2020年10月2日に、山形県の月山(がっさん)に日帰り登山にいってきました!
目次
月山の紹介
月山は、山形県中央部に位置する標高1,984mの火山です。
毎年10月上旬には紅葉の最盛期を向かえます。
登山口は7つほどありますが、メジャーなのは「月山スキー場」と、北側の「阿弥陀ヶ原」でしょう。今回の記事では、紅葉最盛期に月山スキー場から登った記録を紹介します。
ルート詳細
今回のルート詳細を以下に示します。
リフト山頂駅→姥ヶ岳→牛首→月山山頂→牛首→姥ヶ岳→リフト山頂駅(コースタイム4時間10分)
昭文社「山と高原地図 鳥海山・月山 羽黒山 (山と高原地図 8)」に本ルートの詳細が記載されています。
地図を持たない登山は危険です。必ず地図を持って入山するようにしましょう。
リフト山頂駅まで
時刻は10/2(金)、AM6時。
夜行バスにてJR山形駅までやってきました。
事前予約しておいたタイムズカーシェアの車を取りにいきます。
タイムズカーシェアは24時間営業のため、待ち時間無しで車を借りることができます。
(一方、JR山形駅前のレンタカーショップは8時頃から営業を開始するところが多いため、こちらを使うと待ち時間が発生してしまいます)
高速を走ること1時間強。
月山姥沢の駐車場に到着しました。340台駐車可能な、広大な駐車場です。駐車料金は無料です。
平日ということもあり、この時点では駐車場は半分程度しか埋まっていません。
尚、買い物を山形駅周辺のコンビニで済ませておくのがよいでしょう。月山周辺にコンビニは皆無ですし、この時間だと高速道路のSAは営業時間外です。
駐車場にはトイレが付帯しています。
月山方面はガッツリ曇っています。
今朝のラジオでは「山形は午後から晴れる」とのことでしたが…
一方、西の鶴岡方面は晴れています。
風は西側から流れて来ているので、月山もきっと晴れるのだろうと期待します。
駐車場からロープウェイまで歩いて向かいます。
途中で協力金200円を払います。
登山道の脇には、たまに高山植物が咲いています。
駐車場から10分ほど歩き、月山ペアリフトに到着しました。
リフトの運行時刻は8:00~16:30です。
リフト乗り場2階では、月山の水を無料で汲むことができます。
冷たくおいしい水です。
ペアリフト往復券を¥1,100円で購入します。
リフトに乗って300mの標高を稼ぎます。
在宅勤務でなまった体には天国です。
リフトに乗り込みました。
山頂駅への所要時間は10分ほどです。
標高が高くなるにつれて、ちらほらと紅葉が増えてきました。
リフトを降ります。
標高1,520mにある山頂駅に到着しました!
右の建物はトイレです。
トイレに行くも良し、平和の鐘を鳴らすも良し、です。
登山の無事を祈願し、いよいよ登山を開始します。
往路~月山神社~
月山山頂(月山神社)を目指し登っていきます。
昇り始めて数分、分岐に到着しました。
左は稜線コース、右は鞍部コースで、鞍部コースの方がコースタイムが20分ほど短いです。
今回は左の稜線コースへと進みます。
斜面を彩る紅葉。
ガスと紅葉の組み合わせは、幻想的で意外と悪くありません。
とか言ってたら、ガスが増えてきました。
すみませんさきほどの発言は撤回しますので、晴れてください…。
姥ヶ岳山頂に到着しました。
展望もないので休憩せずに先に進むことにします。
ガスで視界が優れませんが、晴れることを信じて進むのみ。
高度を上げるにつれて、紅葉が増えてきました。
この時期でもたまに高山植物が咲いています。
こちらは季節外れのハクサンイチゲ。枯れることなく登山者を待っていてくれていたのでしょう。
月山の登山道はよく整備されており、とても歩きやすいです。
お、青空が見えてきた。
青空に紅葉が映える!
…かと思ったら、またガスってきたり。
しかし、天気は間違いなく回復傾向です。
山頂直下にある鍛冶小屋跡に到着しました。
ガスと石の組み合わせは、幻想的で意外と悪くありません。
とか言ってたら、ますますガスってきました。
すみません先ほどの発言は…(2回目)
霧の向こうに、山頂が見えてきました!
と思ったらトイレでした。
月山はトイレの豊富な、登山者に優しい山ですね。
今度こそ、山頂にある月山神社が見えてきました。
左には山頂標識が見えます。
…と思ったら、山頂標識ではなく石碑でした。
山頂にて。
時刻は10時半。
山頂にある月山神社に到着しました。
鳥居を数回くぐり
月山神社にお参りします。
「今年もたくさん山に登らせてもらいありがとうございました。これからも安全第一で登るので見守っていてください」というようなことをお願いしました。
あと、ついでに
「GFX100(100万円以上する中判カメラ)を私にお授けください」とも祈っておきました。
神社の裏手には劔があります。
神社の南斜面は休憩スペースとなっています。
草紅葉を眺めながらお昼休憩をします。
天気の回復を待つため1時間ほど休憩します。
しかし、天気は回復するどころか曇ってきてしまいました。
これ以上粘っても晴れなさそうなので、下山することにします。
次ページでは、奇跡的にガスが取れて、全山を彩る紅葉を見ることができました。