写真を撮るのが好きな人であれば「自分で撮った絶景をプリントして販売したい」と思うことがあるでしょう。そのような方にオススメしたいサービスがArtgene(アートジーン)です。Artgeneは、個人が撮影・作成した写真をプリントし額に入れて、第三者に販売できるサービスです。写真のプリント、額入れ、第三者とのやりとりは、すべてArtgeneが代行してくれます(このようなサービスを海外ではドロップシッピングと言います)。Artgeneの利用手数料は無料となっており、赤字となることはありません。よって「試しに売ってみよう」というレベルで、気軽に試すことができます。
今回の記事では、Artgeneに写真をアップロードして販売するための手順やコツを紹介します。
・Artgeneが販売、発送、料金回収などを代行してくれる
・登録手数料が0円なので、赤字になることはない
・日本国内のサービスなので、日本人が利用しやすい
目次
Artgeneの写真プリント品質
Artgeneは、写真を高級紙にプリントした後、12種類の豊富な種類の額(フレーム)に入れて販売します。写真の裏面には作家の証明書のラベルが添付され、ギフト包装も可能です。
よって、Artgeneを使うことで、高級な写真プリントを額に入れて家に飾りたい人にアプローチすることができます。近いうちに自身の写真プリントを購入予定なので、購入後にレビューを追加予定です。
Artgeneで写真を販売開始するための手順
Artgeneで写真を販売するための手順を、以下に紹介します。
会員登録
(1)会員登録ページから、手順に沿って会員登録をする
(2)作家として出品するをクリックし、手順に沿って登録をする
(免許証などの身分証明書や、自身の銀行口座が必要になる)
通常は出品アカウントを選んでおけば問題ありません。


アップロード
(3)つくる画面から写真をアップロードし、「画像加工へ進む」をクリックする
・アップロード可能なファイルの拡張子はjpegです
・アップロード可能な写真の色空間はsRGBかadobeRGBです。通常はsRGBになっているため、こだわりがなければ特に気にする必要はありません。
(4)写真のトリミング、位置調整などの編集を実施し、画面右上の「次へ」をクリックする
この場合は何もせずに「次へ」をクリックします。

(5)フレームや縦横比を変更し、画面下の「保存する」をクリックする。

・フレームについては、個人的には「木製ホワイト14mm」をオススメします。初期設定の黒フレームだと写真の雰囲気を圧迫してしまうためです。
・フレームの縦横比については、写真の縦と横の余白のバランスに違和感のない比率とすることをオススメします。
出品設定
(6)つくった作品画面から「出品」ボタンをクリックする

(7)カテゴリーを設定する。(出品後に変更することも可能)

(8)作品名と説明を記載する。(出品後に変更することも可能)

(9)出力用紙を選択する。(迷った場合にはプレミアムマット紙を選んでおけば問題ない。出品後に変更することも可能)

(10)作品価格を設定する
・作品が売れた場合、作品価格の70%が自分自身に入ってきます。
・販売価格は、作品価格+製作費となります。
・特殊な設定をしていない場合、製作費はSサイズ¥10,572, Mサイズ¥18,040, Lサイズ¥28,210となります。
・Sサイズの大きさは外寸31.1×24.0cm, Mサイズは同54.4×41.5cm, Lサイズは同77.6×58.9cmとなります。

(11)カスタマイズを設定する

(12)「確定する」をクリックする

マイページ編集
(13)マイページを開き、ディレクトリ名やプロフィール画像、自己紹介、自身のsnsやブログのurlを記載します。
変更せずに初期設定のままでも構いません。
以上で設定は完了です。
Artgeneで写真を販売するためのコツ
Artgene自体がsnsのような作りになっているため、Artgene上でいいねボタンやリピート(リツイートのようなもの)ボタンが押されることで回覧されるようになり、その結果として販売に繋がります。
また、twitterなどのsnsや、自身のブログで宣伝をするといった方法も有効です。
類似サービスとの比較
Artgeneと類似のサービスおよび、その特徴を以下に記載します。
shashingift
日本国内におけるArtgeneと類似のサービスとしてはshashingiftがあります。
デメリットとしては、Shopifyのシステムを利用しなければならないために最低でも月額29ドルの手数料が発生するといったことや、写真販売を行なうまでの手続きが煩雑でわかりにくいといった点が挙げられます。メリットとしては、写真プリント1点あたりの作成費用が最安の場合でArtgeneの約半額程度と安い点が挙げられます。
fine art a merica
海外ではfine art americaというサービスがあります。
デメリットとしては、全文英語であり日本人にはなじみにくいこと、日本国内への数万円の高額な送料が発生すること、年間約30ドルの登録費用が掛かることが挙げられます。メリットは、全世界にアクセスできることです。
1x.com
スウェーデンに本拠を置く写真審査・販売機関である1x.comというサービスがあります。
デメリットは、投稿された写真のうちわずか5%の確率でしかpublished(公開)されないため、敷居が高いことです。メリットは、全世界にアクセスできることと、ひとたびpublishedされてしまえば競合相手は少なくなることです。
よって、手軽に写真プリントを販売するためにはArtgeneが第一選択肢となるでしょう。
まとめ
今回のArtgeneの紹介記事は以上となります。