2017/7/9に、鬼怒沼湿原と鬼怒沼山に日帰り登山にいってきました!
目次
鬼怒沼湿原の紹介
鬼怒沼湿原は、標高2,000mに広がる日本でも珍しい高層湿原です。
大小48個の池塘が広がり、湖面に反射する山並みや雲は、まるで天国のような眺めです。
栃木県側の鬼怒沼温泉郷や、群馬県側の大清水が登山口となります。
今回は、鬼怒沼温泉郷から登った記録を紹介します。
今回のルート
今回のルートは以下の通りとなります。
加仁湯(前日泊)→鬼怒沼湿原→鬼怒沼山→鬼怒沼湿原→加仁湯(コースタイム5時間半)
このルートについては、旺文社の「山と高原地図 尾瀬 燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳 (山と高原地図 14)」に詳細が記載されています。
遭難防止のため、必ず地図を持って入山するようにしましょう。
前夜

加仁湯に前日泊します。
加仁湯に前泊することで、夫婦淵駐車場から片道2時間弱の林道をバスで送迎してもらうことができます。(林道はマイカー規制されています)
加仁湯は5つの源泉を持つ温泉宿です。

足湯しながらお酒を飲んでみたり。
お湯がとても気持ちいいです。

毛皮を眺めてみたり。
加仁湯は楽しい宿です。
鬼怒沼湿原

翌朝、登山口にて可愛い犬が出迎えてくれました。
いや、犬は出迎えてくれてなどいません。ただそこで日向ぼっこをしていただけです。身勝手な人間(ブログ主)の自己都合による解釈です。

橋を渡ります

樹林帯の中を歩いていきます。
道はよく整備されていて、歩きやすいです。

樹林帯を歩くこと約2時間、鬼怒沼湿原に到着しました。

木道の脇には高層湿原と池塘(ちとう)が広がっています。
この日は無風の穏やかな日で、池塘に反射した雲がいい感じです。


池塘の脇に木道が敷かれた気持ちのいい道です。

木道の両脇にはワタスゲが咲いています。

ワタスゲのアップ。

大小の池塘が点在しています。

ワタスゲと池塘。
鬼怒沼山

鬼怒沼湿原だけでも十分に楽しめるのですが、
今回はさらに先の鬼怒沼山を目指します。

尾瀬沼方面の標識が現れました。
そう、鬼怒沼は尾瀬の近くなのです。

鬼怒沼山(標高2,141m)へと到着しました!ピークハンターとしては登っておきたい山ではありますが、頂上や道中に展望はありません。

道中には高山植物が咲き誇っています。



花図鑑とにらめっこしたが、まったく名前がわからない….。

鬼怒沼まで戻ってきました。

下界へと戻っていきます。

加仁湯まで戻ってきました。動物の剥製が出迎えてくれました。

最高の山行をありがとう、鬼怒沼。
今回の記事は以上になります。