無雪期登山用テントの選び方(ダブルウォール編)【2019年夏版】

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オススメテントの紹介

テントメーカーは各社あり、さらに1社あたり複数ブランドのテントを販売しています。
正直、どれを選んだらいいか悩みますよね。

そこで、筆者がオススメするテントを以下に紹介します。
以下の観点でテントを選びました。

  • ソロで使いやすい2人用
  • 結露しにくいダブルウォール
  • 夏山登山用
  • 自立式

尚、2人で使う3人用テントをお探しの場合も、本記事を応用できます。

本記事の中で紹介するテント一覧表

アライテント エアライズ2

アライテント社のエアライズ2です。
商品名末尾の2は、2人用を現します。
(同様に、エアライズ3なら3人用となります)
他のメーカーのテントも同じ名称の付け方がされています。

アライテント エアライズ 2
◇アライテント・ライペン・エアライズ2・Xライズ2用アンダーシート

アライテントは社名通り、テントメーカーの老舗です。
エアライズは何世代もモデルチェンジを続けており、使いやすいと言われています。

ただし、他のメーカーのテントと比べて数百g重いなどのデメリットがあります。

mont-bell ステラリッジ2

mont-bellのステラリッジ2です。
筆者も前々モデルのステラリッジを愛用しています。

(別売りのテントフライはこちら)
(別売りのグラウンドシートはこちら)

ステラリッジ2は、今回掲載した中で最安値のテントです。

ステラリッジ2は、2019年の春に大幅リニューアルがなされました。
これまでの「組み立てにくい」と不評だったスリーブ式から吊り下げ式になり、組み立てやすくなりました。重量は旧モデルより約150g軽い1,420gとなり、今回紹介する中で最軽量なテントの1つとなりました。

さらに、レインフライが完全別売りとなり、計4色の中から自由に選べるようになりました。

その結果、「安いけど組み立てにくい。同じテントをテント場で沢山見かけるため、自分のテントがどれかわかりにくい。若干他メーカーのテントよりも重い」といった不具合がすべて解消される形となりました。

「安い」「色の選択肢が多い」「軽い」「組み立てやすい」をすべて兼ね備えた優秀なテントです。

NEMO TANI 2P

NEMO社のTANI 2Pです。

NEMO/ニーモ TANI LS 2P 用フットプリント

TANI 2Pは元祖、軽量テントです。
今回紹介するテントの中で、最軽量の1,400gを誇ります。

吊り下げ式のポールはとても組み立てやすいです。
入口は長辺に位置し、出入りがしやすいです。

筆者もTANI 2Pを愛用しています。

欠点としては、冬用フライが無いため、雪山テント泊に対応できないことです。
(筆者はこのテントで無理やり厳冬期・八ヶ岳・雪山テント泊を強行したことがありますが、やはり寒かったです。)

finetrack カミナドーム2

finetrack社のカミナドーム2です。

カミナドーム2は、数年前に初代モデルが発売されました。
テントメーカーとしては新興です。
最新技術を活かして薄くて丈夫な素材を用いており、軽量は1,460gと軽量を誇ります。

ポール固定方式はスリーブ方式です。
その分組み立てと撤収に時間がかかりますが、風には強いでしょう。

結局、どれがおすすめなの?

mont-bell ステラリッジ2を最もオススメします。

重量は1,430gと軽量。吊り下げ式で組み立てやすい。本体とフライの合計価格は、今回紹介する中で最安値となる¥41,200です。別売りの冬用フライを買えば、雪山テント泊にも対応できます。

スリーブ式の方が風には強いですが、そもそも風が強い日にはスリーブ式テントであろうと幕営せずに山小屋泊とした方がよいです。

夏用フライを、黄色、緑、青、白の4色から選ぶことができます。
前モデルまでは黄色と本体の割安セットが販売されていたため、テント場では黄色のステラリッジを使っている人が多いです。
人気のテント場で迷子になることを避けたい場合、黄色以外のカラーを選ぶ方が良いでしょう。

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今回の記事は以上になります。

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