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雪山テント泊の寒さ対策8選

厳冬期(1~2月)の3,000m級峰の夜には、気温は-20℃まで下がることがあります。
よってテント泊をする際には、かなりの寒さ対策をしておかないと眠れないどころか、場合によっては命に係わることもあります。

そこで今回の記事では、雪山テント泊をする際に筆者が実践している寒さ対策を8つご紹介します。

ダウンを脱いでシュラフに入る

ダウンジャケットやダウンパンツを脱いでシュラフに入りましょう。
(フリース素材の服は着たままの方がよいです)

意外かもしれませんが、ダウンジャケットを着たままダウンに包まると保温性が悪化します。
理由は、服とダウン素材との間の空気が断熱効果を発揮するためです。
ダウンジャケットを着たままシュラフに包まった場合、断熱層は服とダウンジャケットとの間の空気となります。
せっかく服とダウンジャケットとの間で空気が温まっても、この熱は簡単にダウンジャケットの外に逃げてしまいます。

一方、ダウンジャケットを着ずにシュラフに包まった場合、断熱層は服とシュラフの間の空気となります。
この空気は高い保温性を持つシュラフに守られているため、熱が外に逃げにくくなります。

シュラフカバー

シュラフの外側にシュラフカバーを被せましょう。
断熱層の外側に空気の層が1層増えることで、断熱性が増します。

白金カイロ

ハクキンカイロを懐に忍ばせておきましょう。
ハクキンカイロとは、ベンジンを燃料として利用したホッカイロです。
ただし熱量は一般的なホッカイロの13倍で、とても暖かいです。
ベンジンを燃やすと聞くと火事になりそうで危ない気もしますが、そんなことはありません。
ベンジンをプラチナ触媒作用で酸化させるという穏やかな化学反応を使っているため、安心して懐に忍ばせることができます。
(一応、筆者は化学系出身です)

厳冬期用シュラフ

夏用ではなく冬用のシュラフを利用しましょう。
段違いの暖かさです。

マット

断熱性の高いマットを使用しましょう。
意外と軽視されがちですが、地面からの底冷えはあなどれません。
人によっては、シュラフよりもマットの方が大事だと言う人もいます。

個人的には、サーマレストの「ネオエアー Xサーモ」をオススメします。
これは断熱層に軽量の金属を用いることで、軽さと断熱性を両立したすばらしいマットです。
レギュラーサイズの場合重量は430g, 断熱性を表す指標であるR値は5.7となります。

ただし、付属のリペアーキットを必ず山に持っていくようにしましょう。
めったにある事ではありませんが、厳冬期の山でマットがパンクした場合、寒さで眠れなくなります。

ネックウォーマー、バラクラバ、ニット帽、インナー手袋

ネックウォーマー、バラクラバ、ニット帽、インナー手袋を着用しましょう。
肌にわずかでも露出した部分があると、その部分が冷えて眠れなくなります。

複数人で1つのテントに入る

複数人で1つのテントに入りましょう。

人体は36℃前後の熱を発する発熱体です。
発熱体が増えるほどテント内の気温が上がります。

ソロ山行の場合には、この部分については諦めるしかありません。

スノーフライ

冬用のスノーフライを使いましょう。
夏用フライよりも生地が厚くできており、その分断熱性に優れます。


今回の記事は以上になります。

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