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富士フイルムのXメンテナンスプロにレンズを出してみた

筆者が所有する富士フイルムの交換レンズ3本を、公式メンテナンスサービス「Xメンテナンスプロ」に出してみました。
本記事では、Xメンテナンスプロでチェックしてくれる項目と、チェック結果の感想について紹介します。
結果的には、Xメンテナンスプロに出して大満足でした。

Xメンテナンスと、Xメンテナンスプロの違い

富士フイルムのカメラサポートには、「Xメンテナンス」と「Xメンテナンスプロ」の2種類があります。

Xメンテナンスでチェックしてくれる項目は、表面や端子の清掃や、簡単な動作点検、ファームウェアアップデートのみです。
その分修理料金も2,000円と安くなっています。

一方、Xメンテナンスプロでは、これらに加えて手振れ補正、解像力、光学性能などをチェックしてくれます。
その分、修理料金は3,000円と高くなっています。
(しかし、他社と比べるとこれでも十分安い料金だと感じます。)

今回Xメンテナンスプロに出すレンズの紹介

今回は、以下の3本のレンズをXメンテナンスプロに出すことにしました。

  1. XF16mmF1.4 R WR(3年前に購入)
  2. XF10-24mmF4 R OIS(1年半前に購入)
  3. XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR(2年前に購入)
今回修理に出したレンズ3本。
左から、XF10-24mm、XF16mmF1.4、XF18-135mm

いずれも、ここ1~3年間の間、筆者が毎月登山に持ちだしているレンズです。
登山では気を付けていてもカメラやレンズをぶつけることがあり、気が付かないうちに解像度が低下しているかもしれないと考えました。
特にXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRについては、筆者がカメラとレンズを腹部に付けたまま冬季五竜岳で標高差120mを滑落したことがあるため、今回特に気にしているレンズです。

Xメンテナンスプロの依頼フロー(宅急便で済ませる場合)

実際にXメンテナンスやXメンテナンスプロを利用するためには、以下のフローを踏みます。

公式サポートへの相談

まずは、富士フイルムサポートセンターにメールフォームで相談をします。
カメラやレンズに明確に不具合が出ている場合には、その旨を伝えましょう。
今回、筆者のレンズでは明確に不具合が出ているわけではないのですが「アウトドア環境で使うことが多いため、光学性能をチェックしてほしい」と相談しました。

そうすると、後日サポートセンターから返信が来ます。
「この操作を試してみて、不具合が解消されるか検討してください」と言われる場合もあれば、
「Xメンテナンスプロをオススメします」と言われる場合もあります。
今回は後者でした。

配送

次に、サポートセンターの指示に従い、レンズやカメラを配送します。
配送や自分で梱包して送付しても良いですが、My FUJIFILM(無料)に入会しレンズを登録すると、レンズを裸で出しても梱包して配送してくれるサービスを利用することができます。

My FUJIFILMから申し込むと、レンズを裸のまま配達員に手渡すことができ、梱包の手間が省けます。(ただし、後述する延長サポート経由時は使えない)

ここで注意点があります。
カメラやレンズの購入時にSOMPOワランティなどの延長サポートに入っている場合には、延長サポート経由で富士フイルムサポートセンターにカメラやレンズを送付するようにしましょう。
延長サポートを経由しなかった場合、保証が受けられない可能性が高いです。

結果と料金

レンズを郵送してから約4日後。
サポートセンターからレンズ状態の診断結果と修理見積もりの連絡が来ました。
尚、この時点ではXメンテナンスプロは実施されていないため、送料以外のお金は発生していません。
以下に、レンズごとに結果を記載します。

XF16mmF1.4 R WR(3年前に購入)

まずはXF16mmF1.4の結果からです。
以下は富士フイルムサポートセンターからのメール内容です。

修理内容およびご連絡事項:ご指摘につきまして点検を実施いたしましたところ、光軸ズレを確認いたしましたので、お見積金額にて該当部修理いたします。

 お見積金額:14,300円(消費税含む)

XF16mmF1.4には「光軸ズレ」が発生しているとのことです。
確かに、絞り解放で星空を撮ったときに、画面左側のピンが甘いような気がしていました。原因はこれだったのか…。
原因がわかり、ほっとしました。
しかし、いつのまに光軸ズレが発生したのかは不明です。
レンズを落としたことはないのですが、1回だけ、シリセード(お尻で雪の斜面を滑ること)をしているときにブレーキが掛からず、カメラとレンズを木に激突させたことがあります。
修理料金は14,300円。もしもシリセードが光軸ズレの原因だとしたら、その代償は高くついたことになります。

XF10-24mmF4 R OIS(1年半前に購入)

次に、XF10-24mmの結果です。
以下は富士フイルムサポートセンターからのメール内容です。

修理内容およびご連絡事項:ご指摘につきまして点検を実施いたしましたところ、焦点距離の望遠側にて解像度の低下を確認いたしましたので、該当部品を修理いたします。

お見積金額:24,200円(消費税含む)

なんと、こちらも要修理との結果でした。
XF10-24mmで撮影した画像に変なところは感じていなかったため、これは正直意外な結果です。念のためにXメンテナンスプロに出しておいてよかったです。
料金は先ほどまでより高く、24,200円です。
サポートセンターの方の話を伺ったところ、部品の位置調整だけではなく交換が必要とのことだったので、おそらくこれが高額となっている理由でしょう。

XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR(2年前に購入)

最後に、XF18-135mmの結果です。
このレンズは筆者とともに標高差120mを滑落しているため、おそらく何かしらの不具合が出ていることでしょう。
以下はサポートセンターからの結果です。

特に不具合はありませんでした。
念のためにXメンテナンスプロを実施することもできますし、このままの返却も可能です。

特に不具合はなかった、だと…?
確かに、撮影した画像に特に不具合は感じていませんでしたが…。
XF18-135mmはなんと強いレンズなのでしょう。
カカロット、お前がNo.1だ…。

とはいっても、「Xメンテナンスプロを実施すると新たな不具合が見つかる可能性もある」とのことでしたので、念のために実施することにしました。

(後日譚)Xメンテナンスプロの結果、やはり問題は見つかりませんでした。

その後

修理を依頼してからさらに1週間後、レンズが手元に届きました。

まとめ

今回得られた知見を以下にまとめます。

毎年1回はXメンテナンスプロに出したい

レンズに不具合がなくても、念のために毎年1回はXメンテナンスプロに出そう!と思いました。
富士フイルムサポートセンターはとても丁寧にレンズをチェックしてくれて、所有者が気付いていないレンズの不具合にも気付いてくれるということがわかりました。

延長保証サービスはオススメ

レンズ購入時に、有料の延長保証サービスに入会しておいてよかったです。
(今回入会していたのは、SOMPOワランティでした)

延長保証サービスでは、購入価格の10%ほどを支払う必要があります。
10万円のレンズなら、1万円の費用です。

今回は延長保証サービスに入っていたおかげで、本来レンズ1本につき1万円以上掛かる修理代金は、一切発生しませんでした。

今回入っていた延長保証サービスは、購入から5年後まで保証してくれるものです。1度延長保証サービスを利用しても、よほど修理代金が高額にならない限りは、今後も使うことができます。

延長保証会社経由で修理に出す

富士フイルムサポートセンターから点検結果についての見積もりをもらったら、延長保証会社経由で富士フイルムサポートセンターに修理を依頼するようにしましょう。

今回はこの流れを無視してしまったため、一部のレンズについては、

富士フイルムサポートセンターにレンズを送付する→延長保証会社に問い合わせる→レンズを未修理のまま筆者の手元に送り返してもらう→レンズを延長保証会社経由に送る

という手順を踏んでしまい、修理に1カ月ほどを要してしまいました。

今回の記事は以上になります。

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