Lenovo製Legion slim 7シリーズを写真編集にオススメする6つの理由

写真編集するには高性能・大画面のデスクトップPCを使うのが最もよいです。しかし「出張などで長期間外出してしまう」「家にデスクトップPCを置く場所が無い」という方もいらっしゃいます。(尚、筆者は前者のパターンです)。このような場合には、Lenovo製のノートPCであるLegion Slim 7シリーズを購入することをおすすめします。なぜならば「sRGB100%カバーで色表現性に優れる」「高解像度WQXGAモニタ搭載」「IPS液晶搭載で角度が変わっても見え方が変わらない」「大画面16インチで写真を大きく表示可能」「高性能CPUと専用GPU搭載で写真編集速度が速い」からです。今回の記事では、Legion Slim 7シリーズを写真編集におすすめする理由と、実際にlightroomで写真編集(RAW現像)した場合の能力を紹介します。

Legionとは

Legionとは、Lenovo社のゲーミングPCブランドです。LegionブランドのノートPCはLegion5シリーズとLegion7シリーズとに分かれており、7の方が高性能です。Legion7はさらに、高価で重量の大きな Legion7と、薄く軽量なLegion slim 7とに分かれています。Legion Slim 7は値段と機能のバランスが良く、個人的に最もオススメしたいシリーズです。

Lenovoのブランド一覧はこちら

Lenovo製PCにおけるLegion slim 7シリーズの位置づけ


レノボジャパン Lenovo ゲーミングノートパソコン Legion Slim750i スレートグレー[15.6型/Core i7/SSD:512GB/メモリ:16GB] 82BC004JJP

おすすめする理由

Lenovo製のLegion slim 7シリーズを写真編集におすすめする理由を以下に説明します。尚、写真編集だけではなくゲーミングPCとしてもおすすめです。

sRGB100%カバー

Legion slim 7シリーズのおすすめポイント1つめは、sRGB色域を100%カバーしている点です。通常のノートPCではsRGBを90%程度しかカバーしておらず、一部の色をモニタで表示することができません。よって、写真の色によっては飽和してしまい編集できなくなってしまいます。

キャリブレーターを使いソフトウェア・キャリブレーション(色校正)をすることで、より正確な色を写しだすことも可能です。

【SpyderX Pro】ソフトウェア・キャリブレーションの手順紹介
モニタの色は、正確ではありません。特にモニター使用時間が長くなるほど、正確な色から外れてきます。RAW現像をしていい写真ができた!と思って...

高解像度WQXGAモニタ搭載

Legion slim 7シリーズのおすすめポイント2つめは、WQXGA解像度 (2560 x 1600)のモニタを搭載したモデルが存在することです。WQXGAは聞きなれないかもしれませんが、4K(3840×2160)よりもやや小さな解像度と言えば伝わりやすいでしょう。ノートPCで4Kの解像度を搭載したものはほとんど存在せず、実質的にWQXGAが最高解像度といっても差し支えありません。尚、一般的なノートパソコンの解像度はFulLHD(2K, 1920×1080)しか場合が多く、通常の作業であれば問題はないものの、写真編集をするためには物足りないでしょう。

lightroom classicの編集画面。左はWQXGA, 右はFullHD。左の方が1画面内にパラメーター編集バーを多く配置することができ、余裕がある。

IPS液晶搭載

Legion slim 7シリーズのおすすめポイント3つめは、IPS液晶を採用しており、見る角度によって色が変化しないことです。液晶の種類によっては見る角度によって色が変わってしまうため、常にモニタの正面に顔を置いて写真編集をしないと、正確でない色に写真を編集してしまうことになります。

16インチ液晶

Legion slim 7シリーズのおすすめポイント4つめは、16インチの大画面液晶を搭載していることです。WQXGA解像度と合わさり、画面内に多くの情報を表示できます。lightroomやphotoshopの調整バーや写真を、画面内に余裕を持って表示することができます。

専用GPU(グラフィックボード)搭載

Legion slim 7シリーズのおすすめポイント5つめは、GPUを搭載している点です。これによって写真編集やRAW現像のスピードが上がります。CPUに画像処理を任せているノートPCも多く、その場合には通常作業には問題ないものの、写真編集・RAW現像のスピードは低下します。

これだけ高性能なのに軽い

Legion slim 7シリーズのおすすめポイント6つめは、重量が2kg弱で、しかも薄型であることです。鞄に入れて持ち運ぶときに嵩張らず、持ち運びやすくなります。このスペックのPCの場合、2.5kg程度あることが多いです。

<本ブログではアフィリエイト広告を利用しています>

lightroomの写真編集(RAW現像)の実力を試してみた

今回、筆者はLegion Slim750i (82BC004JJP)を購入しました。このモデルは2021年秋の発売となっており、本記事を書いている2023年3月時点では型落ちとなっています。ところが、本機種には最新機種では搭載が見送られた4KのadobeRGBモニタを搭載しているため写真編集にはとてもおすすめしたいモデルです。価格も10万円台前半とこなれてきているため、この記事をご覧になっている時点で在庫がある場合には売り切れる前に購入を検討されることをおすすめします。尚、似た型番の82BC004KJPはMicroOfficeが搭載されたモデルで、2万円ほど高くなっています。

Legion Slim750i (82BC004JJP)


下記写真は、星空とテントを撮影した作例です。この写真のRAWデータをlightroomでRAW現像した際の処理速度を測定してみます。



空を青くするために色温度を少し下げます。星空を明るくするための露光量、シャドウ、黒レベルを上げます。テントを白つぶれさせないためにハイライトを下げます。星空のノイズを消すためにノイズ低減, 輝度を上げます。



書き出しボタンを押してJPEGファイルが生成されるまでの時間を計測したところ、約4秒という結果になりました。

RAW現像後の写真


デスクトップPCとの能力比較については下記記事にまとめましたので、興味があればぜひご覧ください。

【写真編集】ノート vs デスクトップPCのスピード比較【RAW現像】
「長期出張がある」「家にデスクトップPCを置く場所が無い」などの理由で、ノートPCの購入を検討しているけれども、写真編集能力に不安がある方...

合わせて買いたい

Legion slim 7と合わせて購入すると便利なものを、下記に紹介します。

有線LANアダプター

Lenovo 7 slimシリーズは薄型のため、優先LANポートがありません。一方、ビジネスホテルでは無線LANの速度は遅く、優先LANでないと速度が出ない場合が多いようです。そこで、USBをLANポートに変換できる有線LANアダプターを使うとよいです。この際には回線スピードを出すために「GIGA対応」「USB3.0以上対応」のものを選ぶようにしましょう。

ソフトケース

ノートPCの画面サイズにあったソフトケースを用意すると、持ち運び中の衝撃を吸収してくるため安心です。

NAS

自宅にデスクトップPCがあり、追加でノートPCを購入する場合には、NAS環境を整えることで外出先からも写真等のデータにアクセスできるようになります。

NASで外出先からデータを取得&バックアップを取る方法(synology)
「長期出張や規制時に、外出先からPCを使い自宅のデータを使って作業をしたい」場合があります。このようなときには、自宅にNASを構築すること...



今回のLenovo slim 7シリーズの紹介記事は以上になります。

レノボジャパン Lenovo ゲーミングノートパソコン Legion Slim750i スレートグレー[15.6型/Core i7/SSD:512GB/メモリ:16GB] 82BC004JJP
error: Content is protected !!