【初心者向け】厳冬期に日帰りで登れる雪山5選

基本的な雪山装備を揃えたら、徐々にいろいろな雪山に登ってみたいものです。しかし山によっては難易度が高く、ハードシェルやピッケルなどの装備を持たず、技量の無い状態で登ってしまうと危険なことも多いです。そこで今回の記事では、雪山を始めたころに、日帰りで登りやすい雪山を7座紹介します。

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前提条件

「初心者の方が日帰りで登れる」条件は以下の通りだと考えています。

初心者が日帰りで登れる雪山の条件とは
・ピッケルが必要ない
(その他12本アイゼンなど、雪山用装備は必須)
・入山者が多くトレースが付いており、ラッセルがいらない
・コースタイムが6時間以下
・1~2月でも山頂に行く人が多い
・1~2月には常に積雪量が多い

ただし、条件1つ目に「ピッケルが必要ない」と記載してありますが、12本アイゼンをはじめとした基本的な雪山装備はもちろん必須になります。

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また、天気が悪い場合には難易度が高くなるため、入山を避けた方が良いです。山の天気は平地とは異なるため、専門のサイトで気象条件をチェックしましょう。

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雪山紹介

以下に、おすすめの雪山を紹介します。

四阿山

四阿山(あずまやさん)は、群馬・長野県境に位置する標高2,354mの山です。

山容が4つの屋根のように見えることから、この名が名づけられたとのことです。山麓には牧場があり、その脇を通って登山をすることができます。夏には牛が見られますが、冬季には牛が居ない代わりに、なだらかな牧場ハイクを楽しむことができます。

四阿山の特徴
所在地…群馬・長野県境
標高…2,354m
コースタイム…6時間
登山口…あずまや高原ホテル

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黒斑山、蛇骨岳、仙人岳

浅間山の外輪山は、主に黒斑山(標高2,404m)、蛇骨岳(同2,366m)、仙人岳(同2,319m)、鋸岳(同2,264m)から成ります。コース上は展望の良い箇所が多く、東側3km先には噴煙を上げる浅間山を、西側には北アルプスを眺めることができます。ガイドブックでは黒斑山と蛇骨岳のみが紹介されることが多いですが、その先の仙人岳までであれば、比較的難易度は低いです。

黒斑山の特徴
所在地…群馬・長野県境
標高…2,404m
コースタイム…5~6時間
登山口…黒峰高原ホテル

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浅間山

浅間山は、釜山を最高峰とする標高2,568mの活火山です。登山道からは、荒涼とした岩肌や噴煙を眺めることができます。現在、火山規制のため釜山へは入山できません。現在は火口から西側に位置する車坂峠と浅間山荘から、標高2位の前掛山への登山道のみが解放されています。

冬季に前掛山に登頂する場合、雪崩の危険のない浅間山荘が唯一の登山口となります。(車坂峠からは、浅間山の外輪山である黒斑山に登ることができます。)

浅間山の特徴
所在地…群馬・長野県境
標高…2,568m
コースタイム…6~7時間
登山口…浅間山荘(天狗温泉)

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伯耆大山

伯耆大山は、鳥取県の日本海近くに位置する独立峰です。一般登山道が通っている中では、標高1,709mの弥山(みせん)が最高峰です。晴れていれば、山頂からは鳥取市街と日本海を一望できます。日本海近くに位置するため厳冬期の気象は厳しいことが多いですが、移動性高気圧の来る条件の良い日であれば登山者も多く、頂上まで登ることができます。また、3月になると晴れる日が増えるため、さらに登りやすくなります。

伯耆大山の特徴
所在地…鳥取県
標高…1,709m
コースタイム…6時間
登山口…南光河原駐車場

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旭岳

旭岳は、北海道の大雪山系を構成する標高2,291mの山です。途中まで旭岳ロープウェイが通年運航しているため、冬の時期でも(天気さえ良ければ)コースタイム5.5時間で日帰りで登ることが可能です。北海道は豪雪地帯です。そのため、ロープウェイ山頂駅の標高1,610mから山頂まで、終始森林限界より上の大展望を楽しむことができます。旭岳は活火山です。ロープウェイ山頂駅からは、大迫力の噴気とその向こうがわに聳え立つ旭岳を見ることができます。

旭岳の特徴
所在地…北海道
標高…2,291
コースタイム…5時間半
登山口…旭岳ロープウェイ

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まとめ

雪山に徐々に慣れていくことで、技量は上がってきます。安全に気を付けて雪山を楽しんでいただければ幸いです。今回の記事は以上になります。

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