2017年3月11日に、群馬側から日光白根山に日帰り雪山登山にいってきました!
目次
日光白根山の紹介
日光白根山は、群馬県と栃木県にまたがる標高2,578mの山です。
関東地方の最高峰としても知られています。
この時期は、群馬県の丸沼高原と、栃木県の日光湯元から登ることができます。
今回の記事では、群馬側からロープウェーを使い、日光白根山に登るルートを紹介します。
コースタイムが比較的短く、難易度も低いため人気のルートです。
ただし、12本アイゼンをはじめとした厳冬期用の雪山装備が必須となります。
本ルートの詳細
本ルートの詳細を以下に記します。
ロープウェイ山頂駅→日光白根山→ロープウェイ山頂駅
(コースタイム6時間)
本ルートについては、山と渓谷社の「厳選 雪山登山ルート集」や、同「雪山登山」に詳細が記されています。
雪山では雪崩防止のため、通行できるルートが限られています。
必ずルートを下調べしてから通行するようにしましょう。
尚、昭文社の「山と高原地図 日光白根山・男体山」が対応する地図になります。
(ただし、冬山には非対応のため注意が必要です。)
森林限界まで
丸沼高原スキー場の駐車場にて前日車中泊し、8時半営業開始の日光白根山ロープウェイに乗って登山口を目指します。
- 駐車場まではスタッドレスタイヤを付けた車が必須です。(2WDで十分)
- 駐車料金は1,000円ですが、朝6時までに駐車場に入れば無料です。
- 車中泊できるのは第一駐車場のみです。
- 日光白根山ロープウェイは、下山時も利用可能です。(往復料金1,000円)
- ロープウェイチケット購入時に、登山届の提出が必須となりました。(事前に提出したものを印刷して提出するのも可)
ロープウェイ山頂駅に到着しました。
目の前に目指す日光白根山が見えます。
ロープウェイ山頂駅から歩くこと3分。二荒山神社の鳥居に到着しました。
ここから登山開始です。
前日に降雪があったため、ノートレースになっています。
道がとてもわかりにくいため、GPS必須です。
クリスマスツリーと化した樹林帯の中を進んでいきます。
道中は雪深く、平坦な道ではワカンを付け、坂道ではアイゼンを付けて登っていきます。
両方付けてもよかったかもしれません。あるいは登坂能力の高い爪付きスノーシューがあれば、それでもよいでしょう。
ラッセルしながらトラバースしていきます。
腰まである雪のため、スピードが上がりません。
ラッセル×急登の図。
開けた箇所に出てきました。
日光白根山山頂へ
樹林帯を抜けました!
太陽に向かって、登っていきます。
これを登り切れば…
広大な大地に出ました。
山頂直下を視界に捉えました。
登り切った!
山頂からの展望
日光白根山山頂(標高2,.578m)に到着しました。
関東地方の最高峰です。
山頂からは日光連山をよく見渡すことができます。
中央の大きな山が男体山。左の尖った山は女峰山。
男体山の右側の湖は中禅寺湖です。
男体山と登山者。
…を、後から見守る人。
登山者がたくさんです。
冬の日光白根山は、群馬側からであれば雪山初心者の人でも登りやすいです。
(当然、12本アイゼンをはじめとした雪山道具は必須。ただし、ピッケルは持ってきたが今回のルートでは使う場面はありませんでした。)
時刻は12時半。
雲が掛かってきました。
来た道を引き返していきます。
ロープウェイ山頂駅に帰還しました。
ロープウェイに乗って下山してもよいのですが、我々は持参したスノボーで下っていきます。(山頂駅に鍵付きでスノボーをデポしていました)
日光白根山ありがとう。
おまけ。
下山後にはお好み焼きをいただきました。