OM-D E-M5 MarkⅡキットをサブカメラとしてオススメする8つの理由【オリンパス】

OM-D E-M5 MarkⅡは、オリンパスから発売されているレンズ交換式のミラーレスカメラです。
センサーサイズはマイクロフォーサーズ、有効画素数は1,605万画素です。

このOM-D E-M5 MarkⅡには、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II(以下ED14-150mm)とセットになったレンズキットが発売されています。

筆者は登山をする際に、上記レンズキットを広角~望遠域をカバーするサブカメラとして運用しています。
(注:もちろん、プロ写真家の方でも、OM-Dシリーズをメインカメラとして運用されている方もいます)

今回の記事では、筆者が上記レンズキットを使って撮影した写真を元にして、上記レンズキットをサブカメラとして運用する際のオススメポイントを8つご紹介します。

尚、本記事中の写真はすべてjpeg撮って出し(未編集)です。

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オリンパスブルーで空が綺麗

オススメポイント1つ目は、オリンパスブルーのキレイな青空が撮影できる点です。
オリンパスブルーとは、水色がかった青色とでもいえばいいのでしょうか。
とにかく綺麗な青色が出てきます。他社ではなかなか表現できない色合いで、オリンパスブルーが好きなためにオリンパス製のカメラを使っている人も多いと聞きます。

以下に2つ作例を紹介します。

白馬岳頂上宿舎にて、夕焼けに染まる旭岳を撮影。

晴天の青空と雪倉岳(北アルプス)を撮影。

雷鳥や小さな花をアップで撮影可能

オススメポイント2つ目は、雷鳥や小さな高山植物をアップで撮影可能な点です。

ED14-150mmのテレ端は、換算焦点距離300mmの望遠域です。
よって、小さな被写体や遠くの被写体を、かなりアップで撮影をすることができます。
以下に作例を示します。

登山道脇の高山植物近くに佇む雷鳥を撮影。
撮影者が高山植物内に入ることは許されないため、望遠レンズで遠くから撮影することになる。


登山道脇の高山植物を撮影。
望遠レンズを使うことで、うまく高山植物の部分のみを切り取ることができた。


登山道脇の高山植物(イワギキョウ)を撮影。
登山道から離れた位置にあったため、望遠レンズでないと撮影ができなかった。


換算300mmではイマイチ焦点距離が足りない…という場合には、デジタルテレコン機能を使って焦点距離を600mmまで稼ぐことができます。
デジタルテレコンとは、画質をそこまで悪化させずに、焦点距離をデジタル処理で2倍にする機能のことです。

以下に、デジタルテレコンを使って換算600mmで撮影した作例を示します。

ハイマツ帯から顔を出す雷鳥を撮影。

小さな高山蝶を撮影。
体調がわずか数センチのため、望遠レンズがないと撮影できない。
当然、マクロレンズで近づくと、蝶は逃げてしまう。


もちろん、風景も撮影可能

オススメポイント3つ目は、風景撮影にも向いている点です。

ED14-150mmの広角端は、換算焦点距離28mmの広角域となっており、風景撮影にも向いています。
以下に作例を示します。

初冬期の千畳カール(木曽駒ケ岳)を撮影。

ただし風景撮影には、可能であれば換算焦点距離24mmは欲しいところです。
この場合には、風景撮影を広角レンズを付けたメインカメラに委ねるか、ED12-200mmなどのレンズを使用すると良いでしょう。

小型・超軽量

オススメポイント4つ目は、小型・軽量な点です。

OM-D E-M5 MarkⅡとED14-150mmの合計重量は、わずか702gです。
500mLペットボトルよりやや重い程度です。
登山においては、軽いは正義です。

この軽さであれば、PEAK DESIGNのキャプチャーなどのカメラ固定器具を使い、肩にカメラを付けていても負担はかなり少ないでしょう。

カメラ携行方法については、以下記事をご覧ください。

マイクロフォーサーズセンサーで高画質

オススメポイント5つ目は、マイクロフォーサーズセンサーを搭載し高画質な点です。

今はフルサイズセンサーを搭載したカメラの全盛期ですが、よほど拡大してみない限りはフルサイズとマイクロフォーサーズの違いはわかりません。

また、普及サイズのセンサー・APS-Cと、マイクロフォーサーズとは面積が1.7倍の違いしかありません。

防塵防滴・耐寒性能を有する

オススメポイント6つ目は、カメラ本体(OM-D E-M5 MarkⅡ)とレンズ(ED14-150mm)の両方が防塵防滴・耐寒性能を有する点です。

防塵性のないカメラ一式の場合、気を付けないと内部にチリや埃が混入しやすいです。
この点、チリや埃の舞いやすい登山でも、安心して使うことができます。

防滴性があるため小雨程度であれば、問題なく撮影できるでしょう。

耐寒性能があるため、春や秋のアルプスや、気温が常に氷点下を下回る雪山でも比較的使いやすいでしょう。
(それでも寒さでバッテリーが死んでしまう場合には、バッテリーをポケットで温めてから使うとよいでしょう)

初冬期の千畳カールにて。
気温は氷点下だったが、カメラは問題なく動作してくれた。

マグネシウムボディで頑丈

オススメポイント7つ目は、OM-D E-M5 MarkⅡがマグネシウムボディで頑丈な点です。

登山では、特にカメラを外に出して持ち歩くとぶつける機会も多いですが、OM-D E-M5 MarkⅡの場合、多少ぶつけたくらいではびくともしません。

一方、後継機種のOM-D E-M5 MarkⅢではプラスチックボディ(エンジニアリングプラスチック)が採用されており、この点ではグレードダウンしています。

ハイレゾショットで超高画質

オススメポイント8つ目は、いざというときには三脚を使ったハイレゾショットで、最大6,400万画素の写真を撮影することができる点です。

以下に作例を示します。

御嶽山の二ノ池を、ハイレゾショットで撮影。

[補足]もちろん、メインカメラとしても優秀

筆者は、OM-D E-M5 MarkⅡのレンズを交換し、メインカメラとしても運用することがあります。

ED12-100mmを使用すれば広角側が広くなり、風景撮影にも使いやすくなります。

fisheye proを使用すれば、超広角の明るいレンズとなり、風景撮影や夜景撮影に最適です。



今回の記事は以上になります。



(2021年1月8日追記:後継機種のOM-D E-M5 MarkⅢを購入しました!)

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