【厳冬期・雪山登山】赤岳、横岳、硫黄岳~南八ヶ岳を代表する峰々を巡る旅~

<本ブログではアフィリエイト広告を利用しています>

2日目。八ヶ岳最難関の赤岳~横岳~硫黄岳の稜線へ

日付は移り翌朝を迎えます。時刻は6時過ぎ。
ガスが掛かっていますが、天気はこの後回復予報です。

本山行最大の核心部である横岳と硫黄岳へと向かいます。
もちろん、この日は最初から「12本アイゼン+ピッケル+ヘルメット」を付けます。
これに加えて、稜線上では風をもろに受けため「ゴーグル+バラクラバ+ネックウォーマー」を装着していきます。
ハードシェルのフードもかぶり、完全装備。
戦闘力53万です。


ガスの中、日が昇ってきました。


日ノ岳を進行方向右側(東側)から巻いていきます。
右側は切れ落ちているので、滑落しないようアイゼンとピッケルを雪面に利かせながら登っていきます。


我々のパーティーがこの日の先頭です。
よって、ところどころラッセルしながら進んでいきます。


15分ほどかけて日ノ岳を登り切りました。


次はすぐに鉾岳(ほこだけ)を進行方向左側(西側)から巻いていきます。
ここは先ほどよりも鋭く左側が切れ落ちており、最新の注意を払います。
鎖が雪に隠れず出ていたので、鎖を頼りに進んでいきます。


難所を超え、喜ぶメンバーたち。
ちなみにですが、難所では意外と事故は起こらず、難所を超えた後の事故率が高いです。
(例:剱岳の蟹のヨコバイ、タテバイなど)


三叉峰の進行方向右側(東側)をトラバースしていきます。
さきほどよりは難易度が下がりますが、この地点も難所であることに変わりはありません。


進行方向のガスが取れてきました。


青空とメンバーたち


先に進みます。


稜線上はところどころ風の通り道となっており、冷たい風が横から吹き付けてきます。
鼻をかんだ瞬間に凍り付く寒さです。
肌の露出している箇所をなるべく少なくしておくことが肝要です。


この強風でも動作してくれた富士フイルムのミラーレスカメラ・X-T1
同行者のカメラやスマホは電源すら付きませんでした。

後継機種のX-T3は以下になります。

進んできた道を振り返ります。
ガスが取れて赤岳(左側)と、阿弥陀岳(右側)がその姿を現しました。

厳冬期に赤岳と阿弥陀岳に登頂した記録は以下記事をご参照ください。

市街地も見えてきました。
絶景の稜線ハイクの始まりです。


横岳山頂標識を視界に捉えました!


時刻は8時。
横岳山頂(標高2,829m)に到着です!
難易度の高い稜線を歩いてたどり着いた山頂、達成感は一入です。


喜びを爆発させる同行者。
泣いていました。涙が凍るぞ….。


硫黄岳

硫黄岳へと向かいます。
写真の細いリッジを超えたり、梯子を下ったりしていきます。
難易度高しです。


細いリッジと梯子を超えました。
写真を撮る余裕がありませんでした。


硫黄岳付近のケルンです。
ケルンを追っていくと、硫黄岳山頂です。


歩いてきた稜線。
硫黄岳直前は部分的に強風の通り道となっており、場所によっては強風が吹いた瞬間に体が真横に1メートルほど瞬間移動します。
やばい!と思ったらピッケルを地面に刺して態勢を低くしましょう。
また、這って進むくらいがちょうどよいです。


時刻は9時20分。
硫黄岳山頂(2,760m)に到着しました!


硫黄岳には、赤岳鉱泉からの登山者が多いです。
他の登山者の方に集合写真を撮っていただきました。
ブログ主は4名中2名が今回発対面でしたが、とても楽しい山行を過ごすことができました。

「これから一緒に色々な山にいこう」と話していましたが、結局このメンバーで登ったのは最初で最後になってしまいました。
お互い、山の方向性が違ったり、家庭の事情があったりなどした為です。
山の出会いは一期一会です。


硫黄岳の爆裂火口。


赤岳鉱泉を通り、下山

赤岳鉱泉へと下っていきます。


樹林帯に入りました。
樹林に霧氷がついていて美しいです。


霧氷を見上げるメンバー
(ブログ主が上を向いてほしいと依頼したとは言えない)


赤岳鉱泉へ下ってきました。
赤岳鉱泉は営業しており、さらにテント場があります。


赤岳鉱泉名物・アイスキャンディーのクライミングです。
ここでクライミングをする場合、道具を持参する必要があります。レンタルはありません。
(レンタルしようとしたら小屋の人に「レンタルはないですよ」と言われ恥をかいたとは言えない….)


さらに下山していきます。
もうすぐ駐車場です。


駐車場にたどり着きました。
最高のメンバーと山に恵まれた2日間でした。

最高の山行をありがとう、八ヶ岳。

error: Content is protected !!