2017/9/2~3の日程で、南アルプスの北岳と間ノ岳に一泊二日のテント泊にいってきました!
北岳と間ノ岳の紹介
北岳と間ノ岳は、南アルプス北部の山岳です。
北岳は日本の標高2位、間ノ岳は3位を誇る高峰です。
ですが、山に詳しくない方には、あまり知られていないかと思います。
蓮舫議員に「2位じゃダメなんでしょうか?」と問い詰められたら、
「日本の標高2位をご存知でしょうか?」と反論すれば論破できます。
今回の記事では、広河原から北岳と間ノ岳をピストンする一泊二日のコースを紹介します。
このコースでは、沢、雪渓、高山植物、南アルプスの大展望稜線ハイクを楽しむことができます。登っていて飽きません。
個人的には、富士山よりも好きな山域です。
今回のコース
今回のコース詳細を以下に記します。
(初日)広河原→(左俣コース)→北岳山荘→間ノ岳→北岳山荘(コースタイム9時間)
(2日目)北岳山荘→北岳頂上→(草スベリ)→広河原(コースタイム5時間40分)
本コースの詳細については、「山と高原地図 北岳・甲斐駒」に記載されています。
遭難防止のため、地図を持って登山をするようにしましょう。
北岳山荘まで

芦安駐車場に車を止め、始発のバスに乗り登山口の広河原に移動してきました。
バスの時刻表はこちらをご覧ください。

大樺沢の脇を登っていきます。

高山植物の美しい季節です。

トリカブトでしょうか。個人的に紫は好きな色です。
同行の女性のスカートが紫色だったので「トリカブト色だね。似合ってるよ」と誉めたところ、なぜか殴られました。

上部には雪渓が残っています。

ガスと雪渓のコラボ。

八本場のコルのはしごを登っていきます。


鳳凰三山が見えてきました。

北岳の頂上を視界に捉えました!
通称「バットレス」です。

富士山。

はしご 最上部です。


はしごを登り切りました!
あたりは一面の雲海です。

分岐です。右にいくと北岳山頂です。
北岳山頂は明日に回し、今回は左側の「北岳山荘」と「間ノ岳」を目指します。

北岳山荘を目指します。

この角度から見上げる北岳も美しいです。

もうすぐ北岳山荘です。
間ノ岳

北岳山荘にテントを張り、往復3時間の間ノ岳ハイクへと出発します。
あたりはガスに包まれてしまいました。
30台の男女3人が、結婚することもなく趣味の山登りに没頭しています。まさに人生のガス歩きです。

雷鳥が出てきてくれました!
慰めにきてくれたのでしょうか。
雷鳥はガスっているときに出没しやすいです。

ガスの中を進みます。

猿の大群を発見!
さきほどの雷鳥が襲われないか心配です。

中白峰山に到着しました!
中白峰山は標高3,055mを誇る高峰ですが、近くに北岳と間ノ岳があるため3,000m峰にはカウントされないかわいそうな山です。美人と美人に挟まれると、普通の子は埋没する、的な感じですね…。


間ノ岳へと続く稜線上は偽ピークだらけです。
同行者が「間ノ岳まだー?」としつこく聞いてくるので、ブログ主が「あれが間ノ岳だよ!」といって10回くらい騙してあげました。

偽ピークを通過!

片道1時間40分の行程ですが、ここまでで体力を使っていることと、標高3,000mで空気が薄いこともあり、体力的にはそこそこしんどいです。


おや?なにやら標識らしきものが…

あともう少し!

ついた!

頑張ってたどり着いた間ノ岳。ご褒美の好展望が待っています。
(何も見えない…)

北岳山荘へと戻ります。
次ページは夜景と星空です。