超望遠レンズの圧縮効果を活かした作例紹介

超望遠レンズ(=焦点距離の長いレンズ)の用途は、遠くのモノや小さいモノを大きく写すことだけではありません。
超望遠レンズを使うことで、圧縮効果を出すことができます。

一言で言ってしまうと望遠レンズの圧縮効果とは、写真手前と奥の被写体が同じようなサイズで写ることにより、写真の奥行感が消失し、まるで圧縮されたように見える効果のことです。

今回は、富士フイルム製のレッドバッジズームレンズ・XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRを使って筆者が撮影した、圧縮効果を活かした作例を紹介します。

富士山と街並み

以下は、富士山と街並みを撮影した作例です。

街と富士山の距離がどれくらいかわかるでしょうか。
「3キロ、離れていてたとしてもせいぜい10キロくらいかな」と思われた方も多いのではないでしょうか。



実は、麓の街と富士山とは、直線距離で約100kmも離れています。
換算焦点距離370 mmで撮影をしたため、まさに奥行が圧縮されています。

太陽に舞う二羽の鳥

以下は、夕日と二羽の鳥を撮影した作例です。
換算焦点距離540mmで撮影しているため、太陽が(通常の焦点距離のレンズではありえないくらい)大きく写っています。
そのため、太陽に向かって鳥が舞っているような雰囲気の写真を撮ることができました。

ミニチュアの街

以下は、換算焦点距離420mmで撮影した街並みです。

車や信号機の奥行感が消失し、近くにあるように見えます。
まるでミニチュアの街並みのようになっています。

花に囲まれる鳥

以下は、換算焦点距離609mmで撮影した鳥です。

強力な圧縮効果により、鳥の周りに桜の花が凝縮されています。



普段、標準レンズや広角レンズを使っていて表現に行き詰ってしまった方は、超望遠レンズを試してみるのもいいのではないでしょうか。
今回の記事は以上になります。

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