自分で撮ったり、購入した写真プリントを壁に飾る際には、フォトフレームに入れると見栄えが良くなります。フォトフレームには様々な材質のものがありますが、これらの中でも筆者は「アクリル製のフォトフレーム」をオススメします。アクリルの持つ透明性や高級感はとても良いものです。
今回の記事では、写真プリントをフォトフレームで飾る際の注意点を5つ紹介します。
目次
注意点
綿手袋を使って作業をしよう
綿の手袋を使って作業しましょう。
アクリルやプリント表面を素手で触ってしまうと簡単に指紋が付いてしまい、しかもとても目立ってしまいます。
この指紋を落とそうとクリーニングクロスで拭いた場合、プリントやアクリルには簡単に傷がついてしまいます。そもそも、アクリルの内側についた指紋をふき取るのはとても大変です。
よって、綿の手袋を使い「始めから指紋を付けない」対策が必須となります。
埃はブロワーで拭き飛ばそう
クリーンルームで作業でもしない限り、アクリル(の内側)やプリント表面には必ず埃が付きます。
この埃が気になる場合には、ブロワーで拭き飛ばすようにしましょう。ブロワーで落とせない頑固な埃の場合には、クリーニングクロスで軽く払うのみに留めておきましょう。
前述の通り、アクリルやプリント表面をクロスで強くこすると、簡単に傷がついてしまいます。
画鋲で壁に掛ける場合には、ロングタイプの画鋲を使おう
アクリルを画鋲で壁に固定する際には、ロングタイプの画鋲を使いましょう。
アクリルフレームの重さは、A3の大きさの場合1.2 kgにもなります。
通常の(針が短いタイプの)画鋲では簡単に落下してしまうでしょう。
(ただし、ロングタイプの画鋲を使った場合に必ず落下しないことを保証するものではありません)
尚、賃貸住宅の場合には、壁に画鋲で穴をあけていいのか悩む人もいるかと思います。一般的には「画鋲による壁の傷は賃借人は負担を負わないこととする」とされているので、問題はないことが多いです。筆者の場合にも2回引っ越しを経験していますが、画鋲の傷を問題視されたことはありませんでした。(ただし、契約によっては傷が問題になることもあるので、契約書をご確認ください)
埃や写真の位置に神経質になりすぎないようにしよう
これは一番大事なことですが、アクリルフレーム内に混入した埃や、写真の位置に神経質になりすぎないようにしましょう。
前述のとおり、クリーンルーム内で作業しない限り埃の混入をゼロにすることはできません。(そして、一般家庭にはクリーンルームはありません)
また、写真の位置をミリ単位で正確に合わせることはできません。
これらに神経質になり、作業を繰り返すほどアクリフフレームやプリントを痛める可能性があります。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
裏打ちを付けよう
プリントに裏打ちを付けましょう。
(裏打ちを付けるとは、厚みのあるシートをプリントの裏側に添付する作業のことです)
プリントをそのまま飾ると波打って(たわんで)しまい、恰好が悪くなってしまいます。(これはアクリルフレームにプリントを挟んでいたとしても同様です。アクリルフレームの中央付近は抑える力が弱いためです)
そこで、プリントには裏打ちを付けるようにしましょう。裏打ちを付けることで写真のたわみを防止することができます。
裏打ちについては、「裏打ちを別途購入して自分でつける」こともできますし、「外注時に裏打ちを付けてプリントする」ことも可能です。
おすすめアクリル製フォトフレームの紹介
おすすめアクリル製フォトフレームを2つ紹介します。
NAKABAYASHI アクリル製ピクチャーフレーム
1つ目は、NAKABAYASHI アクリル製ピクチャーフレームです。
このフォトフレームはサイズ展開が広く、A2の大きさまでがラインナップされています。
NAKABAYASHI アクリル製ピクチャーフレームに写真プリントを入れる際には、四隅のネジを付け外しする手間が発生します。この分作業としては煩雑になりますが、その分、求めやすい価格となっています。
マグパチフォトフレーム アクリル
2つ目は、マグパチフォトフレーム アクリルです。
マグパチフォトフレームはA3の大きさまでがラインナップされています。
マグパチフォトフレームでは、マグネットで簡単にパネルを開けて写真を挟むことができます。とても簡単な作業です。
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