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【春山登山】谷川主脈縦走~アルプス級の稜線ハイク~

2017/6/24に、日帰りで谷川主脈を縦走してきました!

谷川主脈の紹介

谷川主脈は、群馬県の谷川岳から、新潟県の仙ノ倉山をつなぐ稜線コースです。
稜線の大部分は標高2,000m以下ですが、冬の自然環境が厳しいため大きな樹木が育つことができず、終始森林限界上の大展望ハイクを楽しむことができます。
そのスケールはアルプスと比較しても全く遜色ありません。
トータルのコースタイムが14時間であり、稜線上には営業小屋も存在しないため、あまり人を寄せ付けません。
体力を鍛えた登山者のみが挑戦を許されるコースです。

今回のルート

今回のルート詳細を以下に示します。

土合駅→谷川岳→万太郎山→仙ノ倉山→平標山→松手山→火打峠登山口
(コースタイム14時間)

尚、昭文社の「山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 (山と高原地図 16) 」に本ルートの詳細が記載されています。
遭難防止のため、必ず地図を持って入山するようにしましょう。

登山開始~谷川岳山頂

駐車場の候補は「①土合駅」「②谷川岳ベースプラザ」「③白毛門登山口」があります。
①と③は無料です。②は一日500円掛かりますが、トイレが付いています。
ブログ主は①に停めました。


西黒尾根を登っていきます。
序盤は樹林帯です。一応、西黒尾根は日本三大急登ですが、いたって普通の登りです。


西黒尾根は鎖場のオンパレードです。
三点支持ができれば問題なく登れます。
ただし、下りにこのルートを使うのはあまりお勧めしません。


ラクダの背に到着しました。


天気は快晴です。登山者も多いです。


高山植物の季節です。
オオサクラソウでしょうか。


肩の小屋手前の雪田です。
この箇所は夏まで雪が残ります。ルート上唯一、雪の上を歩くことになります。
ステップもついているため、慎重にあるけばアイゼンを付ける必要はありません。


谷川岳のシンボル的分岐標識が見えてきました。


肩の小屋です。時刻が早いため、営業していません。


山頂標識が見えてきました。


谷川岳山頂・トマの耳です。
普通はここで「お疲れ様でした!」となるところですが、今回の登山はここがスタート地点です。


主脈縦走・前半(谷川岳~万太郎山)

いざ、谷川主脈の縦走開始です。
遠すぎて向こう側がまったく見えない。


ガスが増えてきました。


DSCF0406

雲ができる瞬間を目撃しました!
稜線の左側からガスが登ってきて、右側に雲を作っていきます。


谷川岳山頂から歩くこと1時間、オジカ沢ノ頭に到着しました。


まだまだ序盤です。
広大な山塊と稜線が続くこの稜線歩き、とても標高2,000m以下とは思えません。スケールはアルプス級です。


登山道の脇にはまだまだ雪が多いです。


気持ちのいい稜線歩き!
それにしても、主脈上ではほとんど人とすれ違いません。
反対方向から縦走してきた方、2名程度とすれ違ったのみです。
静かな山を楽しめるいいルートです。


登山道脇の高山植物が美しい。


景色が次々と移り変わるため、目が飽きません。


オジカ沢ノ頭から歩くこと1時間半、大障子ノ頭に到着しました。


途中で水筒が空になりそうだったため、登山道脇の雪を水筒に足して水を補充しました。谷川主脈上には水場が乏しいです。


万太郎山頂(標高1,954m)に到着しました!
一応、右側の土樽側にエスケープすることも可能です。
今回は、左側の仙ノ倉山を目指します。


主脈縦走・後半(万太郎山~仙ノ倉山~平標山)

霧の中に咲く高山植物。天国のような風景です。


ガスに巻かれる稜線。


万太郎山~仙ノ倉山間は、標高差で500m下り、さらに500m登り返します。
ルート上で最も体力的に厳しい箇所です。


謎の巨大植物。


山頂が見えてきました。


エビス大黒ノ頭に到着しました!
エビス大黒ノ頭は遠くから見ると立派な山容をしているのですが、頭としか命名されないかわいそうなピークです。


仙ノ倉山頂(標高2,026m)に到着しました!
仙ノ倉山は、谷川主脈上で唯一標高2,000mを超えるピークです。
数時間ぶりに出会った登山者の方に写真を撮っていただきました。
「谷川岳山頂から来ました!」と自己紹介したところ、
「すげー! 何時から登ってるんですか!? 西黒尾根ですか!?」など、うれしいお言葉をいただきました。それぐらい、谷川主脈は体力的に厳しいルートです。


木道を歩き、次の平標山を目指します。
この時期は木道の両脇の高山植物が美しいです。


霧の木道。
天国へと下る階段のような雰囲気です。


もうすぐ平標山山頂です。


平標山山頂です。


下山

火打峠へと下山していきます。


鉄塔。


火打峠へと下山しました!
コースタイムは14時間でしたが、11時間で歩ききることができました。
南越後登山バスに乗り、平標登山口バス停から湯沢駅前に向かいます。
バスの時刻表はこちら


仮眠施設の紹介

越後湯沢駅から歩くこと30分、ゆざわ健康ランドにやってきました。
登山開始が遅かったため、今日は土合の駐車場まで戻れません。ここで一晩を明かします。
ゆざわ健康ランドは仮眠室付きの温泉施設です。¥2,700の格安料金で翌朝まで泊まれます!
女性専用仮眠部屋、鍵付きロッカー、ラドン温泉などがあり、とてもおすすめです。
月に一度休業日があるため、注意しましょう。


翌朝。
越後湯沢駅から電車に乗り、土合駅へと戻ってきました。
下り電車のホームはご覧のように地上に出ていますが、上り電車のホームは地下462段の階段を下りた先にあります。


土合駅内部。


目標だった谷川主脈縦走を終え、大満足です。
最高の山行をありがとう、谷川岳。



今回の記事は以上になります。

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