使っていないカメラやレンズ機材がある場合、これらを売ることで新しい機材の購入費用とすることができます。
また、カメラやレンズ一式を売却することで、他のメーカーの機材に乗り換えることができます。
いずれの場合にも、元の機材をなるべく高値で、安心して売ることが肝心です。
今回の記事では、中古カメラ・レンズ機材を高く、安心して売る方法を3つご紹介します。
目次
メルカリ
メルカリで中古のカメラやレンズを売ると、高く売れます。
これは、業者(メルカリ)が取るマージンが購入価格の10%と低く抑えられているためです。
実際に、筆者も12万5千円で買った中古レンズをメルカリで売り、11万円の利益を得ることに成功しました。
メルカリでは、カメラ・レンズの出品価格を出品者が自由に設定することができます。メルカリでの他者の出品価格を参考にしたうえで、自身の出品価格を決めると良いでしょう。
始めは価格を高めに設定しておいて、反応が薄ければ徐々に価格を下げていくと良いでしょう。
ただし、メルカリでは購入後のトラブルが発生することもあります。
購入者が神経質だった場合には、購入後に「傷がついている」「内部に曇りがある」などのクレームが入ることがあります。
基本的に、メルカリはクレームの仲裁には入ってくれません。
筆者も、カメラ・レンズ機材ではないのですが、一度クレームを受けたことがあります。(この際は2,500円程度の安いものだったので、取引をキャンセルし、品は相手に廃棄してもらうことで解決しました。)
中古カメラ・レンズをメルカリで出品する際には、状態(傷、購入日、撮影枚数、保管条件など)を正直に記入するようにしましょう。そうすることで、トラブルを避けられる確率が高くなります。
・マージンが10%に抑えられているぶん、高く売れる
・出品価格を自分で設定できる
・カメラやレンズの状態を、出品者が詳細に記載する必要がある
・出費者と購入者との間でトラブルが発生することもある
・出品価格が高すぎると、売れるまでに時間が掛かる(筆者の場合は半年掛かった)
ラクマ
あまり知られていないのですが、楽天がメルカリと類似のラクマというサービスを展開しています。
ラクマでは、業者(楽天)が取る中間マージンが購入価格の6.0%と、メルカリよりも低く抑えられているのが特徴です。
この分、出品者が得られる利益が高くなります。
カメラやレンズは10万円を超える高額なものが多いので、この差は大きいでしょう。
ただし、ラクマはメルカリよりも利用者が少ない分、売れるまでに時間が掛かります。
・マージンが6.0%に抑えられているぶん、メルカリよりもさらに高く売れる
・出品価格を自分で設定できる
・カメラやレンズの状態を、出品者が詳細に記載する必要がある
・出品者と購入者との間でトラブルが発生することもある
・利用者が少ない分、メルカリよりも売れるまでに時間が掛かる
専門業者(カメラの買取屋さん)
中古カメラ・レンズを売る最もオーソドックスな方法は、専門業者にカメラを売却することです。
業者は、カメラやレンズの状態を見極めた上で、買取価格を提示してくれます。
ただし、普通に業者に売るだけだと値段は安くなってしまいます。それは、専門業者では人件費や店舗の家賃が掛かっているためです。
そこで、これらの費用が少ないWeb特化型の業者に買取を依頼することで、高値で売ることができます。(amazonで買うとモノが安いのは、このパターンの典型例です)
Web特化型の業者としては、カメラの買取屋さんがあります。
無料で見積もりが取れるので、一度見積もりを取ってみるのが良いでしょう。
見積もり価格に納得できなければ、メルカリやラクマを使うと良いです。
また、見積もりを取ることで、カメラやレンズの状態をプロの目で診断してもらえるというメリットもあります。
この診断結果であれば、堂々とメルカリやラクマに記載することができます。
・人件費が抑えられている分、高く売れる
・すぐに売れる
・カメラやレンズの状態を、業者が見極めてくれる
・トラブル発生は無い
・買取価格を自分で設定できない
今回の記事は以上になります。