることができ、翌日の快適登山へと繋げることができます。今回の記事では、筆者が愛用しているこれらのテント泊安眠グッズを紹介します。
目次
エアピロー(空気枕)
1つめのオススメグッズはエアーピロー(空気枕)です。
枕がないといまいち安眠できないものです。そこで、多くの人はザックや自分の腕を枕の代わりにしようとしますが、あまり安定せずに安眠度はイマイチです。そこで、エアーピローをオススメします。エアー式のためクッション性にも優れ、エアーの量を調節することで頭の高さを調整することも容易です。
耳栓:マックスピローソフト
2つめのオススメグッズはマックスピローソフトという商品名の耳栓です。
テント場では近くのテント内で宴会が行われていることもあり、その場合にはなかなか眠りにつけません。そこでおすすめしたいのがマックスピローソフトです。この耳栓は、防音性抜群であり、しかも装着感が少ないため付けていることを忘れそうになります。

アイマスク
3つめのオススメグッズはアイマスクです。
テント場では、他の登山者が深夜にトイレに行ったり、早い人では午前2時ごろから起床し始めます。その場合、ヘッドライトの明かりが自らのテントに向くことがあり、目が覚めてしまいます。アイマスクをしていれば、このような心配も皆無です。尚、個人的にはアイマスクはどのメーカーを使っても大差がないように感じています。
【番外編】ランタン(ソーラーパフ)
番外編になりますが、4つ目のオススメグッズはランタンです。
夜に目が覚めてモノを探したいときに、暗闇の中では作業しずらく、その分作業時間が伸びて睡眠時間が削られてしまいます。そこで、テント上部にランタンを掛けておくと、瞬時に灯りを付けることができます。
ランタンにはいくつか種類がありますが、個人的には以下のソーラーパフという商品をオススメします。このソーラーパフは太陽光充電式であり、昼間ザックにソーラーパフを付けておくだけで自動で充電されます。しかも、このタイプとしては比較的明るい90ルーメンとなっています。
また、ソーラーパフの重量は100g未満であり、とても軽量です。

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以上、「テント泊を快適に過ごすグッズ4選」如何でしたでしょうか。皆さんのテント泊が楽しいものとなることを願っています。