Translate

登山用カメラ装備の紹介(一泊、カメラ2台持ち編)

山に行くと、様々な美しい場面に出会います。

一面の紅葉、かわいい雷鳥、美しい星空…。
これらの景色を記憶だけではなく、写真として記録に残したいと思う方は多いと思います。
しかし、一本のレンズではこれらの場面をすべてカバーする(=美しく写真に収める)ことはできません。
なぜならば、レンズによって得意とする被写体やシーンが異なるからです。

かといって、被写体が変わる度にレンズを交換することはできません。
なぜならば、レンズ交換中に撮影機会を逃してしまうばかりではなく、レンズ交換に時間を使いすぎることが大きなリスクとなるからです。山中で日没を迎えれば遭難する可能性があります。

そこで筆者は、ミラーレスカメラ2台、交換レンズ計3本、これらを収納するケース、星空撮影用の三脚などを組み合わせたカメラセットを登山に持っていきます。

このカメラセットを使うと、レンズ交換やカメラ取り出しの手間を最小限にしてあらゆる被写体やシーンに対応することができます。
さらに、重量削減にもかなりこだわっています。
今回の記事では、上記カメラセットを紹介します。

~本記事の対象者~

・風景、動物、星空など様々な景色を写真に収めたいと思っている人
・現在自らが所有している登山用のカメラ構成に限界を感じている人
・登山用サブカメラの導入を考えている人
・「今の荷物はまだまだ軽い!もっと背負える!」という人

カメラ本体とレンズ1

富士フイルム製のカメラ本体X-T3に、レンズXF10-24mmF4.0 R OISを付けたカメラ一式を用意します。

このカメラ一式は超広角~標準域をカバーし、主に風景撮影を担います。
超広角域で撮影した写真は目で見たよりも広く写り、景色を広大に見せることができます。
富士フイルムのカメラはJPEG撮って出しの色がとても美しく、帰ってから写真を見返すと感動します。これはいわゆる記憶色であり、他社製のカメラでは真似できていないと言われています。

このカメラ本体とレンズについては、他社製のものでも構いません。
重要なのは「レンズが超広角域をカバーしている」ことです。
ニコン、キヤノン、ソニー、オリンパス…各社から超広角ズームレンズが発売されています。

紅葉を超広角域で撮影。
手前に広がる紅葉を広く写すことができた。
10月の立山にて。


超広角域を使い、旭岳、手前の雪原、青空、太陽を1枚の写真に収めることができた。


劔岳と、そこに至る手前の登山道を撮影。


山に登ると景色がすばらしいです。この景色を記憶だけでなく、記録(写真)に残したい!と考える方も多いかと思います。 そこで大事になって...
防塵防滴カメラであれば、小雨程度であれば安心して使えます。 今回の記事では、防塵防滴性に定評のあるミラーレスカメラを2つ紹介します。
筆者は、富士フイルム社製のミラーレスカメラ用交換レンズ「フジノンレンズXF10-24mmF4 R OIS」(以下、XF10-24mm)を登...
レンズによって、吐き出される絵や、得意とする被写体、時間帯が異なります。どのレンズを付けて山にいこうか、あるいはどのレンズを購入すべきか、...

カメラ本体とレンズ2

オリンパスのカメラ本体OM-D E-M5 MarkⅡに、レンズED 14-150mm F4.0-5.6 IIを付けたカメラ一式を用意します。

このカメラ一式は準広角~望遠域をカバーし、主に動物撮影遠くの山の切り取り撮影を担います。
オリンパスのカメラでは「オリンパスブルー」といって青空がとても美しく写ります。これが好きでオリンパスのカメラを使っている人も多いと聞きます。
OM-Dはマイクロフォーサーズ規格のカメラであり、高画質と軽量化を両立しています。望遠レンズを付けるほど軽量化の恩恵を受けることになり、このカメラ一式の場、カメラ+レンズの重量は700gしかありません。
フルサイズカメラだと重量は1.5kgほどになるでしょう。

OM-D E-M5 MarkⅡ+ED 14-150mm F4.0-5.6 IIの望遠域で撮影した雷鳥。
8月の御嶽山にて。


左は、OM-D E-M5 MarkⅡ+ED 14-150mm F4.0-5.6 IIの望遠域で撮影した美瑛富士。
右は同じ景色を超広角域で撮影した参考例で、赤丸が美瑛富士。
3月の旭岳(大雪山)にて。



OM-D E-M5 MarkⅡは、オリンパスから発売されているレンズ交換式のミラーレスカメラです。センサーサイズはマイクロフォーサーズ、有...

交換用レンズと三脚

星空撮影用に、レンズXF16mmF1.4 R WRと三脚を用意します。

XF16mmF1.4は解放F値が1.4もある明るい広角レンズで、星空撮影に大きな威力を発揮します。このレンズをX-T3に付けて使います。

このカメラ本体とレンズについては、他社製のものでも構いません。
重要なのは「F値が小さい広角レンズ」であることです。
ニコン、キヤノン、ソニー、オリンパス…各社から対応するレンズが発売されています。

XF16mmF1.4 R WRにて鹿島槍ヶ岳と星空を撮影


XF16mmF1.4 R WRにて乗鞍高原と星空を撮影


XF16mmF1.4 R WRにて燧ケ岳と星空を撮影


筆者は、富士フイルム社製のミラーレスカメラ用交換レンズ「フジノンXF16mmF1.4 R WR」(以下、XF16mmF1.4 R WR)を...
山中で一泊する際には、暗所に強いカメラに加えて三脚を持っていくことで星空や夜景を綺麗に写真に収めることができます。登山用の三脚には、軽くて...

カメラ本体とレンズ1の携行方法

登山中、X-T3とXF10-24mmF4.0一式は、HAKUBA社のカメラケース「トップローダーズーム」に収納して持ち運びます。
トップローダーズームを体の前面に付ければ、撮影時にすぐにカメラを取り出すことができます。

このケースはカメラ全体を覆えるため、カメラに埃や傷がつくのを防止できます。
トップローダーズームには小物入れが豊富についており、予備バッテリー、ブロワー、クリーニングクロスなどを豊富に収納可能です。
トップローダーズームにはレインカバーが付属しています。本体の防塵防滴性と合わせて、カメラを二重に防御できます。

山登りにおいて、一眼レフやミラーレスカメラを使うと美しい景色を写真に残すことができます。一方で、一眼レフやミラーレスカメラはサイズが大きく...

カメラ本体とレンズ2の携行方法

登山中、OM-D E-M5 MarkⅡとED 14-150mm F4.0-5.6 II一式は、capture proでザックの肩に固定しておきます。
撮りたいときにすぐに外すことができます。
カメラは外付けになりますが、防塵防滴性を有するためそこまで問題にはなりません。

山登りにおいて、一眼レフやミラーレスカメラを使うと美しい景色を写真に残すことができます。一方で、一眼レフやミラーレスカメラはサイズが大きく...

交換用レンズの携行方法

交換レンズXF16mmF1.4 R WRは、登山中には防水・耐衝撃ソフトケースに収納しておきます。
多少の衝撃や水漏れくらいであれば防いでくれる優秀なケースです。



今回の記事は以上になります。

error: Content is protected !!