Translate

【レビュー】XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRを登山にオススメする6つの理由

オススメポイント

5段分の強力な手振れ補正が付いており、望遠でも手振れしにくい

2つ目のオススメポイントは、XF18-135mmが5段分の強力な手振れ補正を備えている点です。

富士フイルムでは、1機種を除いてカメラ本体に手振れ補正機能が付いていません。
よって、手振れ補正機能を求める場合、レンズ側に手振れ補正機能が付いている必要があります。

望遠になるほど手振れが起こりやすくなるため、中望遠域をカバーするXF18-135mmのようなレンズの場合、実用上手振れ補正が必須となります。
XF18-135mmのテレ端(最も望遠の焦点距離)において、手振れ補正機能をOFFにした場合に手振れ補正を起こす限界のシャッタースピード(ss)を、計算式に当てはめて求めた場合※1、1/203秒になります。
よって、ssが1/203秒よりも遅くなると、手振れを起こしやすくなるということになります。
1/203秒というのはそこそこ早いssになります。手振れ補正が付いていない場合、中望遠域では手振れ写真を量産することになるでしょう…。
(あくまでも目安であり、撮影者の腕や風速などの環境によっても変わります)

※1 計算式は、以下の通り
(手振れしないssの目安=1÷焦点距離)

ところが、5段分の手振れ補正が付いた場合、手振れしないssの限界値は、1/6秒※2まで遅くなります。
このssであれば、明るいところでは実用上問題になりません。

※2 計算式は、以下の通り
(5段分の手振れ補正が付いた場合の手振れ限界ss=手振れ補正無しの限界ss÷25
=1/203×25
=1/6.3
≒1/6

以下に、ssが遅い設定で筆者が撮影した写真を載せます。
いずれの写真でも手振れ補正がよく効いており、手振れしていないことがわかるかと思います。

日の出直前の富士山を撮影。
ssは1/8秒、焦点距離は135mm(換算203mm)と非常に手振れしやすい環境だったが、優秀な手振れ補正のために手振れすることなく撮影することができた。
日の出直前、マジックアワーの日光連山を撮影。
ssは1/15秒、焦点距離は33mm(換算49mm)とやや手振れしやすい環境だったが、優秀な手振れ補正のために手振れすることなく撮影することができた。

圧縮効果を使える

3つ目のオススメポイントは、XF18-135mmの中望遠~望遠域で撮影をすると圧縮効果を使えることです。

圧縮効果とは、望遠レンズで撮影をした際に、写真上で手前と奥の被写体同士の距離感が弱くなることです。
写真を見た人が、手前と奥の被写体同士がまるで近くに居るかのように錯覚します。

よって、中望遠域のレンズで登山者とその背後の山を撮影すると、登山者のすぐ背後に大きな山が聳え立つ写真を撮ることができます。大迫力です。

表銀座縦走路から、水晶岳をバックに登山者を撮影。
圧縮効果を使い、まるで水晶岳が登山者のすぐ後ろにあるかのように写真を撮影できた。
焦点距離62mm(換算94mm)
燕岳をバックに、登山者を撮影。
圧縮効果を使い、まるで燕岳が登山者のすぐ後ろにあるかのように写真を撮影できた。
焦点距離79mm(換算118mm)

防塵防滴・耐寒仕様

4つ目のオススメポイントは、XF18-135mmが防塵防滴・耐寒仕様となっている点です。

XF18-135mmを、同じく防塵防滴仕様のカメラ本体X-T3やX-H1などと組み合わせれば、カメラ一式が防塵防滴・耐寒仕様となります。
登山中に急に小雨に振られたり、埃が付いても安心です。
また、3,000m級峰の春や秋の早朝や、雪山においては、気温が氷点下まで下がります。この場合でも-10℃までは動作が保証されています。

筆者は実際にXF18-135mmを-20℃の冬山に何度も持ち出していますが、各種リングはちゃんと回り、撮影に支障をきたしたことは一度もありません。

便利ズームなのに画質が良い

5つ目のオススメポイントは、便利ズームであるにも関わらずXF18-135mmの画質が良い点です。

一般的に、広い焦点域をカバーする便利ズームでは、便利さを取る代わりに画質を犠牲にしていることが多いです。
ところが、XF18-135mmではこの例に当てはまらず、とても画質が良いです。
さすがに開放では周囲の画質はやや甘いですが、F8まで絞るとカリッとした画質になります。

https://twitter.com/happysti/status/797651586990280704

約500gと、そこまで重くない

6つ目のオススメポイントは、XF18-135mmの重量が約490gであり、そこまで重くない点です。
XF18-135mmを、富士フイルムのカメラ本体と組み合わせた場合、トータルの重量は1kg以下となり、軽量です。(ただし、X-H1は除く)



ここまではXF18-135mmのオススメしたい点を紹介しましたが、当然良くない点も存在します。
次ページに詳しく記載します。

スポンサーリンク

share me!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

follow me!

error: Content is protected !!