撮影中に、気が付いたらカメラのダイヤルが動いていて不良写真を量産してしまった!という経験のある方は多いのではないでしょうか。例えば、フォーカスダイヤルがマニュアルになっていた場合にはピンボケ写真を量産してしまいます。また、焦点距離が長かったりシャッタースピードの遅いときに手振れ補正スイッチがオフになっていた場合には、手振れ写真を量産してしまいます。写真は撮り直しができない場合も多く、ショックが大きいかと思います。
そこで今回の記事では、パーマセルテープを使ってカメラのダイヤルやスイッチを固定する方法をお伝えします。
パーマセルテープとは、ノリの残らない粘着テープです。
粘着力は中程度で、勝手に剥がれることは少ないですが、手で簡単に剥すことができます。
目次
パーマセルテープの貼り付け手順
まず、パーマセルテープを手元に用意します。
次に、パーマセルテープを、ダイヤルやスイッチよりも大きめにカットします。
さらに、カットしたパーマセルテープのフチを折ります。この折り目は、撮影中にカメラのダイヤルやスイッチを動かしたいときに、パーマセルテープを一時的に剥がすためのシロとなる部分です。
最後に、カメラのスイッチやダイヤルにパーマセルテープを貼り付けます。いずれの写真も、左が貼り付け前、右が貼り付け後です。
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注意点
パーマセルテープを使用する際の注意点を、以下に記載します。
カメラの汚れを落とす
カメラのスイッチやダイヤル周辺が汚れていると、パーマセルテープがくっつきません。あらかじめアルコールティッシュなどで汚れを落としておきましょう。
テープを大きく切りすぎない
パーマセルテープが他のスイッチ(絞り変更スイッチ等)やマウント(レンズを交換するときに回る部分)に掛からないようにしましょう。
補足
パーマセルテープにはさまざまな色があります。テープを目立たなくしたい場合には、カメラ本体と近い色のテープを選ぶようにしましょう。
今回の記事は以上になります。