2017/6/17に、乾徳山と黒金山に登頂してきました!
目次
乾徳山の紹介
乾徳山は、岩登りを楽しむことができる山です。
3点支持ができるようになって来た人におすすめできる、中級車向けの山です。
道中では樹林帯、草原、岩、奇石を楽しむことができます。
乾徳山単体であれば、コースタイムが約7時間半のため十分に日帰りで登ることができます。
今回は、普通の山行では満足できない!方のために、乾徳山の奥にある黒金山と大ダオを巡るコースタイム10時間の山行を紹介します。
このコースは、コケむす森、静かな草原、渡渉を楽しむことができる、とても楽しいコースです。
乾徳山単体に登られる方でも、本記事の前半部分を参考にしていただければ幸いです。
本ルートの詳細
徳和峠→健徳山→黒鉄山→大ダオ→徳和峠(コースタイム10時間)
尚、昭文社「山と高原地図 金峰山・甲武信 (山と高原地図 27) 」に本ルートの詳細が記載されています。
地図を持たない登山は危険です。必ず地図を持って入山するようにしましょう。
巨石と奇石を通り抜け、乾徳山頂上へ

午前7時過ぎに徳和峠に駐車し、道満尾根を登っていきます。

新緑の美しい季節です。
最近、ブログ主は残雪期のアルプスの雪山にばかり登っていたため、心が温まります。

高原ヒュッテにて、鹿さんが出迎えてくれました。
いや、鹿さんはたまたまそこにいただけです。身勝手な人間(ブログ主)の自己都合による解釈です。

ツツジの脇を抜け、さらに登っていきます。

もうすぐ樹林帯を抜けます。

名所・月見岩に到着しました!
月見岩をはじめ、乾徳山のルート上には登ることのできる巨石が多いです。

天空ガール。
山下達郎の曲でありそうです。

岩場を登っていきます。

狭い岩の隙間に挟まってみる同行者。(女性)痩せているアピールなのでしょうか。(怒られそうなのでやめておきます)

乾徳山には、数か所の岩登りがあります。
いずれもホールドがしっかりしているため、慎重に登ればまったく危険はありません。(ただし、登山靴は必須です。スニーカーで登るのはやめましょう。すべります)

胎内に収まってみる同行者(女性)若返りたいのでしょうか。(怒られそうなのでやめておきます)
乾徳山には、筑波山なみに奇石が多いです。

乾徳山、山頂直下の鎖場です。
標高差が20mある垂直の鎖昇となり、今回の参考の核心部になります。不安な方には巻道もあります。

乾徳山、山頂に到着しました。
登山者であふれています。
黒金山と大ダオ

我々は黒金山を目指します。
ここから先はコースタイムも長いため登山者は皆無です。
よって、静かな山を楽しめます。

分岐点です。
乾徳山単体に登ることが目的であれば、ここは左折します。
我々は黒金山を目指し直進します。

苔むした美しい樹林帯を進んでいきます。

黒金山に到着しました!
黒金山は展望の良いガレ場となっています。

ガレ場ガール。
空想委員会の曲でありそうです。

ガレ場の定番(?)石積大会が始まりました。

大ダオに向かい進みます。
黒金山~大ダオ間はコケの美しい森です。

大ダオに到着しました。
大ダオは美しい草原となっています。

大ダオにて小休止します。
破線ルート~倒木と渡渉~

徳和峠に向け下山していきます。

大ダオ~徳和峠間は破線ルート(非一般ルート)です。
倒木の道を歩いていきます。
ですが、ピンクテープが豊富に付けられており、道迷いの心配はそこまでなさそうです。 不安な場合はGPSを活用することをオススメします。

沢に出会いました。

数回、渡渉(としょう:沢を渡ること)します。

輝く森に出ました。
これがRPGだったら体力と状態異常が全回復しそうです。
ブログ主の歪んだ心を回復してほしい。

もうすぐ徳和峠です。うさぎさんが出迎えてくれました。
いや、うさぎさんは出迎えてくれてなどいません。たまたまそこで飼われていただけです。身勝手な人間(ブログ主)の自己都合による解釈です。
最高の山行をありがとう、乾徳山と黒金山。
今回の記事は以上になります。