登山にカメラを持っていくと、埃でレンズが汚れます。
また、小雨に振られたりした場合には、水滴が付くことも…。
この状態で撮影をすると、画質が悪化することがあります。
せっかくだから、いい状態で写真を残したいですよね。
そこで今回の記事では、登山中のレンズの汚れ対策にオススメしたいグッズを6つ紹介します。
ブロワー
1つめはブロワーです。
レンズやフィルターに埃や水滴が付いた場合、ブロワーで拭くだけで簡単に除去できることが多いです。
クリーニングクロスで拭くと、その分傷がつくリスクが増えてきます。
可能な限り、ブロワーで済ますようにしましょう。
クリーニングクロス
2つめはクリーニングクロスです。
ブロワーで除去できない指紋等の汚れが付いてしまった場合は、クリーニングクロスを使いましょう。
いきなりクリーニングクロスを使うと、埃でレンズやフィルターに傷がつく可能性があります。
必ずブロワーで埃を除去してから、クリーニングクロスを使うようにしましょう。
保護フィルター
3つめは保護フィルターです。
保護フィルターを使うことで、レンズ自体に汚れや水滴が付くことを防げます。
クリーニングクロスといえども、レンズを直接拭いているとそのうちレンズに傷がついてきます。
画質を良くするために汚れを除去しようとすると、今度はレンズに傷がついて画質が劣化してくる。なんともやるせないですね…。
この傷をメーカーで修理しようとした場合、数万円の出費が発生します。
一方、保護フィルターであれば傷がついても数千円の出費で済みます。
安心して保護フィルターの汚れを落とすことができます。
保護フィルターには安いものから高いものまで数種類ありますが、個人的にはハクバ社のXC-PROをおすすめします。
XC-PROは0.3%の低反射率を誇るフィルターで、画質への影響はありません。
(※ただし、逆光などレンズに直接太陽光が当たる時には外した方が良いです。ゴーストやフレアが発生しやすくなる為です。)
XC-PROは防汚仕様となっており、クリーニングクロスで軽くふき取るだけで汚れを除去できます。
また、撥水仕様となっているため水が付きにくく、仮についたとしてもブロワーで簡単に除去できます。
XC-PROはこれだけの高性能にもかかわらず、実売価格が2~3,000円と低価格です。
尚、保護フィルターを購入する際は、レンズ径にあったものを選びましょう。
また、保護フィルターを付けると横からの太陽光が入射することでゴーストが発生しやすくなります。後述するレンズフードを付けるようにしましょう。
レンズキャップ
4つ目はレンズキャップです。
レンズキャップを付けることで、レンズやフィルターに汚れが付くことを防ぐことができます。
キャップホルダー
5つ目はストラップ式のキャップホルダーです。
レンズキャップを付け外ししていると、地面に落下することがあります。
山においてレンズキャップを落下させた場合、レンズキャップが遥か下まで落下し、回収不可能となることがあります。
このような場合でも、ストラップ式のキャップホルダーがあれば安心です。
使い方は簡単。キャップホルダーの両面テープをレンズキャップに着け、ストラップをショルダーストラップ等に付けるだけです。
尚、付属の両面テープは粘着力が弱く、脱落するリスクがあります。
別売りの強力両面テープを使うことをおすすめします。
レンズフード
6つ目はレンズフードです。
人によってはレンズフードを付けなかったり、あるいは逆向きに付けている人も多いです。
山においては、レンズフードを付けることをおすすめします。
理由は、高山植物などを接写した場合にレンズと撮影対象物とが接触し、レンズが汚れる可能性があるためです。
また、レンズフードには以下のメリットもあります。
- レンズやフィルターの破損防止
- 横から太陽光防止(ゴーストの防止)
今回の記事は以上となります。