毎年8月に行われるみなとみらいスマートフェスティバルの花火を見るための場所取りは大変です。一方でホテルを取るにしてもどこから花火が見えるのかはわかりにくいものです。そこで、オークウッドスイーツ横浜をおすすめします。理由は、ガラス越しではなく直接花火を見られる、花火だけではなく観覧車の夜景も同時に楽しむことができる、シティビューの部屋を取れば47~51階の高層階から確実に花火が見られるからです。
今回の記事では、オークウッドスイーツ横浜のスタジオデラックス・シティビューキングという部屋に宿泊して花火を眺めてきた感想を紹介します。
目次
オークウッドスイーツ横浜とは
オークウッドスイーツ横浜は、横浜市中区に2020年にオープンしたばかりの高層ビルです。分譲マンションと宿泊施設が入居しています。
花火が見える部屋
オークウッドスイーツ横浜には以下の部屋があります。
- スタジオ スーペリアキング
- スタジオ スーペリアツイン
- スタジオ デラックス シティビューキング
- スタジオ デラックス ベイビューキング
- スタジオ デラックス ベイビューツイン
- 1ベッドルームスイート シティビューキング
- 1ベッドルームスイート ベイビューキング
- 1ベッドルームスイート ベイビューツイン
- 2ベッドルームコーナースイート シティビュー
- 2ベッドルームコーナースイート ベイビュー
- 3ベッドルームコーナー スイート
これらのうち花火が見えるのは、シティビューと名称の付いた部屋のみです。これらの部屋はランドマークタワーの方角を向いており、右ななめ前方方向に花火を眺めることができます。「3ベッドルームコーナー スイート」の部屋のバルコニーからは唯一花火を真正面に見ることができ、最もグレードの高い部屋となります。
尚、みなとみらいスマートフェスティバルだけでなく、毎年6月に行われる横浜開港祭の花火の打ち上げ地点も、みなとみらいスマートフェスティバルの地点とほぼ同じであるため、これらの部屋から花火を眺めることができます。
紛らわしいのですが、1ベットルームのベイビューと名称の付いている部屋からは花火の打ち上げ地点と反対側の横浜ベイブリッジや横浜スタジアムしか見ることができません。また、スーペリアでは部屋の位置が確約されていないため、花火が見えない可能性があります。
料金
オークウッドスイーツ横浜の宿泊料金は日によって異なり、花火のある日は高くなります。参考までに、花火が挙がる3日前の時点で「スタジオデラックスベイビュー キング」は約¥40,000、「3ベッドルームコーナースイート」は約¥150,000でした。1名追加となるごとに約¥2,500が追加されます。
オークウッドスイーツ横浜の宿泊体験とメリット紹介
横浜には様々なホテルがあります。これらの中でもオークウッドスイーツ横浜を花火鑑賞におすすめする理由を、ホテルに入ってから花火を眺めるまでの時系列に沿って紹介します。
外観・共用部
馬車道駅から徒歩5分、オークウッドスイーツ横浜にやってきました。
エレベーターにて68階に上がります。68階には「フロント」「展望ゾーン」「レストラン」があります。展望ゾーンには普段は一般人も入ることができますが、花火のある日は宿泊客しか入ることができません。花火が見える方向にも展望が利きますが、場所が狭いため客室から眺める方が良いでしょう。レストランはホテルとは別経営となっており、基本的に宿泊客がここで食事をとることはありません。
フロントにてチェックインを済ませ、カードキーを貰います。さらにエレベーターにて客室へと向かいます。客室は47~51階の高層階となっているため、シティビューの部屋であれば、階層が低くて花火が見えないということは無いです。多くのホテルでは、客室から花火が見えるのかどうかが分かりにくいことが多いです。
エレベーターにて48階に到着しました。長い廊下を歩き、スタジオデラックス シティビューキングの部屋にチェックインしました。
スタジオデラックス・シティビューキングの部屋の紹介
スタジオデラックス・シティビューキングの部屋に入りました。
バルコニーからの眺め
バルコニーに出てみました。真正面にランドマークタワーが見えます。オークウッドスイーツ横浜では、窓ガラス越しではなく、遮るものなく景色を見ることができます。多くのホテルの窓ガラスは空かない構造となっていることが多いため、窓ガラス越しに花火を見ることになってしまいます。ただし、バルコニーから物を落とさないように注意しましょう。バルコニーから落ちたものが風に煽られると、遥か下の3階通路を空いている人に物が当たる可能性があります。バルコニーに出る際は腕時計、スマホ、グラスなどを持ち出さないように。
バルコニーから斜め右方向には、花火の打ち上げ地点となっている臨海パークが見えます。
花火
時刻は19時。空が綺麗な夕日に染まります。雲が鳥のような形をしていますね。3年ぶりに開催することのできた花火大会を祝福しているかのようです。
時刻は19時30分。大歓声と共に花火が挙がりはじめました。オークウッドスイーツ横浜からは、横浜を象徴する建造物であるコスモタワーの観覧車や、半円が特徴的なコンチネンタルホテルを前景として花火を見ることができます。さらに、海上の打ち上げ地点も見ることができます。これだけの好条件が揃った場所はなかなか無いでしょう。
花火の色も、観覧車の色も刻一刻と変わっていきます。
時刻は20時前。フィナーレの花火が激しく打ちあがります。
時刻は20時。万来の拍手を持って花火大会が終了しました。感動しました。
花火後には、ランドマークタワーを眺めながら獺祭スパークリングを頂きました。ホテルには赤ワイン用グラス、スパークリング用グラスが用意されています。
室内
部屋のバルコニー以外の部分を紹介します。
部屋の構成は、手前がキッチン、右が洗面所、風呂、トイレ、洗濯機、中ほどがベッド、テーブル、ソファー、そして奧がバルコニーとなっています。オークウッドスイーツ横浜には夕食や朝食と言ったサービスはありません。この部屋に食材を持ち込んで調理するか、出来合いのものを買ってくるか、あるいは周辺で食事をする必要があります。
キッチンには、以下のような設備が充実しています。食材を持ち込めば調理することも可能です。
さらに、シャワールームが備わっているのは普通だとしても、まさかの乾燥機能付き洗濯機まで完備されているという充実ぶりです。
周辺情報
オークウッドスイーツ横浜を2倍楽しむための周辺店の情報を、以下に紹介します。
リカーショップオグラ
日本酒が好きな方には、ホテルで飲むためのお酒の買い出しにリカーショップオグラがおすすめです。田酒、八海山、獺祭といったメジャーなものから、マイナーなものまであらゆる日本酒が揃っています。しかも定価で購入することが可能です。前述の「獺祭 純米大吟醸 スパークリング 45 360ml」は、こちらにて税込¥1,370で購入したものです。日本酒の他にも、一部赤ワインや白ワインなどもそろっています。
リカーショップオオニシは、横浜第二合同庁舎の地下1階に入っています。一般人も入店可能です。
旬彩料理 十三夜
オークウッドスイーツ横浜の周辺には多数の居酒屋があります。今回は、和食や海鮮のおいしい旬彩料理 十三夜さんにお邪魔しました。
里武士 馬車道
オリジナルのクラフトビールを製造・販売している里武士 馬車道さんです。10種類以上のビールを樽から出したてで飲むことができます。持ち帰りはできないので、店舗内で飲む必要があります。
今回のオークウッドスイーツ横浜の紹介記事は以上になります。