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4Kモニタ・27UL850-Wは写真編集におすすめ!7つの理由を紹介。

筆者はこれまで、10年前に購入した20インチモニタを使って写真編集をしていました。このモニタの画質には十分満足していましたが、PC本体を新調したことに伴い、今回、意を決してLG製の最新モニタ・27UL850-Wを導入しました。
そうしたら、これまでとは写真画質が一変
しました。もう絶対に元のモニタには戻れません。慣れとは恐ろしいものですね…。
さらに、これまで気が付かなかった写真の不具合にも気が付けるようになりました。これはきっと、写真上達にとても効果があると思います。

今回の記事では、写真編集をする上での27UL850-Wのおすすめポイントをご紹介します。

おすすめポイントの紹介

大画面27インチ

27UL850-Wは大画面27インチです。
一眼レフやミラーレス一眼で撮影した高画質・大容量の写真を画面に大きく表示することができます。
また、RAW現像時には写真を等倍(1:1)に拡大して編集することがあります。
27インチであれば、拡大表示をしても画面に余裕があります。

27UL850-Wを使って、lightroomで星空写真を編集している図。
写真は全体表示されている。

写真編集をする際は、上記のように等倍(1:1)表示をした方が、パラメーターを追い込みやすい。
27インチの27UL850-Wであれば、等倍表示をしても広い範囲を表示できる。

ハードウェアキャリブレーションに対応

27UL850-Wはハードウェアキャリブレーションに対応しています。

モニタの色は、正確ではありません。
特にモニター使用時間が長くなるほど、正確な色から外れてきます。

RAW現像をしていい写真ができた!と思って、それをSNSにアップしても、実は正確な色から外れていて色飽和していたり、あるいは薄い色になっていた、ということは実際に有る話です。

そこで、定期的(1か月に1度ほど)にハードウェア・キャリブレーションをしてディスプレイの色を正確なものに合わせる必要があります。

ところが、どのモニタでもハードウェア・キャリブレーションを行えるわけではありません。
ハードウェア・キャリブレーションを行うには、対応したモニタ(と専用のキャリブレーター)が必要になります。

27UL850-Wはハードウェア・キャリブレーションに対応しており、この点は問題ありません。

LG製モニタ・27UL850-WをSpyderX Proでハードウェア・キャリブレーションする方法
頑張ってRAW現像した写真をSNSにアップ!...しかし、実は現像後の色はギトギトに飽和しているかもしれません。RAW現像する上でモニタのキャリブレーションは必須です。

4Kに対応

27UL850-Wは、4K画質(3840×2160)に対応しています。
写真をとてもきめ細やかに映し出すことができます。

その分、ちょっとした写真の欠点にも気が付きやすいです。
星空撮影で微妙にピントが合っていない、パープルフリンジが出ている、等。
これらの写真の不具合を振り返る環境ができることで、さらなる写真撮影技術の向上に繋がります。

星景写真です。
ブログのサイズで見ると、問題ないようにも見えますが…。


上の写真を拡大すると、見事に星がピンぼけています。
拡大せずとも、4Kモニタなら一発でわかります。


10bit(1億7,000万色)表示に対応

27UL850-Wは10bit(1億7,000万色)表示に対応しています。

一般的なモニタは、8bit(1677万色)にしか対応していません。
一方、27UL850-Wは10bitに対応しており、表示できる色数は、なんと約10億7000万色です。
bit数の効果を最も顕著に感じる場面は、グラデーションです。
bit数が高いほど、自然なグラデーション表示が可能となります。

ただし、10bit表示をするためには、モニタの他に「グラフィックボード」「アプリケーション」「写真データ自体」が10bitに対応している必要があります。

10bit表示に対応したグラフィックボードとしては、NVIDIA製のQUADRO P2000がオススメです。
QUADRO P2000は10bit出力できるのみではなく、RAW現像にも大きな効果を発揮します。



10bit表示に対応したアプリケーションの代表格は、Photoshopやlightroomです。(ただし、ソフトの設定を変える必要があります)

写真については、jpeg撮って出しの場合8bitとなっていることが多いです。
RAW現像時に10bit出力とすることで、10bitのjpeg画像を作製することができます。(ただしrawデータが対応している必要有り)

10bitの写真は、自己鑑賞用途やプリントアウトにとてもオススメできる機能です。

一方、SNSでは10bitの写真を共有しても、自動で8bitに変換されてしまいます。これは、世の中のスマホモニタなどが8bitにしか対応していない為です。
これから世の中の10bit環境が整備されてくることに期待しましょう。

IPS液晶

27UL850-WはIPS液晶を採用しています。

IPS液晶では、見る角度が変化しても色がほとんど変化しません。(=視野角が広い、ということ)
RAW現像時に、ずっと同じ体勢を保っているのは大変ですよね。椅子に寄りかかりたいときもあれば、前のめりになりたいときもあると思います。このような場合でも、27UL850-Wであれば座る位置に寄らず同じ色を出力してくれます。

一方、下位モニタに使われている他の方式の液晶では視野角が狭く、見る角度によって色が異なってしまいます。この環境では、RAW現像で正確に色を出すことは難しいでしょう。

背面が白いので太陽光で熱くならない

27UL850-Wの背面は白くなっているので、窓際に設置しても太陽光で熱くなりません。

これは意外と重要なポイントです。というのも、筆者は別のモニタを窓際に設置して併用しているのですが、このモニタの背面は黒いため、昼間には太陽の光を吸収して手で触れないくらい熱くなります。長期的に見た場合、間違いなくモニタの寿命は低下するでしょう。(冬場でさえもこの温度上昇なので、夏場を考えると恐ろしいです)

一方、背面の白い27UL850-Wは、真夏でもほとんど温度が上がりません。窓際でも安心して設置することができます。

27UL850-Wの背面。
筐体が白くなっており、太陽光を吸収して熱くなりにくい。
(前面は黒色)


これだけ機能が詰まってコスパが良い

27UL850-Wは、27インチ、ハードウェアキャリブレーション対応、4K表示、10bit表示対応、これだけ機能が詰まって、実売価格はわずか60,000円台です。
他社の同スペックのモニタであれば、100,000円は軽く超えてきます。
とてもコスパが良く、オススメできるモニタです。

デメリット

一方、27UL850-Wにはデメリットも存在します。

adobe RGB未対応

27UL850-Wはadobe RGBの色空間をカバーしていません。

モニタよりも印刷物の方が色の範囲が広いです。adobe RGBとは、印刷物向けに主に緑色の範囲を拡張した色空間です。印刷をメインで行う場合には、adobe AGB対応のモニタを使用した方がよいです。

一方、adobe RGBと、(27UL850-Wがカバーしている)sRGBでは、緑以外の色の差はあまりないことも事実です。よって、エメラルドグリーンの海の写真などを印刷したい場合でなければ、sRGBでも十分だと思います。

また、SNSにアップする用途や、web応募のフォトコンテストに応募する場合にも27UL850-Wで十分です。世の中の機器やアプリの大半はsRGBにしか対応していないため、adobeRGBの写真を表示しても、自動的にsRGBに変換されてしまうからです。

adobeRGB, sRGB, 印刷物(CMYK)の色空間


モニターフードが無い

27UL850-Wにはモニターフードがありません。(別売りでも販売はされていません)

外部から光が差し込むと、モニタの色はわずかに変化します。これを防ぐのがモニターフードの役割です。27UL850-W使用時には、特に太陽などの強い光がモニタに当たらないように注意しましょう。

ただし、個人的にはモニターフードが無い事で色味が変わったりするなど、困ったことはありません。モニタ表面に反射低減処理が施されているため、室内光程度であれば色の見え方が変わることはありませんでした。

まとめ

27UL-850Wには「adobe RGBに対応していない」「モニターフードが付いていない」などのデメリットもありますが、これらに目をつむればコスパの優れたとてもいいモニターです。胸を張ってオススメできます。


尚、adobe RGB対応で、モニターフード付きのモニタとしてはBenQのSW271がありますが、27UL-850Wよりも8万円程度高くなります(このモニタは、もちろん4K、IPS、10bit表示、ハードウェアキャリブレーションにも対応しています)。金銭的に余裕があればSW271もオススメです。

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今回の記事は以上になります。

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