2019年10月5~6日の日程で、立山にテント泊登山にいってきました!
目次
立山の紹介
立山は、雄山、大汝山、富士ノ折立から成る標高3,000m峰です。
ロープウェイで標高2,420mの室堂までアクセスできるため、比較的手軽に登ることができます。
毎年10月上旬ごろには上部で紅葉の最盛期を迎えます。
今回の記事は、立山に加えて真砂岳と別山を、紅葉の最盛期に縦走した記録になります。
ルート詳細
今回の記事で紹介するルートの詳細を以下に記載します。
(初日)室堂→雷鳥平キャンプ場→一ノ越→雄山→大汝山→富士ノ俺立→真砂岳→別山→雷鳥平キャンプ場(コースタイム8時間)
(二日目)雷鳥平キャンプ場→みくりが池温泉→室堂(コースタイム1時間)
尚、この時期は日が短いため、雄山~別山の縦走を二日目に回さないと途中で日が暮れます。決してオススメはしません。自己判断でお願いします。
今回は二日目の天気が悪い予報だったため、初日に行程を詰め込んでいます。
尚、昭文社「山と高原地図 剱・立山 」に本ルートの詳細が記載されています。
地図を持たない登山は危険です。必ず地図を持って入山するようにしましょう。
扇沢~室堂
扇沢の有料駐車場に前日車中泊し、翌朝を迎えます。
有料駐車場の料金は¥1,000/12時間。
深夜でもトイレが空いており、とてもよい駐車場です。
ちなみに、有料駐車場から徒歩3分ほど下った箇所に230台駐車可能な無料駐車場があります。下山後に知りました…。
時刻は5時すぎ。
きっぷ売り場に並びます。
扇沢駐車場から、登山開始地点となる室堂までは計4本のバスやケーブルカーを乗り継いでいきます。
1本目の電気バス始発は6時半。
切符は5時半から発売開始されます。
今回は扇沢から室堂までの往復切符を購入します。
料金は往復¥9,210円也。
乗り継ぐ度に係員の人に切符を見せなければならないため、切符を無くしやすいです。要注意。
切符を買ったら、階段を登りバス乗り場に並びます。
バス乗り場はご覧の盛況。
電気バスに乗り込みます。
電気バスに揺られること約15分。
バスを降りてトンネルを抜けると…
黒部ダムに到着です。
黒部ダムの橋の上からは放水を見ることができます。
大迫力。
お次はケーブルカーに乗り、黒部平を目指します。
3本目はロープウェイ。
霧の中を渡っていきます。
4本目のトロリーバスを降り、終着駅の室堂に到着しました!
時刻は8時前。
室堂駅を降りると…
登山開始~雷鳥平
紅葉最盛期の立山に到着しました!
室堂駅には立山玉殿の水があります。
立山で確実な水場はここだけです。
必要な水をこの地点で汲んでいくようにしましょう。
容器を空にするからと言って、ジュースなどをここに捨てないように。
まずは幕営地・雷鳥平キャンプ場を目指します。
所要時間は1時間なり。
雄大な立山を眺めながら歩いてゆきます。
写真はミクリガ池です。
立山には大小さまざまな池が点在しています。
みくりが池の近くに建つみくりが池温泉です。
今回は、二日目にみくりが池温泉に入る予定です。
もくもくと噴煙を上げる地獄谷。
地獄谷周回コースは、火山ガス発生のため通行禁止となっています。
登山道でもたまに硫黄臭いです。
みくりが池温泉に反射する逆さ立山。
紅葉最盛期の登山道を進んでいきます。
写真は、雷鳥沢ヒュッテです。
飲食物を購入できる最後の場所です。
足りないものがある場合は、ここで購入していくようにしましょう。
名もなき池。
雷鳥平キャンプ場が見えてきました!
キャンプ場のアップ。
キャンプ場に向けて標高を下げていきます。
地獄谷。
地獄谷の周囲は紅葉していますが、地獄谷には草木が一本も生えていません。
雷鳥平キャンプ場に到着しました!
受付をします。
幕営料金は一人一日あたり500円也。
前述のとおり、受付では飲食物の販売はありません。
最も近いのは往復1時間の雷鳥沢ヒュッテです。
キャンプでは水を無料でもらえますが、これは塩素食毒した水で尚且つ煮沸が必要です。(ただし、山小屋の方は自己責任の元、煮沸せずに使用しているとのこと)
室堂にある立山玉殿の水で給水をしてきた方がよいです。
雷鳥平キャンプ場~一ノ越
テントを張ったのち、立山、真砂岳、別山を縦走します。
通常、これらの山を縦走する場合には二日目にした方がよいです。
行程が長くなり途中で日が暮れるためです。ヘッドライトが必須です。
今回は、二日目の天気が悪い予報のため、初日にこれらの山を縦走することとしました。
まずは一ノ越を目指します。
横目に別山と真砂岳を見ながらのハイクとなります。
写真右奥の山は奥大日岳です。
室堂から一ノ越へと直行する観光客の方々ともうすぐ合流します。
石畳の道となっており、歩きやすい道です。
一ノ越へと向けて標高を上げていきます。
一ノ越山荘が見えてきました。
別山と紅葉。
一ノ越に到着しました。
写真は一ノ越に建つ一ノ越山荘です。
山荘はこの時期営業しており、飲食物の購入やトイレの利用が可能です。
ベンチで小休止も可能です。
次ページからは、いよいよ絶景の稜線歩きです。
コメント
立山三山=浄土山+雄山+別山
ご指摘ありがとうございます。
確かにそうですね。誤認識していました、お恥ずかしい限りです…。
記事を修正させていただきました。