2016/8/28-29の日程で、常念岳と蝶ヶ岳に一泊二日の山小屋泊登山にいってきました!
目次
エピローグ
その日、ブログ主は酔っていました。
半年前に登山でご一緒した美人で山狂いのIさんに「山にいきませんか?」と勢いでコンタクトを取ってみることに。
そうしたら、「いいよ~!ぜひいこう!」との快い返事が。
そして、気付いたらあれよあれよという間に、初めての日本アルプスに登ることになりました。
そして、登山前日。天気は大雨予報です。
ブログ主「天気悪いけどどうしますか?」
Iさん「えっ?(当然、登山口まではいくでしょ…)」
どうやら挑戦せずに撤退という頭はないようです。
美しいバラにはトゲがある。
当日朝に三俣登山口に車を泊め、登山開始です。
常念岳、蝶ヶ岳の紹介
常念岳と蝶ヶ岳は、北アルプス南部に位置する標高2,000m台後半の山岳です。
常念岳~蝶ヶ岳間の稜線は森林限界よりも上に位置し、絶景の稜線ハイクを楽しむことができます。
今回は、三俣登山口を起点とし、常念岳と蝶ヶ岳を周回する一泊二日の山行へいってきました。
今回のコース詳細
(初日)三俣→前常念→常念小屋(CT7:50)
(二日目)常念小屋→常念岳→蝶ヶ岳→蝶ヶ岳ヒュッテ→三俣(CT8:00)
詳細については、「山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 (山と高原地図 38) 」に記載されています。
遭難防止のため、地図を持って登山をするようにしましょう。
三俣登山口~常念小屋

予報通りの雨の中、三俣登山口から登っていきます。

三俣登山口からのルートは、大きな岩を楽しめるルートです。

前常念岳の手前にある石室です。

休憩中。
残念ながら展望はありません。

前常念岳に到着しました。
ペンキの文字が怖い。

さらに標高を稼ぎます。
何この人たち、テント泊装備なのにめっちゃ早い。
小屋泊装備のブログ主とほぼ同じスピードで登っていきます。

天気が悪いと雷鳥の出現率が上がります。
初アルプスで雷鳥に会えるというブログ主の運の良さ。

常念岳山頂は明日に取っておきます。
初日は常念小屋へ直行。

雷鳥2羽目!
雷鳥を写真に収めようと追いかけまくってたら、同行者から怒られました。

見よ!目の前に常念小屋が…見えない。
広い台地×ガス=遭難の前兆です。
このような場合、闇雲に進む前に、冷静になってGPSや地図を眺めるべきです。


無事に常念小屋に到着しました。

常念小屋は収容人数200人を誇る巨大な山小屋です。
この時期、少人数であれば予約は必要ないとのことです。
朝日とモルゲンロート

翌朝。未明の常念小屋です。
天気が回復してくれました。

朝日を目当てに人が集まってきました。

朝日!

槍ヶ岳が微妙に雲に隠れています。
恥ずかしがるなよ…脱いじゃえよ…
常念岳、蝶ヶ岳山頂

まずは常念岳を目指します。

西側・槍ヶ岳方面の雲はすっかり取れてきました。

東側は雲海です。雲海稜線ハイク。

常念岳山頂(標高2,857m)に到着しました!

いざ、蝶ヶ岳へ。


常念岳~蝶ヶ岳間は一部足場の悪い岩稜帯となっており、慎重に通過する必要があります。

蝶の形をした岩に出会いました。
これが蝶ヶ岳の由来か。と納得しましたが、後日調べたところによるとどうやら関係ないようです。

蝶ヶ岳山頂が、見えてきた。

小ピーク・蝶槍です。

蝶ヶ岳山頂(標高2,677m)です!

標高を下げ下山していきます。
雲がかかってきました。
天気よ持ってくれて本当にありがとう。

蝶ヶ岳ヒュッテです。

もうすっかり樹林帯に入りました。
先ほどまでの展望ハイクが本当に夢のようです。

もうすぐ登山口です。
最高の山行をありがとう。

おまけ。下山中に出会ったゴジラみたいな木。
今回の記事は以上になります。
