2017年9月9~10日の日程で、鳳凰三山に一泊二日テント泊登山にいってきました!
目次
今回のルートの紹介
今回は、青木鉱泉を起点として、半時計周りで鳳凰三山を周回するルートを選びました。
登りのドンドコ沢ルートでは、その名の通り数多の沢と滝を楽しむことができます。
稜線上では、地蔵岳、観音岳、薬師岳の間で絶景の稜線歩きを楽しむことができます。
ルートとコースタイムは以下の通りです。
(初日)青木鉱泉→鳳凰小屋[CT:6:00]
(二日目)鳳凰小屋→地蔵岳→観音岳→薬師岳→青木鉱泉[CT:7:05]
尚、本コースの詳細については、「山と高原地図 北岳・甲斐駒」に記載されています。
遭難防止のため、地図を持って登山をするようにしましょう。
青木鉱泉~鳳凰小屋(ドンドコ沢ルート)
青木鉱泉に前日車中泊し、午後5時に登山開始です。
今回登るドンドコ沢ルートは、数多の沢と滝が点在する美しいルートです。
美しい樹林帯を登っていきます。
苔むす森。
登山道のすぐ脇を沢が流れています。
撮影の止まらない同行者。
ロープもありますが、特に危険はありません。
滝の豊富なルートです。
南アルプスの登山道は単調な樹林帯が多いのですが、ドンドコ沢はこの限りではありません。
滝が多いためとても楽しむことができます。
休憩中。
本日何個目かの滝です。
高山植物たち。
視界が開けて、庭園的なところに出てきました。
幕営地・鳳凰小屋まではもうすぐです。
鳳凰小屋に到着しました!
幕営料金は、トイレ料込で1人当たり¥1,000です。
約30張りのテント場です。
受付後、小屋の方の案内に従い決められた場所にテントを設営します。
ブログ主が午後1時に着いた際にはまだ3張目だったのですが、午後3時にはご覧のようにほぼ満杯となりました。
テント泊をする場合は、早めの到着が望ましいです。
テントを張れない場合、小屋に素泊まりとなります。
小屋でビールを購入します。
このために登っているといっても過言ではない。
地蔵岳、観音岳、薬師岳の稜線歩き
翌朝を迎えます。
鳳凰小屋から地蔵岳に向かって登っていきます。
登り始めて数十分で、森林限界を超えます。
1座目・地蔵岳が右手に見えてきました。
尖った岩・通称オベリスクが目印です。
高山植物たち。
9月でも咲いています。
鳳凰三山の1座目・地蔵岳(標高2,764m)に到着しました!
地蔵岳頂上からは周囲の山を見渡すことができます。
…が、ガスが掛かっています。
地蔵岳には、その名の通り多数のお地蔵様たちが安置されています。
2座目・観音岳を目指します。
稜線ハイクの始まりです。
地面に絶景と書いてある箇所に到着しました。
ガスっていて全然絶景ではない件。
地蔵岳~薬師岳までは、樹林帯の中を出入りします。
地蔵岳と薬師岳との中間地点までやってきました。
地蔵岳頂上のオベリスクがだいぶ遠くなってきました。
薬師岳を目指し進んでいきます。
この辺は展望のいい箇所です。
稜線にはガスが取れたり掛かったりを繰り返しています。
薬師岳山頂(標高2,780m)に到着しました!
山頂にて休憩中。
次は3座目・薬師岳を目指します。
歩いてきた道を振り返る。
この箇所だけ黄色くなっている木があります。
気の早い紅葉でしょうか。
歩いてきた道を振り返ります。
絶景の稜線歩きももうすぐ終点です。
ガスが取れ、仙丈ケ岳や北岳が見えてきました。
薬師岳山頂が近づいてきました!
薬師岳山頂(標高2,780m)に到着しました!
薬師岳からの眺め。
薬師岳頂上には巨石が多いです。
山頂にて絶景お昼ご飯。
下山していきます。
この景色ともお別れです。
樹林帯を下っていきます。
下山道となる中道は、CT4時間の単調な樹林帯です。
ベニテングダケが生えています。
毒キノコですが、食べるとおいしいらしい。
もうすう青木鉱泉にたどり着きます。
入浴していくと良いでしょう。
最高の山行をありがとう、鳳凰三山。