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XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRで撮る動物園フォトの作例紹介

XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS(以下XF100-400mm)は、換算焦点距離152-609mmをカバーする、超望遠ズームレンズです。

XF100-400mmは、富士フイルム製のズームレンズの中でも、特に画質の良いレッドバッジズームという位置づけです。
(富士フイルムのズームレンズ12本中、4本がレッドバッジズームに認定されています)

XF100-400mmは動物の撮影に適しています。理由は、小さな動物や、大型でも近づくことのできない動物をアップで撮影できるためです。

今回の記事では、筆者が撮影した動物写真を元に、XF100-400mmの特徴を紹介します。

撮影条件

すべての写真はJPEG撮って出しです。フィルムシミュレーションはVelviaです。
ブログ用に写真に最低限の圧縮処理をしています。

カメラ本体にはX-T3を使用しました。



撮影地は、北海道・札幌市の円山動物園です。
動物の展示施設が約20あるため、全部回ると半日以上楽しむことができます。

作例紹介

フクロウを撮影しました。
フクロウは体長60cm程度と小柄ですが、アップで撮影できています。
レンズの焦点距離は335mm (換算502mm)なので、まだ焦点距離には余裕を残しています。

f5.4, 1/400s, ISO1600, 335mm (502mm)


以下の写真では、屋内にいるフクロウへの光量が小さかった為にシャッタースピードが1/125秒と遅くなってしまいましたが、XF100-400mmの優秀な5段手振れ補正のため、手振れは全く起きていません。
(この焦点距離では、手振れ補正OFFの場合に手振れしない限界のシャッター速度は1/609mmになります)

f5.4, 1/125s, ISO500, 400mm (609mm)


下記作例ではISO感度が2000まで上がっていますが、ノイズは全く気になりません。Xシリーズは高感度に強いことでも有名です。

f5.4, 1/480s, ISO2000, 335mm (502mm)


X-T3の11コマ/秒の高速連射を使えば、1瞬の表情を切り取ることが可能です。
高速連射を使い像が天井の草(餌)を取る瞬間を捉えました。
(スポーツモード+電子シャッターモードを使えば、さらに30コマ/秒の連射が可能)

f5.6, 1/200s, ISO160, 100mm (152mm)


ダチョウを撮った作例です。
ダチョウの毛1本1本に至るまで高解像しています。

f5, 1/300s, ISO320, 143mm (214mm)


オニオオハシです。
オニオオハシは体長60cm程度と小さく、数十メートル以上離れた位置にいたため、レンズの望遠端で撮影しました。
屋内での撮影のためISO感度が6400まで上がっていますが、X-T3の優秀な高感度耐性のため、ノイズは気になりません。
また、超望遠レンズにしては明るいf5.6という解放f値にも助けられています。
(他社の超望遠ズームレンズでは、望遠端の解放f値が6.3のものも多いです)
ただし、いま振り返るとシャッタースピードをもう少し落としてもよかったかなと思います。

f5.6, 1/450mm, ISO6400, 400mm (609mm)


ミーアキャットです。
焦点距離を調整することで、全体を撮影することも、顔をアップで撮影することもできます。

f5, 1/340s, ISO2000, 235mm (352mm)


ミーアキャットその2。
f5.6の解放撮影のため、顔のみにピントが合っています。
今振り返ると、全体にピントを合わせるために、もう少し絞っても良かったと思います。

f5.6, 1/450s, ISO320, 190mm (285mm)


コツメカワウソです。
フクロウの例と同様に、シャッタースピードが1/125秒と遅くなってしまいましたが、XF100-400mmの優秀な5段手振れ補正のため、手振れは全く起きていません。

F5.6, 1/125s, ISO6400, 400mm (609mm)


尚、窓ガラスの反射のため、上記の写真は全体的に曇ったようになってしまいました。
反射を取り除くことのできるPLフィルターを付けておくとよかったです。
(コツメカワウソに限らず、動物園では窓ガラス越しに観察する動物は多いです)




XF100-400mmのレンズフードには穴が開いており、この穴からPLフィルターの角度を変えて偏光度を調整することができます。




毛づくろいをするアイガモです。
高速連射で捉えました。

f7.1, 1/1600s, ISO320, 280mm (421mm)


キリン。

f5.2, 1/420mm, ISO1000, 291mm (436mm)


鹿です。
超望遠域では背景がよくボケます。APS-Cではフルサイズよりもボケ量が少なくなりますが、望遠~超望遠域ではAPS-Cでも良くボケるため問題ありません。

f5.6, 1/500s, ISO640, 400mm (609mm)


アザラシです。
アザラシは水中を素早く動きまわっていましたが、XF100-400mmとX-T3の早いAF速度のおかげで、難なくフォーカスを合わせることができました。
(コンマ数秒でピントが合います)

f5.6, 1/500s, ISO250, 400mm (609mm)


レッサーパンダです。

f5, 1/300s, ISO500, 197mm (295mm)


エゾヒグマです。

f5.6, 1/420s, ISO320, 211mm (317mm)


関連記事・商品の紹介

XF100-400mmは重量が重く、カメラ本体と合わせると約2kgにもなります。
首から長時間カメラをぶら下げると首が痛くなります。HAKUBA社のZEROフックを使うと、カメラとレンズの重量がザックを通して体全体に分散されるため、撮影が楽になります。



XF100-400mmの価格は20万円弱もします。
ネットショップをうまく使うことで、数万円安く購入することが可能です。

カメラやレンズは、安くても10万円、高いと20万円もします。よって、購入方法(どこでどのように買うか)によって、価格が数千~数万円も違って...




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換算で76-350mmの焦点距離をカバーし、重さはわずか375g、そして2万円台で購入可能なレンズです。画質の評判も悪くありません。コスパの高いレンズです。




今回のXF100-400mmの記事は以上になります。

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