Translate

【秋山登山】赤石岳・荒川三山~南アルプス南部の絶景周回路~

2019年9月13~15日の2泊3日の日程で、南アルプス南部の赤石岳と荒川三山に登ってきました!

赤石岳と荒川三山の紹介

赤石岳は標高3,120mを誇る南アルプスの盟主です。
南アルプスが別名赤石山脈と呼ばれていることからも、このことがわかるかと思います。
山名の由来は、赤い岩盤が見られることです。

赤石岳


荒川三山は、荒川前岳、荒川中岳、荒川東岳(悪沢岳)の三座から成る山です。
岩々とした山容のかっこいい山です。

荒川三山


いずれの山も、とても山深いところに位置します。
静岡県のインターチェンジを降りてから車で2時間かけて畑薙ダムまでたどり着き、そこからさらに東海フォレストの運営するバスに乗り込み1時間かけて登山口となる椹島ロッジへと到着します。

今回は、敬老の日の3連休+有給休暇1日を使い、2泊3日でこれらの山を踏破してきました。
尚、今回はかなり無理をして登っています。よほど体力に自信のない限り、通常はもう1日追加し3日4泊とした方がよいです。
無理に2泊3日で歩き通そうとすると怪我・遭難の元となります。

コースタイム

コースタイムは以下の通りです。

  • 初日:椹島ロッジ→赤石小屋→赤石岳→赤石岳避難小屋(コースタイム9時間)
  • 二日目:赤石岳避難小屋→荒川小屋→荒川三山→千枚岳→千枚小屋(コースタイム8時間)
  • 三日目:千枚小屋→椹島ロッジ(コースタイム5時間)

尚、本ルートの詳細は昭文社「山と高原地図 塩見・赤石・聖岳 (山と高原地図 43)」に記載されています。
地図を持たない登山は危険です。必ず地図を持って入山するようにしましょう。

畑薙臨時駐車場~椹島ロッジ

【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (3)

時刻は朝5時。
都内発の毎日アルペン号に乗り、畑薙臨時駐車場に到着しました。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (4)

朝7時半発の椹島ロッジ行きバスを待ちます。
列の後方になってしまうと始発のバスに乗れない可能性があるので要注意!

バスの時刻表はこちらをご覧ください。
時刻表は季節により異なります。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (2)

臨時駐車場には水場があります。
バスを待っている間、ここで水筒に水を補給しておくとよいでしょう。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (1)

臨時駐車場には仮設トイレがあります。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (5)

バスが到着しました。
バスに乗る際に、初日の宿泊地を告げて3,000円を払います。
尚、東海フォレストの運営する山小屋に宿泊しなければこのバスに乗ることはできません。要注意。(適当に誤魔化そうとしても、無線で連絡を取り合っているためバレますのでご注意を)


時刻は9時前。
椹島ロッジに到着しました。
バスの都合上、どうしても登山開始が遅れてしまいます。
出発時間に余裕を持ちたい場合には、椹島ロッジに前日泊するのもよいでしょう。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (6)

椹島ロッジ近くのコインロッカーに下山後の荷物をデポすると、軽身で登山できます。
料金は中型が300円/1日。大型が400円/1日也。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (7)

かわいい模型が置いてありました。
南アルプスの主要な山が記載されています。
一家に一台欲しい。


大倉尾根と赤石小屋

【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (8)

初日は大倉尾根を登り、赤石岳と赤石岳避難小屋を目指します。
ここが登山口となります。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (9)

大倉尾根は標高差2,000mを一気に駆け上がる急登です。
しかし道がよく整備されているため、とても登りやすいです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (10)

赤石小屋(注:赤石岳避難小屋とは別の小屋)までは1/5ずつの標識が付けられています。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (11)
【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (12)

急登を登っていきます。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (13)

季節は秋。高山植物は少ないかわりにキノコが多数見られます。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (14)

幻想的な樹林帯を登っていきます。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (16)

高山植物の数は明らかに少ないです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (17)
【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (18)

赤石小屋まで、あともう少し。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (19)

歩荷返しと呼ばれる急登の始まりです。
名前だけ聞くとΣ(゚Д゚) となりますが、そこまでではありません。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (20)

トリカブトだろうか。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (21)
【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (22)

歩荷返し終了!


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (23)

赤石小屋に到着しました。
通常は、赤石小屋泊とするのがよいでしょう。
今回ブログ主が目指す赤石岳避難小屋はコースタイム9時間、標高差2,000mのため、よほど体力に自信がないと一日で登るのは危ないです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (26)

赤石小屋からは富士山を見られます。
ロケーションのよい立地です。


赤石小屋では無料で飲料水を頂けます。
ただし、量に限りがあるようです。
翌日の朝には飲料水切れとなってしまったようです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (25)

赤石小屋のトイレ。


赤石岳

【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (30)

さらに先を目指します。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (27)

標高は約2,700m。
ようやく森林限界を超え、赤石岳を視界に捉えました。
北アルプスと比べ、太平洋側に近い南アルプス南部は積雪量が比較的少ないため、森林限界が高いです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (28)

こちらは、明日登る予定の荒川三山です。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (29)

富士山。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (31)

ミネウスユキソウです。
先月に白馬岳で見たものより葉っぱが緑色がかっています。
これは山域による違いなのか、それとも季節によるものなのだろうか?


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (32)

気の早い紅葉です。


お花畑に到着しました。
谷間を進み、椹島下降点を目指します。


キタ沢源頭部です。
赤石岳避難小屋に宿泊する場合は、ここで必ず水を汲んでいきましょう。
赤石岳避難小屋には水場が無いため、水を分けてもらえません。

(食事用の熱湯であれば、少量であれば分けてもらうことが可能です。)


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (35)
【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (36)

雲海と富士山。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (37)

ガスが取れてきました!


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (38)

椹島降下点を目指し登っていきます。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (39)

椹島降下点に到着しました。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (41)

椹島降下点の向こう側には…雲海が広がっていました!
予報どおり日本海側の方がやや天気が良いようです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (40)

雲海から顔をのぞかせる中央アルプス。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (43)

太平洋側の山には、滝雲が流れていました。
太平洋側の湿った空気が流れてきているようです。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (42)

赤石岳を目指し、最後の登りをいきます。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (44)

振り返る登り。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (45)
【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (46)

赤石岳山頂(標高3,120m)に到着しました!
日本に21座しか存在しない3,000m峰の1つです。


赤石岳避難小屋

【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (47)

赤石岳直下に建つ赤石岳避難小屋に宿泊します。
赤石岳避難小屋は稜線上に建つとてもロケーションの良い避難小屋です。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (48)

時刻は17時。赤石岳避難小屋に到着しました。
この時間の到着は一般的には遅くあまり褒められたものではありません。

赤石岳避難小屋には営業期間中であれば管理人さんが常駐していますが、基本的に食事や飲料水の提供は行っていません。
ビールや軽食の販売のみです。
必ず水や食料を持参するようにしましょう。

山小屋の詳細情報はこちら


バスのチケットを見せることで、宿泊料金からバス料金3000円が割り引かれます。これが東海フォレストが運営する山小屋のシステムとなっています。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (49)

椹島ロッジから一日で赤石岳避難小屋に来ると、記念の缶バッジをもらえます。
(非売品)


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (50)

時刻は夕刻。
夕日ショーの始まりです。

【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (51)

富士山と赤石岳の影。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (52)
【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (53)

赤く染まる山並み。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (56)

中央アルプス。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (57)

赤富士。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (59)

赤く染まる赤石岳山頂標識。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (61)

滝雲。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (62)

太陽が沈みます。
長かった一日が終わりを告げようとしています。


【秋山登山】赤石岳・荒川三山 (63)

太陽が沈み、空がグラデーションに染まるマジックアワーの時間帯です。

次ページは、満月に照らされる絶景の夜景です。

スポンサーリンク

share me!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

follow me!

error: Content is protected !!