1x.comの利用方法紹介【世界一厳しいフォトストック】

筆者はこの数か月間、写真をphotoshopでレタッチして、1x.comという審査制のフォトストックサイトにアップし続けています。

1x.comでは、投稿された写真のうち5%程度しかpublished(公開)されません。そして、publishedされた写真は1x.comやその関連サイトで販売されます。1x.comに写真がpublishedされるのはそれだけ価値があり、そして難しいことです。実際にpublishedされた他者の写真を眺めていると、自分が美術館にいるのではないかと錯覚するほどです。

1x.comは、写真でお金を稼ぎたい人や、写真の腕試しをしたい人におすすめできるフォトストックサイトです。

今回の記事では、1x.comの利用方法を紹介します。

(筆者の1.comアカウントはこちら!)

(1x.comでpublishedされた写真の解説記事はこちら!)

1x.comをおすすめしたい人

1x.comをオススメしたいのは、主に以下の2つに該当する人です。

写真をお金に変えたい人

1つ目は、写真をお金に変えたい人です。

高い機材をそろえ、交通費を払っていい写真を撮っても、instagramなどのsnsにアップするだけで満足している人は多いのではないでしょうか。たしかにinstaで沢山いいねを貰うことは気持ちのいいことです。しかし、いいね自体はお金にはなりません。一方で、1x.comでPublishedされた写真は全世界に向けて販売されるので、お金を稼ぐことができます。

写真の腕試しをしたい人

2つ目は、写真の腕試しをしたい人です。

写真の腕を試すためには、フォトコンに応募する人が多いでしょう。
しかし、フォトコンは審査までに数か月もかかり、しかも数百人の応募人数に対してわずか数人しか表彰されないという狭き門です。
1x.comであれば、写真1枚に付き、審査時間は長くても5日間程度しかかかりません。また、仮に写真がNot selectedされたとしても、その写真がどれくらい人気だったかが数値でわかり、そして場合によっては批評コメントも付きます。よって、短いスパンで写真の腕を試していくことができます。

写真のpopular(人気度)が数値化される


1x.comの写真ジャンル

2021年6月9日現在、1x.comには以下の20個のジャンルがあります。
筆者が挑戦しているのはこのうちのlandscape(風景)になります。
クリックするとリンク先に飛んで1x.comのpublishedされている写真を見ることができます。どれもレベルの高い作品ばかりです。

1x.comで写真が審査されるまでの流れ

1x.comに写真を提出し、写真が審査完了されるまでの流れを以下に紹介します。

有料登録する

まずは1x.comに有料登録します。
無料会員は、他者の写真を回覧したり審査することはできますが、自身の写真を審査してもらうことはできません。

2021年6月9日現在、3カ月プラン(3 months)が最もお得で、月額4.99ドルとなっています。このプランに登録するのが最もリーズナブルです。尚、この契約は自動更新されてしまうため気を付けましょう。契約を継続したくない場合には、解除ボタンを押すことを忘れずに。

1x.comの契約プラン一覧

写真をアップロードする

次に、写真をアップロードします。写真のサイズがあまりにも大きすぎるとアップロードに失敗します。写真1枚あたりのサイズ上限は25MB程度のようです。

「Click or drop here to upload」ボタンを押してアップロードします


Photo title(写真のタイトル)とDescription(説明文)の記載を求められます。後述しますが、これらをちゃんと記載するようにしましょう。



Tags(タグ)の記載を求められます。Tagsを記載することによって、Buyer(買い手)があなたの写真にアクセスする可能性が高くなります。



Categoryを選択します。筆者の場合は「Landscape(風景)」を選択します。



写真を販売したい場合には「Yes, sell it」を、販売したくない場合には「No thanks」を選択します。
(写真が販売されるのは、この後、写真がPublishedされた後になります)

Curateに送る

「Send to Curators」ボタンを押し、写真を審査に送ります。
少なくとも2020年前半までは一度に複数の写真を審査に送ることができたのですが、2021年6月9日現在、1枚ずつしか写真を審査に送ることができなくなってしまいました。


Curationは、約2~5日間かけて行われます。
最初の1日目にはMember curators(一般学芸員)による審査が、2日目以降はExpert curators(専門学芸員)による審査が行われます。

審査の進行状況を表すバー


Curation中には、自身の写真が他の写真よりもどれだけpopular(人気がある)かが%で表示されます。この数値は刻一刻と変化していきます。この数値が高いほどpublishedされる可能性が高くなります。

ですが、あくまでも目安です。筆者の場合70%でNot selectedされたこともあれば、51%でpublishedされたこともあります。ちなみに、これまでにpublishedされた3枚の写真の数値は「51, 52%」「71, 71%」「59, 59%」です。



Curation中には、写真のlike(好ましい点)とimprovement(改善点)が円グラフで表示されます。しかし、これは強制選択方式になっているため、あまりあてにはなりません。下のグラフでも、likeとimprovementの両方にOriginality(独自性)が挙げられており、どちらを信用していいかがわかりません。


curation中に、curatorからcomments(コメント)が付くことがあります。しかし、大半のコメントは「美しい色や光だ」と言ったような当たり障りのないコメントでしかないため、やはりこちらもあまりあてにはなりません。
稀に「わずかに影がにぶい」といったような、写真向上に繋がるコメントが付くこともあります。しかし、これもmember curatorsの意見でしかないため、やはりどこまで信用するべきかは微妙なところです。

Published or Not selectedされる

写真をCurationに送ってから2~5日後に、PublishedかNot selectedの通知が来ます。

審査に2日程度しか掛からない場合には、ほぼ確実にNot selectedされています。これは、審査の初期段階で落ちたからです。Publishedされる写真の場合には、確実に4日以上の審査日数がかかります。しかし、4日以上かかってもNot selectedされることもあります。これは、審査の後半で落ちたことを意味しています。この場合には、写真の「何か」を改善して再提出することで、Publishedされる可能性が高いです。

審査日数についての最新情報(2021/8/7)
2021/8/7現在、筆者の場合には必ず審査日数が5~6日掛かるようになりました。考えられる原因としては「①システムが変わった」「②筆者のpublished枚数が増えてきたので優遇されるようになった」の2つがあります。仮に①だった場合には審査日数を再提出の基準にはできなくなったことを意味します。


publishedの有無にかかわらず、curation後にはcritique(批評)をリクエストすることが可能です。しかし、critiqueには500文字以上で自分の意見を述べる必要があるため、それなりに敷居が高くなっています。筆者はまだcritiqueをリクエストしたことはありません。

Publishedされるためには

積極的に、目的を持ってレタッチする

1x.comに写真をpublishedされるためには、写真をphotoshopで目的を持って、積極的にレタッチすることが重要です。Photoshopでは、lightroomと比べてレタッチの自由度が格段に大きいです。

私の場合、jpeg撮って出しやlightroomでRAW現像した写真をアップしていても、publishedされることは無く、50枚連続でNot selected(棄却)されました。

Not selectedの嵐

ちなみに、日本国内のフォトコンでは「写真をレタッチすることは悪だ」とされることも多いですが、これは考え方の違いです。小説家の百田尚樹氏も「事実を脚色することで皆が読みたいと思う話に仕上げて、その対価としてお金を得ている」という趣旨のことをおっしゃっています。

風景をメインで撮影していて、尚且つPhotoshopの操作にあまりなじみのない場合には、「風景&ネイチャーAdobe Photoshopレタッチの教科書」がおすすめです。Photoshopの基本的な操作方法と、風景写真のレタッチ方法を紹介している本です。筆者もこの本でphotoshopの使い方を学びました。

タイトルと説明文をちゃんと記載する

写真のタイトルをちゃんと記載し、さらに「なぜその写真がいいのか」を文章で説明することが重要です。説明するべきなのは「構図」「レタッチの意図」「この写真の珍しさ」などです。もちろん、この文章は英語で書く必要があります。英語に疎い筆者は、いつもGoogle翻訳のお世話になっています。

筆者の場合、これら(phothopでレタッチする、タイトルと説明文を記載する)を実行するようになってからは、8枚中3枚の写真がpublishedされるようになりました。

(2021/8/7追記:現在、計6枚の筆者の写真がpublishedされています)

Photoshopでレタッチすることで、Publishedされるようになってきた


今回の記事は以上になります。
次回は、1x.comでpublishedされるためのコツ(具体例)と、publishedされた写真の実例を紹介します。

1x.comでpublishedされる3か条
審査制のフォトストックサイト・1x.comでは、投稿された写真のうち5%程度しかpublished(公開)されません。そして、publis...


(1x.comでpublishedされた写真の解説記事一覧はこちら!)
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