「公共交通機関を使って登山をしたいけれど、バスの時刻を調べるのが大変。料金がいくらかかるのかもわからない」と悩んでいる方は多いのではないかと思います。そこで、スマホアプリのNAVITIMEを使うことで、自宅から登山口までの経路や料金を瞬時に調べることができます。しかも、始発、終電、時間指定で調べることができるので、一日の計画を立てやすいです。
今回の記事では、NAVITIMEを使って登山口までの公共交通機関の経路や料金を調べる方法を紹介します。
目次
調べ方
新宿駅~赤岳への登山口となる「美濃戸山荘」までの公共交通機関の始発経路を調べる方法を例に取って紹介します。
①以下はNAVITIMEの初期画面です。「トータルナビ」をクリックします。
②すると、NAVITIMEが以下の画面に切り替わります。出発地点を入力します。自宅の最寄り駅でもいいですし、スマホのGPSを付けて自宅にいる状態で「現在地」を選択すれば、自宅が出発地点となります。今回は「新宿駅」と入力しました。
③到着地点の名称を入力します。登山口近くにある建物、駐車場、バス停などの名称を入力すればよいです。今回は、美濃戸山荘を入力しました。
④出発日時を入力します。時間の代わりに、始発や終電とすることも可能です。今回は10月30日の始発と入力しました。
⑤検索条件を入力します。「新幹線」「有料列車」「高速バス」「路線バス」などの利用有無を入力します。
⑥トータルナビを選択します。
⑦検索ボタンをクリックします。
検索結果
以下のように検索結果が表示されました。
新宿駅から美濃戸山荘までの始発は「7時に新宿から電車に乗って、茅野駅で路線バスに乗り換えて美濃戸口バス停で降り、徒歩で美濃戸山荘に11時過ぎに辿り着く」経路であることが分かりました。所要時間は片道4時間13分、料金は6,650円でした。
各経路をクリックすることで、経路の詳細を知ることができます。
他の登山口
それでは、赤岳(美濃戸山荘)以外の登山口への経路を調べることはできるのでしょうか。筆者が試したところ、特に問題なく調べることができました。以下に数例を示します。
Google Mapとの比較
NAVITIMEと類似のサービスにはGoogle mapがあります。しかし、Google mapでは電車単体やバス単体の経路を調べることはできても、電車とバスの複合ルートを調べることはできません。よって、NAVITIMEに軍配が上がります。
類似アプリに注意
NAVITIMEには「ドライブレコーダー」「ドライブサポーター」「自転車」「バス」「乗換」などの多数の派生アプリがあります。今回のように登山口までの公共交通機関の経路を複合的に調べることができるのは、純正のNAVITIMEのみです。
auスマートパスプレミアム版がお得
NAVITIMEを単独で契約すると、プランにも寄りますが最安で月額400円(税込)です。月額548円(税込)のauスマートパスプレミアムを申し込んだ方が、わずか148円の金額アップで様々なサービスを利用することができるためにお得です。
auユーザーでなくてもauスマートパスプレミアムを使うことができます。筆者はdocomo回線のBIGLOBEモバイルユーザーですが、問題なく利用できています。
・映画館、ロッテリア等の割引が使える
・ウィルス対策ソフト、山の天気予報、NAVITIME系アプリ、ゲームアプリを使い放題
・月額548円(税込)
・30日間は無料
auスマートパスプレミアムでは、以前はWebアプリ(Webブラウザ上から利用するアプリ)しか利用することができず不便でした。現在は、androidであればほとんどのアプリが専用アプリ(端末にインストールして利用するアプリ)となっており使いやすくなっています。もちろん、NAVITIMEを単独で利用した場合と、auスマートパスプレミアム経由で利用した場合とで、機能や使いやすさに違いはありません。ただし、iOSの場合にはWebアプリとなっているため、使いにくくなっています。
今回の記事は以上になります。