目次
至仏山へ出発。山の鼻まで。

翌朝を迎え、あたりが薄明に包まれてきました。本日も快晴です。

テントを撤収します。

時刻は4時45分。
周囲が十分に明るくなった後に出発します。

霧に包まれる尾瀬ヶ原。
そして霧の向こうには、目指す至仏山が見えます。

燧ケ岳がだいぶ遠ざかってきました。

早朝の池塘。

おそらくサワギキョウ。
食べると呼吸困難や心臓麻痺で死に至ることもある毒草です。

太陽が燧ケ岳の向こう側から登ってきました。
朝もやの尾瀬ヶ原を太陽が暖かく照らしてくれます。

木道に鳥さんが現れました。
道案内をしてくれるのでしょうか。
と思った瞬間、鳥さんは羽ばたいて逃げていきました。

上ノ大堀川橋にて、鴨の大家族に遭遇しました。
先日、逆さ燧の池塘に現れ、水面をかき乱していたようです。

鴨さん達はすぐに水路の奥へと消えていきました。
タイミングが1分遅れていたら、鴨の大家族には会えなかったでしょう。

尾瀬ロッジ(山の鼻)に到着しました。
至仏山へ登山開始(前半)

時刻は6時半。至仏山へと登山開始です。
山の鼻~至仏山山頂へ至る道は、植生保護のため登りの一方通行となっています。

本格的な登山道の始まりです。
山の鼻からはコースタイムで3時間をかけて、至仏山山頂を目指していきます。

何度目かのオゼミズギク。

序盤は樹林帯です。

???

???

登山道から後ろを振り返ると…
燧ケ岳と尾瀬ヶ原を眺めることができます。

尾瀬ヶ原のアップ。

階段を登ったり

岩場を登ったり。
このルートでは、岩場と階段が交互に出てきます。

至仏山の蛇紋岩は、表面がつるつるしていて滑りやすいです。
スリップ転倒に注意しましょう。
特に、「内股で歩いていたら、足、打っちまったー!」などとならないように。
さっそく滑ってしまいました。
荷物が軽ければ、ポールを使わずに手足を使って登っていくのが良いかと思います。


ヒメシャジン。

中間地点までたどり着きました。
炎天下の中、テント泊装備で標高差800mを登るのは辛いものがあります。
体がなまっている証拠ですね。
至仏山山頂へ(後半)

かっこいい岩場を登っていきます。

だいぶ上まで登ってきました。

近くの山を一望できる位置までやってきました。
進行方向左手には、3つピークが特徴的な日光白根山が見えます。

岩の上で羽を休めるトンボ。
「トンボ撮れた!ラッキー!」くらいにしか思っていませんでした。
そう、このときまでは。

森林限界を超えました。
さらに登っていきます。

進行方向右手の視界が開け、越後の名山が見えるようになりました。
こちらは平ヶ岳。名前の通り平らな山頂が特徴的です。

さらに登っていきます。

こちらはウスユキソウの一種ですね。
ウスユキソウは6種類以上あり、同定が大変です。
おそらくミネウスユキソウです。
至仏山と尾瀬ヶ原とでは、生えている高山植物の種類が明らかに違います。

ホソバコゴメグサです。
可愛らしい見た目をしていますが、他の植物から栄養を奪って生きている「半寄生植物」です。
あぁ、ブログ主も誰かに寄生して生きていきたい。そのためにはまず見た目を磨くところからですね…。

ウスユキソウの一種ですが、詳しい種類まではわからず…。

ベニヒカゲです。
県によっては天然記念物に指定されている蝶です。

気持ちのいい登りが続きます。

???

ヒメシャジンです。

登っていきます。

ウスユキソウの群生。

ワタスゲ。
耳掃除できそうな見た目をしていますね。
呪いで、耳からワタスゲが生えてきそうですが…

??

???

テラスベンチのある個所までやってきました。
ここから頂上まで、あと30分です。

ミヤマアキノキリンソウ?

上の方に来ると、右手に中ノ岳(写真中央)と越後駒ケ岳(写真右手)が見えてきました。
それにしても、さきほどからトンボの大群が一面を舞っています。
個人的には、ブヨやアブと違ってトンボに対する不快感は無いです。
ただしトンボを不快だと思う方は、脳内でトンボを美女やイケメンに変換すると良いでしょう。
お花畑と美女。想像するだけでよだれが出ますね…。

登っていきます。

タテヤマリンドウ

タカネニガナ

ウスユキソウ。
おそらく、ミヤマウスユキソウです。

頂上を視界に捉えました!

時刻は10時20分。
至仏山山頂(標高2,228m)に到着しました!
普通に登れば登りやすい山頂ですが、今回は三条の滝に寄ったり、テント泊装備を担いだりしたのでとても登りごたえがあります。その分感動も大きいです。
次ページは、至仏山山頂からの展望です。
