登山で使いやすい格安スマホSIMと機種の選び方【2022年春版】

格安SIMの月額料金は安いです。使い方にもよりますが、通信料は大体月1,700円ほどで済みます。大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の場合、月額料金は大体月7,000円くらいとなり、格安SIMの3倍以上となります。

そうはいっても、世の中にはたくさんの格安SIMや端末が存在しており、何を選べばいいか悩むと思います。ずばり、格安SIMと端末は「docomo回線」「防水性有」「手袋モード有」の3つの基準で選べばよいです。なぜならば、docomo回線が最も山で繋がりやすく、防水性があれば雨が降っても壊れず、手袋モードがあれば寒いときに手袋をつけたまま操作できるからです。

今回の記事では、登山にオススメしたいSIM事業者、契約内容、端末を紹介します。

本記事の対象者
・スマホの月額料金を節約したい登山者
・格安SIMを使っているが、電波の入りが悪いなどの問題を感じている登山者
・スマホやキャリアの変更を検討している登山者

スマートフォン機種の選び方

スマートフォン機種の選び方を以下に解説します。

グローブモード(手袋モード)が付いていること

グローブを付けたままでも操作できる機能の付いた機種が良いです。(メーカーにより、グローブモード、手袋モードなど名称が異なります)

登山では、気温が寒い時や、手の日焼けを防ぎたい場合にグローブをはめることがあります。スマホ対応のインナーグローブもありますが、値段が高い上にグローブはすぐに破れます。そこで、(スマホ非対応の)インナーグローブを付けたままでも操作できる機能がスマホに付いていることが望ましいです。700円くらいの安いインナーグローブでも、問題なく快適にスマホを操作することができます。

このグローブモードは、ごく一部の機種にしか付いていません。しかも、付いていたとしても大々的にアピールしているわけではなく、資料を読み込むと付いていることが初めてわかります。

防水・防塵機能が付いていること

防水・防塵機能のついた機種がおすすめです。

登山では突然雨に降られることがあります。そのようなときでも、スマホに防水性があれば安心です。ただし、スマホをポケットやケースに入れておけば少しの水滴や埃でスマホが壊れるとは考えにくいため、必須ではありません。

電池容量が多いこと

電池容量が多い機種がおすすめです。基準は4,000mAh以上です。

1つ目の理由は、圏外だとスマホが電波を探してしまい、電池を消耗しやすいからです。もちろん機内モードにしておけば良いのですが、うっかり忘れることも多いでしょう。

2つ目の理由は、大容量の電池だと寒冷地でも電源が落ちにくいからです。筆者は-10℃を下回る雪山に何度もいっており、経験上、3,000mAh以下のスマホでは必ず電源が落ちてしまいました。

契約内容編

つづいては契約内容編です。格安SIMを契約する際に、契約内容を選ぶ必要があります。登山をする上では、契約内容についても気を付ける必要があります。

ドコモ回線

ドコモ回線を利用した格安SIM事業者がオススメです。

格安SIMは、自前で携帯電話の回線を持っていません。「ドコモ」「au」「ソフトバンク」といった3台キャリアいずれかの回線を借りています。これらのうち、ドコモ回線が山で最も繋がりやすいです。筆者は、これら3台キャリア回線のスマホをいずれも山で使ったことがあります。筆者の体感では、山でドコモの電波が立っている確率は80%、auは50%、ソフトバンクは30%程度でした。仮に山で救助を呼ぶ場合に、電波が繋がらないと文字通り致命的となります。

格安SIM業者によっては、複数キャリアを選ぶことができます。この場合にはd回線(ドコモ回線の意味)を選びましょう。

尚、docomoからahamoという格安プランが出ていますが、登山ではあまりオススメしません。理由は、ahamoではLTE回線しか使うことができず、3G回線を利用することができないからです。山中では3G回線しか繋がらないことも多いです。

音声プラン

契約内容は音声通話対応プランにしましょう。

格安SIMには、通話とデータ通信ができる「音声通話対応プラン」と、データ通信のみができる「データ通信専用プラン」とがあります。後者の場合、遭難したりタクシーを呼ぶ際に電話をすることができません。

3GB/月プラン

通信料金については、特にこだわりがなければ3GB/月がおすすめです。

これは、一カ月間の間に3GBのデータをやりとりできるプランになります。普通に使う分には困ることはありません。しかし、非Wi-Fi環境下で「頻繁にYouTubeを見る」「オンラインゲームをする」などの場合には、これよりもデータ通信料の多いプランが良いでしょう。

格安SIM業者

オススメSIM事業者を紹介します。

SIM事業者によって月額料金は数十円しか変わりません。どこも月額約1,700円程度です。よって、月額料金以外の基準でキャリアを選ぶ必要があります。

mineo:速度の安定を求める人向け

速度の安定性(混雑している時間帯や場所の通信速度)を求める人には、mineo(Dプラン)をオススメします。(Dプランは、Docomo回線という意味)

キャリアによって、大手キャリアから借りている回線数が異なるため、通信速度の安定性(混雑した際の通信速度)が変わります。mineoは速度の安定性に定評があるため、混雑時にも高速通信をストレスなく行いやすいです。

また、mineoでは取り扱い機種の数が比較的豊富です。今回紹介する3キャリアの中で、防水防塵機能とグローブモードが付いた機種を取り使っているのはmineoとllJmioだけになります。

≪公式≫mineo

IIJmio:自宅で光回線のインターネットを使いたい人向け

自宅で光回線を使ったインターネットを使いたい人にオススメしたいのが、IIJmioです。

IIJmioの光回線とスマホをセットで購入すると、最初の1年間は月額1,980円でインターネットを使用することができます。月額5,000円の事業者が多い中、これは破格の安さす。

≪公式≫IIJmio

IIJmioでは、mineo以上に取り扱っているスマホ機種が多いです。オススメしたいのは以下の3機種です。

おすすめ機種の紹介

以下におすすめ機種を3台紹介します。2022年3月3日現在、mineoとIIJmioのいずれでもこれらの3機種を購入することが可能です。

Aquous R6

オススメしたい機種1つ目は、SHARP製のAQUOUS R6です。ASUOUS R6は、防水機能とグローブモードが付いた全部乗せ機種となっています。また、電池容量が5,000mAhと大容量になっているため、電池切れを起こしにくいです。

AQUOS R6にはライカ監修の大型1インチセンサーを有する高性能カメラが搭載されており、山の風景を綺麗に撮影できることも魅力の1つです。

AQUOS R6の特徴
・防水性…有
・グローブモード…有
・電池容量…5,000mAh
・本体価格…約100,000円
・カメラ…ライカ監修の高機能カメラ

ZenFone 8

オススメしたい機種2つ目は、ASUS製のZenFone 8です。ASUSは台湾の電子メーカーで、PCの部品などを数多く作っている実力のあるメーカーです。余談ですが、筆者のPCでもASUS製のマザーボードを使用しています。

ZenFone 8には防水機能とグローブモードが付いています。電池容量は4,000mAhと、比較的大容量となっています。カメラには、通常の画角のカメラの他に超広角カメラが付いており、山を広大に撮影することができます。筆者は旧機種のZenFone Max Pro (M2)を使用しています。

【レビュー】ZenFone Max Pro (M2)を登山用に購入してみた。
先日、古くなったスマホを更新し、登山用にASUS製のスマートフォン・ZenFone Max Pro (M2)を購入しドコモ回線のMVNOを...

ZenFone 8の特徴
・防水性…有
・グローブモード…有
・電池容量…4,000mAh
・本体価格…約80,000円
・カメラ…メインカメラと超広角カメラが搭載

OPPO A55s 5G

オススメしたい機種3つ目は、OPPO製のA55s 5Gです。

A55s 5Gにはグローブモードが付いておらず、防水機能は付いています。電池容量は4,000mAhと、比較的大容量となっています。カメラには、通常の画角のカメラの他に超広角カメラが付いており、山を広大に撮影することができます。価格は約30,000円と、比較的安価となっています。

A55s 5Gの特徴
・防水性…無
・グローブモード…有
・電池容量…4,000mAh
・本体価格…約30,000円
・カメラ…メインカメラと超広角カメラが搭載

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今回の記事は以上になります。

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