【おすすめ】オリンパス製ミラーレスカメラの選び方

オリンパス(現:OMデジタルソリューションズ)は、小型軽量のミラーレスカメラであるOM-DシリーズやPENシリーズを発売しています。

また、オリンパスのカメラでは青空や海がとても美しく写ります。この色は、いわゆるオリンパスブルーと呼ばれているものです。筆者はこのオリンパスブルーがとても好きで、オリンパスのカメラを愛用しています。

オリンパスブルーの作例。
オリンパスのカメラでは、空が美しい水色に写る。


現在、オリンパスからは主に5種類のミラーレスカメラが発売されており、それぞれ特徴が異なります。どれを選んだらいいか迷いますよね。そこで今回の記事では、オリンパスの各カメラの特徴と選び方を紹介します。

選び方

オリンパス製のミラーレスカメラを選ぶ際には、主に以下7点の機能に着目をすればよいです。

オリンパスのモデルによる主な機能の違い
①防塵防滴、耐寒性の有無
②素材(マグネシウム合金 or プラ)
③手振れ補正の強さ
④星空オートフォーカスの有無
⑤鳥オートフォーカスの有無
⑥ライブND
⑦重さ

以下に詳しく解説します。

①アウトドア環境や雪山に行く人には、防塵防滴性・耐寒性の付いたモデルがおすすめです。多少の埃や水滴がついてもカメラが壊れる心配をしなくても良いからです。また、耐寒性のないモデルだと冷所で急に電源が入らなくなったり、誤作動を起こすことがあります。


②見た目や触ったときの高級感や頑丈さを重視する人には、マグネシウム合金製のモデルがおすすめです。一方、軽さを重視する場合にはプラスチック製のモデルがおすすめとなります。


③夜景を手持ちで撮影する人には、ボディ内手振れ補正の補正段数が強いモデルがおすすめです。上位モデルであれば(使用するレンズによっては)5秒程度の手持ち撮影が可能だとされています。


④星空撮影をする人には、星空オートフォーカスの付いたモデル(OM-D E-M1 Mark Ⅲ)がおすすめです。というのも、星空撮影における最難関はマニュアル操作で星空にピントを合わせることです。普通のカメラの場合、一見ピントがあっているように見えても、PCで見てみるとピンボケしているということはよくあります。初めて星空を撮影する人にとっては、星空に完璧にピントを合わせるのはまず不可能だと言っても過言ではないでしょう。このモデルであればその心配から解放されます。筆者が知っている限り、星空オートフォーカス機能が付いているのはオリンパスの一機種のみです。


⑤鳥を撮影する人には、鳥オートフォーカスの付いたモデル(OM-D E-M1X)がおすすめです。普通のカメラの場合には、木の中に隠れる鳥やその瞳にピントを合わせるのは至難の業です。ピントを合わせているうちに鳥が飛び去ってしまうことでしょう。



⑥滝などを流して撮りたい人には、ライブNDの付いたモデルがおすすめです。ライブNDとは、デジタルでNDフィルター(レンズへの光の透過量を少なくするフィルター)を付けられる機能です。三脚やNDフィルターを使うことなく、手持ちで滝を流して撮影することができるようになります。

長秒露光で滝を流して撮ったイメージ図


重さについては、その他の機能とのトレードオフとなります。当然機能が多いほど重くなります。

機種紹介

以下にオリンパスのミラーレスカメラを紹介します。

最初に紹介するほど上位機種で、最後になるほど下位機種という位置付けになります。

OM-D E-M1 Mark Ⅲ と OM-D E-M1X

共通の特徴

E-M1XE-M1 Mark Ⅲは、ともにオリンパスのフラグシップ(最上位)機種です。

両機種とも防塵防滴・耐寒性を有しています。これはなんちゃって防滴というレベルではなく、水を意図的にカメラに吹き付けても壊れない、というとても優れた機能です。詳細は以下動画をご覧ください。

Olympus OM-D – Enhanced dust, splash and freeze-proof construction (JP)



両機種とも、最大7.5段の手振れ補正を有しています。広角レンズを使った場合、慣れた人であれば驚異の4秒手持ち撮影をすることも可能です。これは、センサーサイズが小さく高感度ノイズの出やすいマイクロフォーサーズ機で夜景を撮影する人にとっては、とても優れた機能となります。


両機種とも、ライブNDが付いており、デジタルで(フィルターを付けずに)最大5段の減光が可能です。ライブNDを強力な手振れ補正と組み合わせることで、手持ちで滝や川を流して撮影することが可能です。

長秒露光で滝を流して撮ったイメージ図


OM-D E-M1X

E-M1Xには、鳥オートフォーカス機能が付いています。オリンパスのカメラで鳥オートフォーカスが付いている機種は、E-M1Xのみになります。普通のカメラの場合には、木の中に隠れる鳥やその瞳にピントを合わせるのは至難の業です。ピントを合わせているうちに鳥が飛び去ってしまうことでしょう。


E-M1Xの重量は849 gとなり、マイクロフォーサーズとしては規格外の重さになります。

OM-D E-M1Xの特徴
①防塵防滴、耐寒性…有
②素材…マグネシウム合金
③手振れ補正の強さ…最大7.5段
④星空オートフォーカス…無
⑤鳥オートフォーカス…有
⑥ライブND…有
⑦重さ…849 g

OM-D E-M1 Mark Ⅲ

E-M1 Mark Ⅲには、星空オートフォーカス機能が付いています。世の中には様々なカメラメーカーがありますが、星空オートフォーカスが付いているのはE-M1 Mark Ⅲのみです。星空撮影における最難関はマニュアル操作で星空にピントを合わせることです。普通のカメラの場合、一見ピントがあっているように見えても、PCで見てみるとピンボケしているということはよくあります。このモデルであればその心配から解放されます。

重量は504 gとなっており、500 mLペットボトルとほぼ同等の重さとなっています。E-M1Xと比べると軽量化されています。

OM-D E-M1 Mark Ⅲの特徴
①防塵防滴、耐寒性…有
②素材…マグネシウム合金
③手振れ補正の強さ…最大7.5段
④星空オートフォーカス…有
⑤鳥オートフォーカス…無
⑥ライブND…有
⑦重さ…504 g

OM-D E-M5 Mark Ⅲ

E-M5 Mark Ⅲは、オリンパスのミドルレンジ(中級)機種です。

E-M1 Mark Ⅲから星空オートフォーカス機能、ライブND機能が省かれています。また、ボディーはエンジニアリングプラスチックになって軽量化が図られています。

…と、ここまで書いてしまうと性能が悪いように聞こえてしまうかもしれませんが、そのようなことはありません。

エンジニアリングプラスチックは、通常のプラスチックと違い脆いということはなく、強度と軽さを両立した素材になっています。

防塵防滴・耐寒性は健在で、普通に使う分には十分すぎる機能を有しています。
手振れ補正も最大6.5段になっていますが、これでも他社と比べて同等以上の優れた性能となっています。

重量は366 gとなっており、マイクロフォーサーズとしてはかなり軽量な部類になります。

性能、価格、重量のバランスが最も良いのがE-M5 Mark Ⅲです。筆者もE-M5 Mark Ⅲを愛用しています。

OM-D E-M5 MarkⅢレンズキットをサブカメラとしてオススメする8つの理由【オリンパス】
実をいうと、筆者は去年(2020年)の夏ごろに、これまで所有していたOM-D E-M5 MarkⅡを、後継機種であるOM-D E-M5 M...

OM-D E-M5 Mark Ⅲの特徴
①防塵防滴、耐寒性…有
②素材…エンジニアリングプラスチック
③手振れ補正の強さ…最大6.5段
④星空オートフォーカス…無
⑤鳥オートフォーカス…無
⑥ライブND…無
⑦重さ…366 g

OM-D E-M10 Mark Ⅳ

E-M10 Mark Ⅳは、オリンパスのローエンド(初級)機種です。防塵防滴性・耐寒性が省かれ、最低限の機能を有しています。

しかし、カメラの心臓部であるセンサーは上位機種と同じものが使われており、撮れる画は同じになります。

アウトドア環境や、夜景手持ち撮影をしないのであればE-M10 Mark Ⅳは十分な機能を有しています。「まずはオリンパスのカメラを使ってみたい」という場合にもっともおすすめしたいのが、E-M10 Mark Ⅳになります。

OM-D E-M10 Mark Ⅳの特徴
①防塵防滴、耐寒性…無
②素材…プラスチック
③手振れ補正の強さ…最大4.5段
④星空オートフォーカス…無
⑤鳥オートフォーカス…無
⑥ライブND…無
⑦重さ…335 g

PEN E-PL10

E-PL10は、オリンパスのローエンド(初級)機種です。E-M10 Mark Ⅳとの主な違いは、ファインダー(目で覗く部分)が省かれていることと、タッチパネルを多用した操作系になっており、直感的にカメラの操作をしやすくなっていることです。

価格も50,000円台と求めやすくなっており、最初に手を出しやすい機種と言えます。

PEN E-PL10の特徴
①防塵防滴、耐寒性…無
②素材…プラスチック
③手振れ補正の強さ…最大3.5段
④星空オートフォーカス…無
⑤鳥オートフォーカス…無
⑥ライブND…無
⑦重さ…332 g

関連記事・商品の紹介

以下に関連記事、商品を紹介します。

オリンパスのカメラにおすすめしたいレンズの記事はこちらになります。


埃の多い環境下でレンズを使う際には、保護フィルターを付けることをオススメします。
レンズに付いたゴミを直に拭いてしまうとレンズを傷つけてしまいます。反射率がわずか0.3%のHAKUBA製「XC-PRO」であれば、画質の劣化はありません。コスパの高い保護フィルターです。(レンズの径にあったフィルターを選択しましょう)



カメラやレンズを通常環境に放置すると、数年後にはカビが生えてしまい画質に影響が出ます。一度生えたカビを除去することはとても困難です。カビが生える前に防湿庫で保管することをオススメします。

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カメラやレンズを、カメラバッグに収納しっぱなしの人は多いのではないでしょうか。この状態だと、数年後にはカメラやレンズにカビが生えます。カメ...



レンズキャップに紐を付けましょう。
レンズキャップを落下させる場所によっては、回収できなくなります。



ブロワーを用意しましょう。
レンズや保護フィルターに埃が付いても、ブロワーで拭き飛ばせば傷つくことはありません。



ブロワーで拭き飛ばせない汚れについては、レンズクロスで落としましょう。
ティッシュで汚れを落とすと、高確率で傷がつきます。



登山中にはバッテリーが切れても充電することができません。特に、ミラーレスカメラは一眼レフよりもバッテリーの持ちが悪いです。そこで、モバイルバッテリーを持っていくと良いでしょう。



登山中にカメラを首から下げて持ち歩くと危ないですし、カメラも傷つきやすいです。そこで専用の携行方法をオススメします。

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今回の記事は以上になります。

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